2012年05月21日

Boat House

80年代の大学生は、猫も杓子も(私でさえも)ここのトレーナーを着ていました。

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80年代の大学生のファッションは、基本的に「海」をイメージしていました。
海と言っても、イカ釣り漁船の漁師さんのスタイルではなく、ヨットに乗って海を遊び場とするお坊ちゃんのスタイルを模倣しようとしていました(そしてそれを扇動していたのが「POP EYE」や「Hotdog Press」といった若者向けファッション指南の雑誌でした)。

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当時のそんな男子大学生の足元は、トップサイダーという靴会社の作ったデッキシューズでしたが、上に着たり羽織ったりするのは、青山学院大学の前に店があった「Boat House」というブランドのトレーナーでした。

トレーナー。これは和製英語なので、ネイティブな米英人に言っても伝わりません。正しくは「スウェットシャツ」で、直訳すれば「汗襦袢」といったところでしょう。
入学したての4月頃は、下にボタンダウンのシャツかポロシャツを着た上にこのトレーナーを着ていました。ポロシャツの襟をこのトレーナーの丸首の外に出すようにしていたことを覚えています。
初夏の5月になると、普通に着ていると暑くなるので、脱いだトレーナーを背中に背負って袖で結んでいました。やがて背中に背負うのはダサいという風潮になり、背負う代わりに腰に巻くスタイルが徐々に定着していきました(これもダサさという点では同程度ですが)。

この時代、胸にブランドロゴが入ったトレーナーが流行っていましたが、関東と関西で地域差があり、京大に進んだ友人は「ICE Fire」というロゴのトレーナーを愛用していたことを覚えています。聞けばそれは「百万遍ブランド」なのだとか(現在は消滅してしまったようです)。

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Boat Houseブランドのジョイマーク・デザイン社は、現在は東京スカイツリーから至近の場所にあり、直営ショップはお台場にあるそうです。

(本文と写真は関係ありません)

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posted by シモン at 18:00| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
知りませんでした。私は流行やファッションに疎く、その結果が・・・。
Posted by デハ at 2012年05月21日 19:15
デハさまと逆に、私の大学時代はこれさえ着てればという
免罪符のような存在でした。
Posted by ラー at 2012年05月21日 20:42
京都の大学でしたが、金がなかったのでスーツも買えず、学生服(高校)で卒業式へ出たら「高校生は帰れ」と言われた位でした、別世界、まったく知りませんでした。
Posted by A・2001 at 2012年05月21日 20:52
ボートハウスのトレーナーは、ポロのポロシャツにブルックスのコッパンとセットでした。
思えばミーハーな我が大学時代…
Posted by A2Z at 2012年05月22日 21:59
デハさん

コメントありがとうございます

流行やファッションに流されない無骨な生き方こそ男性の真骨頂です
Posted by シモン at 2012年05月25日 16:55
ラーさん

コメントありがとうございます
実は私もラーさんと同じメンタリティでした
Posted by シモン at 2012年05月25日 16:56
A・2001さん

コメントありがとうございます

京都にはファッションビル「ビブレ」というのが河原町にありました

なにかと極端に古いものと新しいものが共存する町、それが京都ですね。
Posted by シモン at 2012年05月25日 16:57
A2Zさん

コメントありがとうございます

実はあの時、ミーハーに流れてなければ今のこの境遇は・・・

と考えて落ち込むことがあるのですorz
Posted by シモン at 2012年05月25日 16:58
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