2008年11月17日

バイリンギャル

既に死語となって久しいですが、二ヶ国語を流暢に会話できる、主として帰国子女の女性のことを「バイリンギャル」と呼んでいました。

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多くの国の言葉を流暢に喋りたい。これは、バベルの塔以来の人類共通の願いと言えます。

日本で多国語を喋ることのできるタレントと言えば、古くはアグネス・チャンさんがその代表格でした。香港出身で広東語、英語がネイティブな彼女は日本語にも堪能ですし、おそらく北京語も、そしてひょっとしたらフランス語やドイツ語も平気で喋ることが出来るでしょう。

80年代になり、割と普通のサラリーマンが海外に赴任する時代になると、「帰国子女」というバイリンガルが急増しました。80年代前半で言うと、タレントの早見優(=ハワイ出身。一説には熱海出身とも)がその代表で、80年代後半は西田ひかる(ロサンゼルス出身)でした。いずれも西海岸や太平洋の陽気な開放性が、日本固有の少し湿った雰囲気と一線を画していました。

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私自身も、複数の言語を自由に操りたいと苦闘した時期があります。ですが、「ふらんす」の記事に書いた通り、大学で第二外国語として選択したフランス語はとうとうモノになりませんでした。余勢をかってドイツ語にも手を出したのですが、こちらも駄目。僅かに「アイン、ツヴァイ、ドライ」ぐらいしか喋れません。
諺に「巻物は、両方から巻いてはいけない」という通り、どれか一つの言語をキチンとマスターしてから次の言語を習得すべきだったのですが、英語も含めて惨憺たる結果に終わり、「同時にあれもこれも手を出すと、全部中途半端になる」という教訓のみを残してしまいました。

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言語の習得は、何故か男性よりも女性の方がずっと上手いようです。そのためか、二ヶ国語を喋る帰国子女のうち「バイリンギャル」と、ことさら女性だけがクローズアップされました。どことなく「チャラチャラした雰囲気」という先入観もあったかもしれません。

その先入観のせいか、頭痛薬「ノーシン」のCMに起用された西田ひかるは、最初のバージョンこそ
「私はすぐに、治りたgirl!」(girlの発音記号=eの逆さ)
と、ほぼネイティブな発音をしていました(→動画はこちら)。
ところが、「これでは一般の日本人に理解されない」とノーシン首脳陣が脳震盪を起こした為か、次のバージョンのCMでは
「治りたガール!」
と、思い切りカタカナの「ガール」(=日本語)の発音に修正されてしまいました(→動画はこちら)。
結局、わざわざバイリンガルの西田さんを起用した意味が薄れてしまいました。

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90年代以降、グローバル化の流れが急速に進んだこともあって、もはや「バイリンギャル」は特別の羨望を浴びることも少なくなりました。2008年の現代に於いて、学ぶべき第二外国語は欧州の言語でなく中国語(北京語)が主流になっています。
これからは、アジア発のバイリンギャル達が世の中をリードして闊歩して行きそうです。

(本文と写真は関係ありません)
ラベル:二ヶ国語 80年代
posted by シモン at 00:00| 東京 ☀| Comment(11) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
陳美齢様は、6つの言葉を話すことが出来ます。
日本語、英語、仏語、独語、広東語、北京語です。一説によると、阿弗利加のどこかの国の言葉も話せるようです。
名前の呼び方も、5つあります。
正式名称は「金子陳美齢」らしいのですが、「金子美齢」「アグネスチャン」のほか、陳美齢も、「チャン・メイリン」と呼ぶ(これが本当の本名)場合と「チェン・メイリイ」と呼ぶ場合があるのです。日本式に「ちん・びれい」と呼ぶ場合もありますので、都合6種類です。まるで、アシュラマンのようなお方です。
Posted by デハ at 2008年11月17日 20:21
実を言いますと、私の初恋は35年前、ブラウン管の中の陳美齢様でした。
Posted by デハ at 2008年11月17日 20:38
♪おっかの上 ヒナゲシの 花で〜
アグネスの私の初印象というと、「おでこの広いハイソックスをはいた香港少女」でした。
国連大使もやってるので、アフリカの言語も出来そうですね。
アグネスぐらいになれば、本当の意味での「マルチリンガル」として胸を張れそうです。

しかし、デハさんの初恋の相手だったとは存じませんでした。デハさん、林某女史のことは大嫌いでしょうね(私も嫌いです)。
Posted by シモン at 2008年11月17日 21:29
もちろん大嫌いです。しかし田島某はもっと嫌いです。

