2010年03月02日

イージーリスニング

流行に左右されない音楽です。

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私達がふと喫茶店に立ち寄る時、店内には有線の音楽が流れていることが多くあります。聞いていくそばから忘れてしまう、あまり強烈な印象を残さない音楽。いわゆる「イージーリスニング」と呼ばれるこの種類の音楽は、病院の待合室やスーパーの店内などでよく耳にします。

普段は気にしていないのに、何かの弾みで耳にすると「懐かしい」と思える管弦楽の響き。といって、わざわざコンサートホールまで出かけていって聴きたいとはあまり思わないのは、それほどまでに街中で無料で聴いていることの裏返しなのでしょう。
代表的な作曲家を思い出してみます。

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ポールモーリア
日本で「イージーリスニングの大将」といえばこの人。フランス人。私の友人で、ポールマッカートニーと混同していた人がいたが、別人。代表作「恋はみずいろ」「エーゲ海の真珠」「涙のトッカータ」など。

レイモンルフェーブル
ポールモーリア同様、フランス出身の音楽家。フルート奏者でもある。同じフランス人仲間のミッシェルポルナレフの曲をイージーリスニングにアレンジしたりした。代表作「シバの女王

カラベリ
ポールモーリア、レイモンルフェーブル同様、この人もフランス人。本名クロード・ヴァゾーリ。この人も日本人には親しみ深く、度々来日している。代表作「ジェットストリーム

マントヴァーニー
イタリア生まれのイギリスの作曲家。イギリスのデッカレコードから数多くのミリオンセラーを記録。代表作「80日間世界一周」は日本でも「兼高かおる世界の旅」の音楽として有名。

パーシーフェイス
アメリカを代表するイージーリスニングの王様。カナダ生まれ。子供時代、妹の火遊びを手でもみ消してやけどを負い、ピアニストを断念し音楽家になった。代表作「夏の日の恋

フランクミルズ
パーシーフェイス同様、カナダ出身の音楽家。代表作「愛のオルゴール」は、日本では高田みづえ(現若島津の奥さん)が日本語の歌詞をつけて歌った。

ヘンリーマンシーニ
イタリア系アメリカ人の作曲家。この人は映画音楽を数多く手がけた。代表作「ティファニーで朝食を」「刑事コロンボのテーマ」「ピンクパンサーのテーマ」他多数。

リチャードクレイダーマン
フランス出身のピアニスト兼音楽家。イージーリスニング界の貴公子。容姿端麗で、日本では主婦層に受け、コンサートホールはそういった人達で埋め尽くされる。代表作「愛のコンチェルト」「渚のアデリーヌ

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以上、有名なイージーリスニング・アーチストを挙げてみました。
イージーリスニング界は高齢化が進み、後継者があまりいないため、2010年現在活躍しているのはリチャードクレイダーマンのみで、他のアーチストはことごとく引退したり逝去したりしています。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 14:00| 東京 ☔| Comment(15) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はクレイダーマンの大ファンで、来日を毎年期待しています。一昨年仙台に来た際は帰りの新幹線が同じ車両で感激しました。
 他の仏蘭西人と異なり、年をとっても容姿端麗で細身なのが印象的です。
私の考える美男子とは、彼のことを指します
Posted by デハ at 2010年03月02日 19:40
パーシー・フェイス・オーケストラの「夏の日の恋」はよくFM[ジェットストリーム」なんかでかかってましたね。
深夜に疲れた体をソファに横たえ、コーヒー一杯飲みながら聞く音楽・・・という感じです。
Posted by ラー at 2010年03月02日 20:03
ポール・モーリア亡き後も、ポール・モーリア・グランド・オーケストラは健在です。
ちょうど長谷川町子さんが亡くなられても「サザエさん」は放映され続けるのと一緒です。「ドラえもん」も同様。
ちょうど今日も、「天使のセレナード」聴いたばかりです。
http://www.youtube.com/watch?v=hNDN57PKb3U
Posted by A2Z at 2010年03月02日 20:39
P.モーリアと言ったら、やはり「蒼いノクターン」でしょう!
http://www.youtube.com/watch?v=rS9WlwVxXNk&feature=related
Posted by 無名X at 2010年03月02日 20:45
中学生の頃、ポールモーリアの「オリーブの首飾り」を聴いたのが最初です。
ポールモーリア楽団の、日本でのコンサートが開催されるということでテレビのスポットCMで「オリーブの首飾り」が流れていました。 以来、FMのラジオ番組でポールモーリアの特集をエアチェックしたりして他の曲も知ることとなりました。
「涙のトッカータ」も好きなメロディーです。
Posted by winechoco at 2010年03月02日 23:37
ヤバい不得意科目・・・と思ったら

聴いたコトのある曲じゃん 安心?しました。


ジャンルは違うかも知れませんが

子供の頃、夕方なると時報代わりに鳴る放送曲を

「農協の音楽」と 

ず〜う〜と 思っていましたが

「太陽がいっぱい」でした。





Posted by メンコ屋六文堂店主 at 2010年03月03日 00:56
みなさんコメントありがとうございます。

>デハさん
クレイダーマンのファンでしたか。ちょっと意外な感じでした(アメ車のマスタングにfitするようなロック指向かと勝手に決め付けてました)。
同じ新幹線でよかったですね。次回は新幹線の乗り心地も聞いておいてください。

>ラーさん
「ジェットストリーム」は、この手の音楽の溜り場という感じでしたね。聴いてるうちに、眠くなりました。

>A2Zさん
もはや、「XXオーケストラ」は、XX(=人名)が生きていようとなかろうと、独立に機能するシステムになってるようです。
「天使のセレナード」いい曲ですね。

>無名Xさん
「蒼いノクターン」を手本に書かれた曲が、「蒼い珊瑚礁」だとか・・・嘘です

>winechocoさん
「オリーブの首飾り」まさしく王道ですよね。実は私の姉貴がドーナツ版シングルを持ってました(45回転。真ん中に円盤を取り付けるやつ)。今にして思えば、こんだけあちこちから聞こえてくるからわざわざレコード買ったりエアチェックするまでもないような気もしましたが・・・

>メンコ屋六文堂店主さん
あーその気持ちわかります。
学校の下校の音楽や掃除の音楽も、「学校の音楽」というジャンルで括っていました。

にしても、
3/17-22の個展楽しみですね!
http://rokumondou.seesaa.net/article/142506246.html
ここをご覧になってる方も、ふるってお立ち寄り下さい・・・
Posted by シモン at 2010年03月03日 19:35
メンコ屋様、私は僻地に住んでいますので個展には行けませんが、貴殿のブログの方で個展の様子を拝見できることを楽しみにしております!
Posted by A2Z at 2010年03月03日 21:53
私、ロックとかジャズとかあまり好きでないっていうか、嫌いなんです。
音楽も文学も、優しく美しい物がすきです。
 ラップなんかは大嫌いですね。メロデイになっていない。叫んでいるだけ。あんなのを音楽とは言わない。
 亜米利加の音楽といえばやはりスティーブン・コリン・フォスターの情緒ある音楽が好きです。南部の牧歌的雰囲気にぴったりで、ロックよりもむしろこちらの方がムスタング向きだと思います。
 車の中といえばあとはクレイターマンのピアノかアンディ・ウイリアムズかビージーズとかのオールディズを聴いています。なおクレイターマンは彼等の楽曲もピアノで演奏します。ムーンリバーとか、ある愛の歌とか、その当りです。
 私が一番いやなのは、女が太い裏声を出して歌うような歌い方です。下品ではしたないと思います。
 女性はやはり、アグネスとかめぐみちゃんみたいに清楚で可憐で声も甘美でなくては。
Posted by デハ at 2010年03月04日 19:55
デハ様の優しさが音楽の趣味に表れてますね。
Posted by ラー at 2010年03月04日 20:32
デハさん、
短絡的にロックと結びつけてしまい申し訳ありません。
クラシックはお好きですか。私はモーツァルティアンです。
Posted by シモン at 2010年03月05日 20:21
クラシックは嫌いではありませんが、勉強不足でよくわかりません。
 ゲームの「マリオプラザーズ」のオープニングメロディがモーツアルトだということ走っています。モーツアルトで一番すきなのは、「アベマリアコルプス」という「あーべあーべ、べえるむこおぷす・・」という者です。
 モーツアルトとバッハは、優しそうな顔をしているので好きです。音楽も優しそうです。http://nesq.heteml.jp/kikouhd/torop.htmここに独逸の音楽家たちの銅像があります。嵯峨のSL館に何故か彼等も鎮座しているのです。

 ところで、「電人ザボーガー」に出てくくる、「マシーンバッハ」のバッハとはこのバッハと関係あるのでしょうか。
 ちなみに、マシーンバッハは黄色いサイケな服の松江健という少々おつむの足りない好戦的な青年が乗る、バズーカ「バッハボルトという)を2門つけたオートバイで、空中で生首のついたマシーンザボーガーとぶつけると合体してストロングザボーガーになるシロモノです。
 なお、バッハボルトを発車する時は「ガッツ・ボルト!」と叫ばないと発射しません。
また、ディーゼルエンジンを作っている「マイバツハ社」もバッハと関係あるのかと思っていました。
Posted by デハ at 2010年03月05日 20:38
クレイダーマンの代表作「なぎさのアデリーヌ」「いとしのクリスティーヌ」、たしか奥さんと娘さんの名前だと聞いています。
 ところでなんでお仏蘭西人なのに英名のリチャードなんでしょうね。お仏蘭西なら「リシャール」のはずなのに。もっとも本名はフィリップ・パゲスですが。
Posted by デハ at 2010年03月05日 20:40
バッハって、確か「小川」という意味のドイツ語です。
タイガー戦車のエンジンでも有名なマイバッハは、さしずめ「舞小川」というところでしょうか。
リチャードは英国読みですね。ミッシェルポルナレフがマイケルと言うが如し。
しかし本名の「パゲス」のままだったら、日本ではあんなに人気者にはなれなかったでしょうね。
Posted by シモン at 2010年03月05日 20:51
むしろポールモーリアのほうが見た目は「パゲス」ですが。
彼もまた、本来は「ピエール」でなくてはなりません。
バッハって「小川」さんだつたのですか。ならば錦之助の本名もバッハだったんですね。
Posted by デハ at 2010年03月05日 22:42
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