2010年03月16日

昔の生活雑貨

最近はあまり使われなくなった生活雑貨品を回顧します。

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winechocoさんの「ワインカラーのときめき」には、「我が家に残る昭和アイテム」と題して、実に様々なレトログッズが紹介されています。
私はとてもwinechocoさんのように物持ちが良くないので、使っていた雑貨の類はどんどん捨てて(=捨てられて)しまいました。2010年の現在、ふと気付くと「昔よく見たアレはどうなってるんだっけ」と、急に懐かしくなることがあります。

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そんな生活雑貨のうちいくつかを紹介してみましょう。

虎印徳用マッチ
獲物に飛び掛る姿も勇ましい、虎のマークの家庭用徳用マッチです。
昔はタバコの火をつけるためだけでなく、蚊取り線香に点火したり、お仏壇に上げるお線香やローソクに着火したり、石油ストーブの芯に火をつけたりするのに、多くのマッチを使っていました。
今では百円ライターの普及や、電池式点火装置の活躍でマッチの登場する場所はますます狭まって来ましたが、蚊取り線香ならともかくお仏壇に上げるお線香を百円ライターでつけたらサスガに罰当たりな感じがしますね。
そういうわけで、現在も徳用マッチの生産は細々ながら続けられています。虎印のデザインも、ここ数十年変わることはありません。

ノンスメル
冷蔵庫の消臭剤です。これ自体結構大きな直方体の箱で、1年ぐらい置きっぱなしでも脱臭してくれるという製品です。これのライバルに「キムコ」という製品があり、こちらは冷蔵庫の隅に置けるように三角柱の形をしていました。「ノンスメル」は「スメル(匂い)」+「ノン」でわかりやすいのですが、「キムコ」の方は謎で、「キノコを原材料にしているから」だとか「木村たか子さんが発明したから」とか様々な憶測が飛び交っていました。
最近は冷蔵庫本体が脱臭機能付になったので需要は減りましたが、まだホームセンターで売っています。

ハエ取り紙
茶色の粘着物質で空中を飛び交うハエを絡め取る、ハエ駆除用品です。殺虫剤などと違い、有毒な成分を一切使用していないので衛生的、というメリットがあります。
一方デメリットは、髪の毛なんかがこの紙に粘着してしまうと大変なことになることと、数多くのハエがこの紙に粘着したまま息絶えている姿がとてもグロテスクなことです。
私が小学校に上がるころには我が家から姿を消しましたが、聞くところによると今でも生産と販売が続けられているそうです。

ハエ叩き
こちらもハエ駆除の道具です。形は漢字の「甲」の字に似ており、言わば「ラケット型」をしています。
数年前、友人宅に遊びに行った時、そこにはまだこれが置いてあって、急に
「じっとしていて!」
と言われたので動かないでいると、イキナリ背中をこれで叩かれました。
「惜しい。逃げられた」
と、叩き損なって逃げたハエを忌々しそうに友人は眺めていましたが、もし首尾よく叩かれていたら、私の洋服の背中にハエの死骸がべったりだった訳で、私もハエも命拾いをしました。
この道具も、殺虫剤を使わないのである意味エコと言えます。

手動氷かき器
今の季節にはあまり食べたくありませんが、夏場になるとカキ氷が食べたくなります。これは、ハンドルを持ってグルグル回すと中に入れた円筒状の氷が鰹節状に削れてカキ氷が出来上がる、という道具です。
昔の冷蔵庫には、これ専用に氷を円筒状に凍らせる容器がついていました。最近は普通の角氷でもカキ氷が簡単に出来る電動式のものが普及しているそうですが、そもそも我が家では自宅でカキ氷を作るということを滅多にしなくなり、スーパーで「ガリガリ君」を買ってきて暑さをしのいでいるので、全く見なくなりました。

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まだまだ他にも昔懐かしい生活雑貨がありますが、今日はこの辺にしておきます。

(本文と写真は関係ありません)
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posted by シモン at 18:00| 東京 ☔| Comment(17) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
蝿叩きは便利ですね。
キムコやノンスメルも懐かしいです。
マッチは、今や仏壇専用でしょうか。スナックに行くと紙軸のを渡された記憶がありました。
なお、私は工作のためにマッチを大量に買い込み、頭を切り捨てて湿らせて投棄しています。
かきごおり器はペンギンのとドラえもんのがありました
Posted by デハ at 2010年03月16日 18:43
友人のマッド?現代美術作家のK氏は

蝿叩きの真ん中に小さな穴を開け

「ラストチャンス!」と名付けて使用しています

蝿にすらやさしい?エコな作品です。

Posted by メンコ屋六文堂店主 at 2010年03月16日 19:40
早々にコメントありがとうございます。

>デハさん
ハエ叩きは、物理エネルギーだけで害虫を駆除する便利な道具ですよね。今度バルディバンでもこれを武器にした怪人を登場させてください。
スナックとか飲み屋の紙軸のマッチって、なーんか使いにくいですよね。名刺代わりというか。
ペンギンのかきごおり器私も使ってました。ドラえもんのもありましたか。

