2011年12月06日

龍角散

「ゴホン!」と言ったら、龍角散。

ryukakusan.jpg

そろそろ咳、痰、喉の炎症が気になる季節になってきました。
特に今年の風邪は喉に来るようで、マスクの着用・うがいを欠かさないようにしましょう。

ところで、日本古来の喉薬というと、「龍角散」があります。
私が受験生の頃、この「龍角散」のお世話になっていました。学生カバンに携帯し、高校の昼休みに服用していたからです。

baio101.jpg

龍角散の歴史は古く、江戸中期には秋田・佐竹藩の家伝薬として伝わっていたそうです。この頃の龍角散が、今のような白い微粉末だったかどうかはわかりませんが、西洋薬とは違った生薬の製法で作られた薬だったことは間違いありません。
龍角散が今の形の薬になったのは明治26年なので、200年の伝統を持っています。白い粉を、添付のサジで掬って喉の粘膜に落とすと、直接粘膜に薬効が作用して、咳や痰が納まる、というわけです。
「良薬は口に苦し」
という龍角散のキャッチフレーズ通り、いかにも効果がありそうな苦味が特徴です。

ただ、これを学校などで服用するのは至難の業でした。
細かい微粉末を飲む直前にくしゃみでもしようものなら、あたり一面真っ白な粉が飛び散りますし、そもそも鼻息だけでもその辺に薬が散らばります。さりとて、微粉末をオブラードのようなものでくるんで服用するわけにもいかず(=喉の粘膜に接触しないので)、これを服用するときは精神を落ち着けて、ゆっくりと口に運ばなければなりません。

そんな粉薬の不便さを解消し、現代社会に汎用的に使える薬として進化させるために、「龍角散トローチ」という製品が開発されました。
これは「カルミン」のような形状に生薬を固めたもので、女性や子供のような粉末薬を苦手とする人たちをターゲットに開発されました。

baio102.JPG

80年代以降は、龍角散をのど飴にまぶした「龍角散のど飴」が売られており、私の家でも使用しています。ちなみにこの飴の販売元は株式会社・龍角散ではなく、味覚糖株式会社だそうです。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 18:00| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 医薬品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
龍角散のどあめの愛好家です
Posted by デハ at 2011年12月06日 19:57
デハさんもですか、

今龍角散のど飴舐めながらコメント書いてます。
Posted by シモン at 2011年12月06日 20:39
おお、わたしもです。あの粉が吹いているのと独特のにおいが効くのです
Posted by デハ at 2011年12月06日 22:19
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック