2011年12月30日

煤掃き

大掃除のことです。

susuhaki.jpg

今日から年末年始の休暇に入った人も多いことかと思います。
私も今日から休暇ですので、年内にやらねばならないことを大至急やらねばなりません。そのひとつが「煤掃き」即ち大掃除です。

tamaire4401.jpg

江戸時代、煤掃きの日は12月13日と決まっていました。討ち入りの日の前日も煤掃きだったわけですね。
昔の流行語に「うっちゃっておけ、煤掃きに出よう」(=現代語訳:「ほっときゃ大掃除の時に出てくるだろう」)という言い回しがあり、有名な恋川春町の黄表紙「金々先生栄華夢」にもそのフレーズが出てきます。
事実、家で物が無くなっても、大掃除をしていたら本棚の後ろから見つかった・・・なんてことは誰でも経験があるでしょう。

最近の大掃除は手抜きをしているので、窓ガラス拭きと、普段掃除していない箪笥の天板などに掃除機をかけるぐらいしかやっていませんが、昔の大掃除は一家総出で大変でした。
天井裏の掃除に始まり、押入れや収納まで全部掃除をしていました。そのたびに、収納に敷き詰められていた古新聞を取り出して新しい古新聞と取り替えるのですが、その時昔の古新聞を読みながら
「こんな事件もあったんだ」とか「この番組再放送してほしい」とか読みふけってしまい、掃除がはかどらないと親に怒られた記憶があります。

掃除の道具には、掃除機はもちろんですが箒を使います。箒は「邪を払う」ことに通じるため、古今東西一種の「魔性」を持つ道具とされてきました。横山光輝先生の不朽の名作「魔法使いサリー」を見ればわかるように、西洋において箒は魔女の乗り物でした。日本でも、「長居をする客には箒をさかさまにしておくと早く帰る」という言い伝えがあります。小津安二郎の映画「彼岸花」でも、話の長い浪花千栄子を追い払おうと田中絹代が箒をさかさまに立てますが、トイレから出た浪花千栄子に元の位置に戻されてしまうというシーンがあります。

carry4401.jpg

大掃除が終われば、注連縄飾りです。12月31日に飾る事は「一夜飾り」といい、神様に失礼にあたるとして忌み嫌います。なので注連飾りがまだの人は今日中にやっておきましょう。

今年一年、拙blogをお読み頂き、ありがとうございました。
よいお年を。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます!

ご無沙汰していましたが、私も昨日で御用納めでした。

よいお年を(^^)
Posted by Captured at 2011年12月30日 08:33
私も昨日で仕事納めでした。
新年は4日から出勤です。
皆様も良いお年を。
Posted by A2Z at 2011年12月30日 11:06
今年はこのブログに再会できた記念すべき年でした。
楽しく教養のある記事を拝見させていただき、ありがとうございました。
良いお年を迎え下さい。
Posted by 国重 at 2011年12月30日 13:50
このブログに集う全ての人にとって、良き新年でありますように。
Posted by 無名X at 2011年12月30日 20:16
大変な一年でしたね。
と同時に、「人の絆」「何かを守ること」の大切さを痛感した年でした。

そんな空気が全く読めない大河ドラマ「江」のあとに見た「坂の上の雲」は感動的でした。

激動の2011年よ、さらば。

皆様健康で明るい新年をお迎え下さい。
Posted by ラー at 2011年12月30日 22:26
Capturedさん

いつも朝早い出勤お疲れ様です。
来年は良い年にいたしましょう。
Posted by シモン at 2011年12月31日 08:13
A2Zさん

私と同じスケジュールです

1月4日に元気に出社して新年のスタートを切りましょう。
Posted by シモン at 2011年12月31日 08:14
国重さん

私のとっても、国重さんと再会できたことが大きな収穫でした

来年も稚拙なこのblogに遊びに来てください
Posted by シモン at 2011年12月31日 08:15
無名Xさんにとっても、2012年が最高の年でありますように。
Posted by シモン at 2011年12月31日 08:16
ラーさん

みんなが一致団結して頑張ることの尊さを学んだ年に、全くお呼びでない大河ドラマでしたね。

坂雲は良かったです。来年の「清盛」にも期待しましょう。
Posted by シモン at 2011年12月31日 08:19
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック