2010年02月08日

校庭机文字事件

1988年2月21日、世田谷区の中学校で起きた事件です。

9noji.jpg


1988年2月21日、世田谷区立砧南中学校で「ミステリアスな事件」が起きました。深夜に学校に押入って警備員を縛り上げ、机を校庭に運び出して「9」の文字を作ったのです。
深夜の校庭に、整然と447個もの机を並べて表現した「9」の文字。報道を見た誰もが、その意味するものについて、実に様々な憶測を抱きました。

「9というのは、学校に恨みを抱いている第9期の卒業生を表した」
「9というのは古代ヘブライの霊数で、犯人はナスカの地上絵を描いた」
「村上龍の「69」にカブれた在校生の仕業」
等等です。
マスコミも便乗して、「9の謎」の真意は面白おかしく毎日報道されました。

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事件の3日後、「日本帝国主義革命連合軍別働黒い9月一派」を名乗るグループから、「犯行声明」が報じられます。それによると
「9=ヒカルゲンジ+ショウネンタイ−1暗殺」
と書かれていました。一種の「殺人予告」です。
突然、この事件は遊戯とは程遠い物騒なものとなりました。
ヒカルゲンジや少年隊には、ものものしい警備がつけられました。

4月21日、事件は急転直下解決します。犯行の実行犯が捕まったのです。「日本帝国主義云々」という組織は全然関係なく、単なる便乗犯だったのです。
犯行グループは21〜22歳の同校の卒業生5人で、
「9は最大の数字。おれたちは1999年に日本のトップにいる人間だ。世間がどれだけ騒ぐか試してやった。宇宙人は存在する」
等と供述しました。

それまで無責任に騒いでいたマスコミも、いざ事件が解決してしまえば「人騒がせな愉快犯」といった無難なコメントを寄せただけでした。ニュースステーションの久米宏も「とにかく世間を騒がせた罪は重い」という図式的な答えを結論にしていました(それにしても、「世間を騒がせた罪」という犯罪は日本の刑法には存在しませんが)。

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事件は一過性のお祭り騒ぎで終わり、誰もがこの事件のことを忘れてしまいました。私自身も、つい先日新聞の縮刷版を見るまですっかり忘れていました。80年代的「劇場犯罪」の一例だったというところでしょうか。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 18:00| 東京 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そんな奴等ですら今の私よりずっと幸せなんだろうな。
女子高生コンクリ殺人の元少年ですら家庭持っていたというのに、私は世の中の全ての女性から見捨てられ、いや地球というこの星から見捨てられ遺伝子を残すことが出来なかった
Posted by デハ at 2010年02月08日 18:38
デハさん
そんな風に思っちゃダメです★
誰だって後悔して生きてます。私だって・・・
こんな年まで独身で、女で、どうするんじゃーーー!!
と、喉元まで出掛かってますけど、頑張って生きてます。
こんな事件起こした奴らが、デハさんより幸せなわけないでしょう!!プンプン!!
もっと自信持ってください!!
Posted by まろん at 2010年02月08日 19:48
 そうかなぁ・・・。
コンクリの連中のほか、後藤ユウキとかもちゃんと所帯もって、遺伝子を残すことに成功していて、私よりずっと生物的に恵まれていると思うんですよ。
 押尾とか、小沢だって私よりずっと恵まれた暮らししているじゃないですか。
 槙原に至っては犯罪者なのに松本先生にたてついて、ファンのやつらに慕われて。
 私は何にも悪いこともしていなくて正直に真面目に暮らしていて、収入もある程度あって、並み以上の大学出ているのに、何故こんなに不幸な思いしなくてはならないのでしょか。
Posted by デハ at 2010年02月08日 20:47
この事件・・・思い出しました。
確か「世にも奇妙な物語」で、この事件をモチーフにしたようなドラマをやっていました。
宇宙人の仕業、みたいな・・・。
Posted by ラー at 2010年02月08日 21:03
いろんな意味で、「80年代的劇場犯罪」でしたね。
それ以前だったら、学校の窓ガラスを手当たり次第割るとか「破壊行為」を伴っていたはずですが、この事件では「大量の机を規則的に並べる」という「非破壊的暴力」で社会に反抗した、というところが特徴です。
Posted by A2Z at 2010年02月08日 21:38
この事件自体は記憶にありませんが、学校を舞台にした劇場型犯罪という意味では、10年後起こる酒鬼薔薇事件を想起してしまいました。殺した子供の首を校門に晒すと言う残忍な手口は比較にはなりませんが、80〜90年代は学校教育に対する不満が根強い時代でした。

そう言えば、机文字事件当時は光GENJIが売れていた時代でした。直後のバンドブームであっさり表舞台から消えてしまいましたが…
Posted by HB at 2010年02月08日 22:26
みなさんコメントありがとうございます。

>デハさん
いや違いますって、犯罪者と一緒にしちゃダメですよ。自分がこの世に生存していることに価値を見出して、子孫がどうこうでも、まずは結婚されてください。
子孫が絶えるという意味では、私も娘ひとりなんで、私の代で家は滅びます。姉貴夫婦に子供はいないし。。

>まろんさん
最近は女性も若さを保つ時間が昔に比べて長くなったので、まだまだ人生これからです。言うまでもないことですけど。

>ラーさん
そうです、「世にも奇妙な物語」で、カウントダウンのように机が並べられる…という話をやってました(うろ覚え)

>A2Zさん
仰るとおりで、「80年代型劇場犯罪」でしたね。これが90年になると、HBさんが仰るような陰惨な事件が増えてしまうのですが。

>HBさん
この頃の学校教育はまだまだ管理教育で、校内暴力が日常茶飯事でしたね。といって、ゆとり教育は極端なんですが…
光源氏、ローラースケートで地平線の彼方に消えていきました…
Posted by シモン at 2010年02月09日 20:06
だって誰も結婚してくれないんですもの。
それから、シモン様も婿を取るという手段も御座いますよ。
私の祖父も婿でしたし、14代中5人が婿です。皇室ではないので、血が繋がっていれば女系でも良いのです。
 伊達泰宗様にも男子がなく、35代目にして初めての婿を取るようです。
 子供はいいものです。
悪人の子であろうと、滞納者の子であろうと民主党さまからの厚い保護が加えられます。
子供の居ない惨めさ、配偶者の居ない辛さは、子供のいる人、配偶者のいる人にはわからないし、長く続いた血統であればあるほどその辛さが倍化することも多分分かってもらえないのだと思います。
Posted by デハ at 2010年02月09日 20:56
犯罪者と一緒どころか、犯罪者以下の状況におかれています。麻原や後藤ゆうきには子供がいますが、私には居ません。
悪の血統は続きますが、丹羽作左衛門以下主君丹羽家の血統を遠く仰ぎ、(丹羽家の女系での家祖は信長公庶兄・信広公となります)忠義一筋に生きてきた我が家の血統は絶えてしまうのです。
 しかし、例え方を代えると、ゴキブリや雑草の生命力と、血統書付きの犬猫の生命力の違い、ということにもなるかもしれません。
 悪党たちはそれこそゴキブリや蝿や雑草のようなもので、殺しても駆除しても蔓延ってしまいます。

 以前も申し上げましたが、私の境遇はペットショップで売られている犬猫と非常に良く似ています。
Posted by デハ at 2010年02月09日 21:04
光源氏からは逮捕者が複数でましたね。
でもそんな犯罪者たちですら、私よりは女性には恵まれています。
 婦人警官を故意に轢いた稲垣も単に駐車違反だけで済まされてでかい顔しています。菅野美穂とも復縁したようです。
 以上のことからもわかるように、私は犯罪者と一緒なのではありません。犯罪者以下なのです。
Posted by デハ at 2010年02月09日 21:07
いやデハ様、犯罪者と別次元なんですって・・・

ところで稲垣くん
>菅野美穂とも復縁したようです
ってホントですか??
Posted by ラー at 2010年02月09日 21:46
人殺しの人攫いの未成年でも子供いるんですよね。そいつの遺伝子は残ったんですよね・・・。悔しいなあ。私は犯罪者以下なのかなあ。
 
Posted by デハ at 2010年02月11日 22:24
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