2011年02月05日

入浴剤

家庭のお風呂がプチ温泉になります。

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今日で週末ですね。このところ日中は暖かいのですが、朝晩の寒さのせいか平日の5日間が実に長く感じられます。そしてやっと迎えた休日は、のんびりお湯に浸かって体も心も暖かく過ごしたいものです。

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80年代、若い女性たちの間に「温泉ブーム」が起きました。それまでは温泉というと、老人たちの湯治場か、おじさんたちの宴会場でしかなかったのですが、それが急に「スパ」となり、若い女性達に刺激された中年女性達までもが山奥の辺鄙なところまで出かけていくようになると、それまでは男女混浴でも何の問題もなかった露天風呂も、男女の仕切りを設けて目隠しが作られたり、女性専用の施設が作られるようになりました。

温泉が全世代に受け入れられるまでは、自宅のお風呂を温泉にする入浴剤は、津村順天堂(現社名・ツムラ)が一手に引き受けていました。
その歴史を紐解くと、1897年に発売した「浴剤中将湯」が日本最初の入浴剤で、その後1930年に「バスクリン」を発売したそうですから、バスクリンという入浴剤のブランドは実に80年以上の歴史を誇るわけです。
尚、バスクリンは現在はツムラの製品ではなく、ツムラから独立した「バスクリン」という会社に継承されています。

温泉ブームの到来で、入浴剤市場も俄かに活況を呈していきます。
アース製薬の「バスロマン」は、「バスクリン」同様にパッケージされた入浴剤で、「すずらんの香り 」「天然ヒノキの香り」等の種類があります。
花王の「バブ」は、「森林の香り」や「ゆずの香り」などの芳香剤を配合した発泡性の錠剤型入浴剤です。
クラシエという会社の「旅の宿」シリーズは、登別、箱根、草津、白浜、別府、十和田、奥飛騨、霧島、信州白骨、有馬、道後、湯布院、湯沢、山陰温泉津、吉野花見の湯といった、日本の名湯をイメージしたにごり湯系入浴剤で、あたかも自宅にいながらそれら温泉地に行ったような気分にさせてくれます。

温泉は、成分に硫化水素のような金属を酸化させる成分を含んでいることが多いため、この成分を入浴剤に含めてしまうと家庭の風呂釜をだめにしてしまいます。
ですので、温泉地の名前で市販されている入浴剤といえどもその成分や効能は忠実に再現したものではありません。稀に温泉地で売られている「湯の花」のような入浴剤には、硫黄のような風呂釜や配管パイプを腐食させる成分の入ったものが売られていることもあります。私は、お湯に浸かったときの快適さを取るか、風呂釜の保全性を取るかで悩んだ挙句、結局後者を選んで買わずに帰ることにしています。

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最近は、入浴剤に唐辛子などの辛味成分を配合して発汗を促し、サウナのような効果をもたらす「激辛入浴剤」や、にんにくや生薬を配合した「漢方薬入浴剤」、いちごみるくやヨーグルト風味の「飲み物風呂」等等、実に様々なバリエーションがあります。
私自身が愛用しているのはドイツ製の「クナイプ」というバスソルト型入浴剤です。シリーズの中でも「ワコルダー」(杜松)という、香りがとても強烈なものがお気に入りです。鼻から湯気を吸い込むと鼻腔の奥までスッとし、湯船に浸かると肩こりも急激にほぐれてきます。あえて難点を言えば国産の入浴剤に比べて価格の高いことで、平日の風呂はバブの「ひのきの香り」、週末はクナイプ、と使い分けています。

(本文と写真は関係ありません)

posted by シモン at 06:00| 東京 ☀| Comment(18) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昔「♪Oh〜シャワシャワ〜」と歌っていた入浴剤、おもちゃがついていたので親にねだっていた記憶があります。
バスロマンは、90年代細川ふみえの丸裸が見えそうで見えないきわどいCMでした。
Posted by デハ at 2011年02月05日 07:21
デハさん
入浴剤のCMは、子供にも大人にも配慮して作られてますね。
Oh〜シャワシャワ〜はライオンの製品ですね。
Posted by シモン at 2011年02月05日 07:36
このところ、3月なみの暖かさだとか。
私は今朝6時ごろに朝風呂に入りました。
「バスロマン」の「ひのきの香り」を入れました。

温泉ブームは、それまでお年寄りとか中年のおじさんたちの観光地だった場所が、一気に中年女性に占領されてしまった感じでした。昔はおおらかだった作りも厳格に男女の区分が設定されたのは迷惑防止のため必要だと思いますが、「女性専用の温泉」なんてのは如何なものでしょうね。まあ、それを言い出したら居酒屋でもレディース専用デーとかあるのでキリがありませんが。
私にとって、お風呂場とトイレが家族と離れて一人きりになれる「安住の場所」です。パソコンは1家で1台(共有)なので、今家族が食事中にそそくさとキーボード叩いてます(苦笑)
Posted by A2Z at 2011年02月05日 09:18
つい最近、最寄りのスーパーで、花王バブの「袋に詰め放題セール」を狙って買ってきました。 日替わりで違う香りが楽しめて満足です!

実は今までドラッグストアやLoftで様々な種類の入浴剤を買ってきては試してきました。
お試しとして、分包で売られてる入浴剤が都合がいいです。
少し値段が張りますが、ドイツ製の「クナイプ」シリーズはお風呂から上がった後も湯ざめしにくいし、残り香もいいですね。
他の入浴剤と違って薬品ぽくなく、実に自然な香りやと思います。
特にリンデンの香りがお気に入りです!

 
Posted by winechoco at 2011年02月05日 10:27
リンデン
 ↓
リンデン・バウム(菩提樹)の香りです。

失礼しました。
Posted by winechoco at 2011年02月05日 10:34
最近の入浴剤は袋入りのものが多く出回っていますが、バスクリンが席巻していた時代は缶入りで入浴前に適量お湯の中に振りかけてからお風呂に入っていました。
本物の温泉は、若年層が旅行にお金をかけなくなった現在では、中高年と外国人(中華系)が上客だそうです。特に日本と同じ温泉国の台湾では、国内でも日本風の温泉を楽しもうと和風旅館やスパ風の宿泊施設が乱立しています。
Posted by HB at 2011年02月05日 10:55
A2Zさん
コメント有難うございます
朝風呂は気持ちいいですが、この時期湯冷めされないように気をつけてくださいね。
ご家族一緒の時こそが「安住の地」だと思いますよ。

winechocoさん
コメント有難うございます。
いろんな種類のを試すのが面白いですよね!
「袋に詰め放題セール」うちの近くでもやってほしいです・・
クナイプもご愛用されてますか。リンデンバウムって黄色のですよね?今度試してみます(確かにちょっと高いです)。

HBさん
コメント有難うございます。もう海外赴任されたのでしょうか。
その通り、バスクリンをはじめ、当初は缶入りが主流でしたね。分包のは、出張先や旅先に持っていけるのが便利です。
台湾の温泉も有名ですよね。一度行ってみたいです。新高山も火山ですしね。火山で思い出しましたが、霧島が大変なことになっています。
Posted by シモン at 2011年02月05日 11:50
私はタケダ製薬の薬用入浴剤を愛用しています。ちょっとニンニク臭いです。。
Posted by ラー at 2011年02月05日 18:36
ラーさん
「シャンラブ」ですね。
あれは肩こりに効きますね。
値段は「クナイプ」並みに結構お高いです。
Posted by シモン at 2011年02月05日 20:00
シモンさん
私は今週から海外赴任します。継続してこのブログが読め書き込みできる事を祈っています。
Posted by HB at 2011年02月07日 14:05
A2Z@携帯です。
ブログ仲間の一人として、HB様の海外でのご成功と、これからもこのブログでお会い出来ることを切にお祈りいたします。
今後ともよろしくお願い申しあげます。
Posted by A2Z at 2011年02月07日 17:37
私もHB様のご活躍を祈念いたします!
これからも、知的なコメントお願いします。
Posted by ラー at 2011年02月07日 18:44
HBさん、
私は貴殿ぐらい頭の切れる人間なら、世界中どこに行かれてもうまく行く、と信じてますよ
どこかの空港のラウンジでお会いしましょう。
基本的に世界中どこでも書き込みできるはずなので、これからも洗練されたコメントや、海外報告を待っています。
A2Zさん、ラーさんもHBさんへのエールありがとうございました。
Posted by シモン at 2011年02月07日 19:16
何年か前水戸黄門の人形のついた入浴剤が発売され、とりあえず黄門、助さん格さんは手に入れましたがハチベエさんや悪者は揃わなかったです。悪者の雑魚の土下座は数が多いほどいいのですが
Posted by デハ at 2011年02月08日 09:14
おはようございます♪
水戸黄門入浴剤、どこで手に入るか教えてください>デハさん

温泉つながりですが、ポ○パ○とやらの
「この旅館、高かったでしょ?」 (実は半額以下だったなんて、言えない…)
って宣伝、やたらと目につくんですけど!?
この女の人が幹事やってて、会費をチョロまかしてるんでしょうか?(`・ ω´・)
Posted by まろん at 2011年02月17日 09:26
まろん嬢
http://bbs7.fc2.com//bbs/img/_379700/379615/full/379615_1297948983.jpg
(凍結氏の掲示板)に僕の持っているオマケを張りました。
以前(2003年)ホームセンター等で売っていましたが、もう売っていません。発売元は玩具メーカーのタカラでhttp://www.butsuyoku.net/shokugan/mito_t/index.htmlです。
Posted by デハ at 2011年02月17日 22:26
デハさん、上のリンクなぜか開かないです><

でも下のページでわかりました!^^
風車の弥七がイイ!!
Posted by まろん at 2011年02月18日 11:25
まろんさん
アドレスをコピーしてブラウザにペースト(貼り付け)れば、アクセスできるはずです。

「この旅館、高かったでしょ?」は、幹事やってごまかしているのではなく、男性がこの女性を誘って高級旅館(でも安い)に泊まれた、ということを暗喩しているのです
矢鱈と目につく上に入浴してたりと下品ですし、私は嫌いです。

デハさん
食玩の一種みたいなおもちゃなんですね。
私は「お銀の入浴」がいいです(=さっき書いたことと矛盾?)
Posted by シモン at 2011年02月18日 18:45
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