
今日から4月です。4月は新しい季節のスタートであると同時に新たな年度のスタートの月でもあります。
その門出を桜が祝う、ということこそ日本人にとっての春だと思います。
酒を嗜む私ですが、桜の木の下で宴会をする「花見」という行事はあまり好きでなく、純粋に満開の桜を見ながら思いを巡らす方が好きです。
そんな私が日本中で最も好きな桜の名所は、京都の琵琶湖疏水の小路、所謂「哲学の道」です。
「善の研究」で知られる哲学者の西田幾多郎が好んで散策したというこの「哲学の道」は、京都大学から今出川通りを東に歩き、白川通りを越えて銀閣寺道に入って少しのところに起点がありますが、疎水と桜の木はもっと手前の北白川バス停付近から始まっており、この付近からつらつらと疎水沿いに歩くことをお勧めします。
哲学の道の起点から疎水に沿って歩くとそこは桜並木です。途中で法然院や霊鑑寺、大豊神社、若王子神社といった神社仏閣への案内が出ており、春先には特別に一般公開されているので、そういった名刹を覗きながら南下します。
ですが私は哲学の道を歩く時、必ず立ち寄る場所があります。若王子神社の手前で、疎水にかかる細い橋を渡ると「叶匠寿庵」という茶室があります。ここでは、テーブルと椅子で簡単に茶道点前を楽しむお茶席があります。
私の学生時代は一席500円でしたが、現在では1,050円だそうです。季節の掛け軸と花を見ながら、叶匠寿庵の和菓子と抹茶をいただく。これは桜の季節に限らず、哲学の道を訪れる時の最大の楽しみです。お茶の作法を知っている人なら、奥にある本格的な茶室で御点前を頂くのも良いでしょう。
哲学の道はこのあたりで終点ですが、そこから南西に下り、永観堂に行きます。ここは春より秋の紅葉が有名なところですが、庭園が美しいです。併設されている「永観堂幼稚園」で育った子供たちはさぞかし情緒纏綿な大人に成長することでしょう。
さらに南下し、南禅寺に辿りつくと、昔石川五右衛門が「絶景かな」と言ったと伝えられる三門に登ることができます。そして奥には古代ローマの水道を思わせるレンガ造りのアーチ・水路閣があります。水路閣の上も歩くことが出来ます。そこからは行き止まりですが、南禅寺から一旦西に回って歩くと琵琶湖疏水の「蹴上インクライン」という、かつて傾斜鉄道のあった跡地に辿りつきます。ここも桜が美しいです。
さらにここから西に歩き、平安神宮のある岡崎公園は京都の文化スポットです。京都には国立京都近代美術館と京都市美術館が向かい合って建っていますが、私は京都市美術館が好きです。「帝冠様式」として知られる昭和初期の建築、そして前衛的な展覧会で飽きることがありません。
これで大体一日弱の行程です。夕食は南禅寺付近で湯豆腐もいいですが、私は京大の方まで戻って「餃子の王将」か「天下一品」に行くことが多いです。
(本文と写真は関係ありません)
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今日は8:00から町内会のドブさらいです。
今年度もよろしくお願いします!
こちらこそ、今年度もよろしくお願いします。
地域の奉仕作業お疲れ様です。
学生時代を京都で過ごされたんでしたね。
王将は、いーがーこーてるでした。
天一は店によってスープに濃淡があるみたいですね。
私も白川通りの本店より北白川バス停近くの天一に
ご厄介になりました。
千鳥ヶ淵も花見で凄い人出でしょうね