>メンコ屋六文堂店主さん
「蝿叩きの真ん中に小さな穴を開け
「ラストチャンス!」と名付けて使用しています」
→それ最高に面白いですね!
小林一茶の「やれ打つな」という一句を思い出します。
和風の優しさに溢れたアートだと思います。
Posted by シモン at 2010年03月16日 20:01
今日は暑い一日でした。今日なら、カキ氷食べても良かったかも・・・。
さて私の昭和の生活雑貨は、「亀の子たわし」です。アレ最近見ないんですよね。
Posted by ラー at 2010年03月16日 20:19
そういえば21号電探が蝿叩きに似ていて、22号がラッパに似ていました。
Posted by デハ at 2010年03月16日 20:55
蝿、蚊といえば、蚊帳や、食卓の蝿よけカバーも見かけなくなりましたが蚊取り線香は健在ですね。
それから見かけなくなったものは、反射式ストーブ(特にドーム状の金網が赤くなるタイプ)、ぎざぎざの付いた10円、ざらちり(テッシュでないちりがみ)、黒いゴミ袋(DY店で売っているらしい)、黒電話、赤電話、プラスチックでもすなけしでもない消しゴム、鉛筆削り用のナイフ、B5版ノート、レコード、(カセットテープは意外と不死身)、学校用ブルマ、ナイロン短パン、白短パン、小さいシングルCD・・・
Posted by デハ at 2010年03月16日 21:04
デハ様、実にさまざまの「昭和の雑貨」を挙げておられますね。
では私も
・わたあめ機(=お祭りの露店に現存?)
・テレビやステレオの上に置いた白いレースの布
・昔食堂にあったコインを入れる星座占い
・粉末ジュース(粉のまま舐めるほうが美味しい)
・水飲み鳥(エーテルで動くやつ)
・鉛筆キャップ
・スーパーボール(よく撥ねる)
・・・などなどです。
Posted by A2Z at 2010年03月16日 21:38
わた飴器、コイン占い(デニーズにあります)、粉末ジュース(セーブオンで売っている)は健在ですよ
Posted by デハ at 2010年03月16日 22:07
デハさん、A2Zさん、懐かしい昭和グッズを挙げていただいてありがとうございます。
ぎざぎざつき10円玉って懐かしいですね。貨幣の周辺が削り取られないための対策で、発行当時は10円の価値が高かったということですね。
ワタアメ機やコイン占い、粉末ジュースってまだ現存してるんですか!びっくりですね・・・
Posted by シモン at 2010年03月17日 19:49
ラーさん
「亀の子タワシ」そうですか。我が家では、まだまだ現役ですよ。
Posted by シモン at 2010年03月17日 20:03
私がまだ幼い頃、我が家に”豆炭あんか”があったのですが、今ではすっかり見かけなくなりました。 対して湯たんぽの方は、阪神大震災以来、再び見直されるようになって今でもホームセンターなどで見かけます。

先程テレビで、東芝ライテックが白熱電球の生産を中止したという淋しいニュースを耳にしました。
今残ってる白熱電球、もう過去の遺産なんですねえ。
Posted by winechoco at 2010年03月17日 22:28
winechocoさんコメントありがとうございます。
電気あんかは私も使ってました。
昔の湯たんぽは金属製でぎざぎざだったので、今流通しているものより古典的でした。
白熱電球も徐々になくなってきましたね。
「裸電球」なんて言葉も死語になりそうです。
Posted by シモン at 2010年03月18日 05:34
2年前から 湯たんぽ 愛用していま〜す

明け方に 足が冷えて目が覚めちゃった!
ことがなく爆睡できますよ

昔ながらの金属製でIH対応=温度設定できる?
優れモンです。
Posted by メンコ屋六文堂店主 at 2010年03月18日 07:27
メンコ屋さんも湯たんぽ愛用してますか〜(^O^)
まろんもデス!☆
Posted by まろん at 2010年03月18日 08:17
メンコ屋六文堂店主さん
コメントありがとうございます。
そうですか最近の湯たんぽはハイテクなんですね。
ちなみに私は電気のあんかを使ってました。そろそろ今シーズンは終了です。

まろんさん
湯たんぽ友の会が広がっていきますね!
Posted by シモン at 2010年03月18日 20:30
http://www.bekkoame.ne.jp/~t-mura/type1/b63f12cef43e9396492566ce005798a7m.jpg
東京急行電鉄のデハ5200型は「ゆたんぽ」と呼ばれていました
Posted by デハ at 2010年03月18日 20:57
これは・・・私が小学生の頃使っていた湯たんぽそのものです。
デハさん、教えてくれてありがとうございます。
Posted by シモン at 2010年03月18日 21:22
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