2010年11月23日

禁煙パイポ

「禁煙は簡単です。私は数え切れないほど成功しました。」という冗談話があります。

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現在の東海道新幹線では、16両ある車輌のうち、禁煙車でない車輌はわずか3両です。また、東北・上越・長野新幹線は全車輌禁煙です。
80年代では、同じ16両編成の車輌のうち「禁煙車」はわずか1両か2両だったと思いますが、今では完全に逆転していますね。禁煙が当たり前になったら「禁煙車」という言葉自体、死語になるかもしれません。逆に、(別段喫煙を奨励しているわけでもないのに)「禁煙車でない車輌」のことを「喫煙車」と呼ぶ人が増えています。考えてみれば変な言葉ですが、実態はそのようで、車内はもうもうとした煙にむせ返るようです。

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そんな喫煙者も、10月のたばこ値上げを期に、禁煙を実行する人も多いことでしょう。自分の周囲には、カートンごと買い置きして数ヶ月は粘ろうとする人もいれば、海外出張が多いことを利用して出張のたびに空港で買ってくるという人もいます。健康のためには、値段とは無関係に禁煙したほうが良いことは確かです。

禁煙パイポのCMが流行したのは、1984年のことです。3人の素人っぽい男性(=実際、素人の人を起用したそうです)が、ぎこちなく「私はこの禁煙パイポでタバコをやめました」と言います。3人目の男性だけが、小指を立てて「私はこれで会社をやめました」と言うのです。

2010年の現代の基準で見ると、「不倫を連想させる」とか市民団体に抗議されて放送中止になるかもしれませんね(別に「連想」させるだけで、「奨励」しているわけではないのですが)。
そもそも「禁煙グッズのCM自体、喫煙を連想させる」と噛み付いてくる人もいるかもしれません。いわゆる「禁煙ファシズム」という言葉を耳にしたこともあります。
この記事では喫煙の是非を問うことは目的ではありませんのでこれ以上は突っ込みませんが、いずれにせよ、このCMは流行していた当時から「大して面白くないな」と個人的に思っていました。久しぶりにyoutubeでこの動画を見ても、その感想に変わりはありません。

禁煙パイポは、タバコを吸わなくなる香料でも入っているのかもしれませんが、基本的には「くわえる事で口寂しさを解消する」道具です。乳幼児のおしゃぶりみたいなものですね。他にも「禁煙飴」だとか「禁煙ガム」とかいろいろな禁煙グッズが発売されていますが、根本的な禁煙効果が果たして得られるのかは疑問です。

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最近は「電子タバコ」と言って、外見もタバコそっくりで、火を使わないため煙も出ずにタールが発生しないので健康被害も少なく(=ニコチンだけは吸引することになりますが)火事にもならない、という、割と結構な製品が出始めたようです。
しかし、周りの人にとっては本物のタバコを吸ってるようにしか見えないため、公共の場でこれを持っていると袋叩きに遭うことは覚悟しておかなければならないでしょう。

(本文と写真は関係ありません)

posted by シモン at 06:00| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 医薬品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はコレで会社を辞めました!懐かしいですね(^_^)

犯罪で辞めるよりはマシかな?
少なくとも、タバコ吸いすぎで人間辞めました、よりはずっとマシですね(^_^;)
Posted by まろん at 2010年11月25日 09:20
まろんさんお久しぶりです。
この時代と今では、許容できるジョークの範囲がかなり違っていそうです。
Posted by シモン at 2010年11月27日 08:02
そういえばまろん嬢は私と結婚してくれるんでしたよね。
ジューンブライド希望なのでその前にとりあえずお食事でも
Posted by デハ at 2010年11月27日 23:37
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