2012年07月30日

血液型

果たして有意差はあるのでしょうか。

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性格診断に使われる判定条件として、「血液型」が最もポピュラーです。
星座による性格占いも同様にポピュラーですが、果たして生まれた月によってそれ程性格が変化するだろうか(言い方を変えると、同じ頃に生まれた人達の性格は共通するのか)と考えてみると、夏に生まれた人は寒がり、冬に生まれた人は暑がり、ぐらいの話ならともかく他にはあまり科学的な根拠がなさそうです。

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それに比べて、「血液型」というのは人間の体内を循環する体液であり、その体液によって人間の性格も変わりうる・・・というのはなんとなく理解できそうに思えます。

では血液型による性格分類の一例を見てみましょう。

A型:日本人の大多数を占めるのがこれ。真面目な人格。日本人が勤勉になり、過剰品質のものづくりが好きなのはこの血液型に支配されているからであると言われている。

B型:私の血液型がこれ。好き嫌いが激しくマイペースと言われている。自分にも確かに当てはまっている(!)日本社会への適用性には疑問符がつく。

O型:「O=大型」というだけあって、広い心で包容力を包み込む、おおらかな性格。うちの家内はO型のはずだが、A型の血液が大量に入っているらしく、細かくうるさい。

AB型:全く異なるA型とB型の融合系のため、精神分裂症気味であり、包容力は皆無。

だいたい、世の中の「血液型性格診断」に書かれている記述はこんな感じです。

ところがそんな「血液型性格診断」は、実は出鱈目だと、80年代には既に決着がついていました。
血液型毎に人間を分類し、その行動様式や思考パターンをつぶさに分析した心理学者のレポートによると、その傾向に相関関係は全くないことが判明したのです。

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しかし、その後も一向に「血液型性格診断」の書籍や情報は衰える気配がありません。これは一体何故なんでしょうか。
そもそもこの心理学者のレポート自体が唯一無二の真実と信じるに足りない、と思っている人が多いことも理由の一つでしょう。しかし本当の理由は、人間というもの自分の思考だけではコントロールできない自分の行動や情動を動かしている、脳以外の「何か」を特定したいという欲求が常にあるからなのだと思います。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 18:00| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分もヨーロッパやラテンアメリカで血液型が偏っていることを聞いた時から血液型占いは疑問でした。
ただ職場では真剣に信じている人もいますので、無下に否定はしておりません。真実よりも人間関係が重要かと思いますので…(^^;
Posted by 国重 at 2012年07月30日 22:03
国重さん

血液型にしろ、星座にしろ信じている人に反論するのは
あとあと良くないですよね。
Posted by シモン at 2012年07月31日 04:08
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