私は、
女性の権利だけ主張し、義務を果たさない女

が大嫌いなのです。

女性専用車に群がる、絶対痴漢のターゲットにされないだろうおばはんとか、煙草や麻薬やっていて、保険料も払わないくせに、母子手当てを請求する金髪の母親(2歳ぐらいの子まで金髪にしている)とかはむかつきます。
 また、男性を敵視する理由が単に自分が醜くて相手にされないだけなのを転嫁しているようにしか見えない奴もいますね。
Posted by デハ at 2008年11月18日 07:25
いやホントその通りだと思います。
特に女性専用車ってのは、やめてほしいですね。ごく一部の痴漢のために、まっとうな大半の男性が不快な思いをしても当然、という考えはどうかと思いますね。

あと、日本の朝鮮半島植民地時代と拉致問題を天秤にかけて「5人や10人返せと言ってもフェアじゃない」などと抜かした女性議員も大嫌いです。
Posted by シモン at 2008年11月18日 20:08
私の悩みは、自らがバリバリの狂信的保守で国粋主義者でありながら、中国系英国人の陳美齢様を愛し、どちらかというと左翼的な歌を歌う森山良子さんの歌が好きだということなのです。
Posted by デハ at 2008年11月18日 20:42
私もデハさんと同じ傾向がありますよ。
アグネスも森山良子も、良識と気品があるからいいじゃないでしょうか。

ところで昨晩あたりから急に寒くなりましたね。お体ご自愛ください
Posted by シモン at 2008年11月19日 19:23
いい女の条件
1、外見
色白・黒髪ストレートロング・なで肩・美乳・細身・お尻が丸い・手が細い・太ももやや太い・黒目かち・鼻の幅が狭く真直ぐ、唇が小さい・歯が白いそして声が甘美。
2、内面
とにかく優しい。母性がある。女性としての役割をきちんと果たす。料理が上手い。女性らしい服装を好む。
3、能力
頭いい。医療の知識がある。料理の知識がある。語学堪能。音楽の才能がある。
以上です。
この条件を満たした人はちゃんと実在します。それは、陳美齢様です。
 というか、陳美齢様の外見や、能力や実績を単に列挙したにすぎません。
 その上、陳美齢様は年をとりません。
普通。53歳の女性がミニスカートにハイソックスを穿いて、ミニスカターンはしません。出来ません。また天使の羽やうさみみとかはつけませんが、デビュー以来35年間、殆どステージ衣装が変わっていません。天地真理や麻丘めぐみちゃんはたぶんこういう格好はもう出来ないでしょう。もちろん、上沼恵美子もです。当時から群を抜く美しさでしたが、回りが衰えるのを尻目に、益々その輝きを増しています。ファンも大事にします。そしてなによりも世界の子供たちのために尽くしています。さらに、そのために決してわが子や夫を犠牲にしないところも偉いところです。
よく、活躍してる女性の中には、女性であることを放棄して男性に同化していたり、家庭を犠牲にしている人が目立ちますが、陳美齢様は家庭も仕事もファンも世界の不幸な子供たちも全て幸せにする存在なのです。
 人類が生み出した最高傑作が陳美齢様のなのです。
Posted by デハ at 2008年11月28日 21:31
デハさんはアグネスの大ファンなんですね。
私はそこまでほれ込んだアイドルという対象がなくて、チョット残念です。
アグネスのような女性は、現代日本にはなかなか現れないですね。
Posted by シモン at 2008年11月28日 21:39
アグネスは私の理想の原点なのです。全てがアグネスから始まりました。今、好きな人もアグネスに似ていますし昔振られた子もアグネスに似ていました。アグネスのほかにも好きなタレントは居ましたが皆タイプ的にはアグネス似でした。好きなアニメキャラクターもアグネス似でした。
鶏が先か卵が先かではありませんが、美人が先かアグネスが先かとなり、要するにアグネスのようなものが美人と私の中では定義づけられていたのです。
Posted by デハ at 2008年11月28日 21:50
成る程、「好きな顔のタイプ」がアグネスこと陳美齢さんと同一なんですね。
私も好きな顔のタイプというのがあります。中二時代の同級生でした。どうもその頃から異性を意識するようになったかもしれませぬ。
Posted by シモン at 2008年11月28日 22:00
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