2012年09月06日

初心者マーク

正式には「初心運転者標識」と呼びます。

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自動車運転免許を取得して一年以内のドライバーに表示を義務付ける「初心者マーク」俗に「若葉マーク」が導入されたのは、1972年のことでしたので、今年で40年になることになります。

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普通自動車一種運転免許の取得後1年を経過しないドライバーは、車の前後の視認性の良い場所にこのマークを掲示することが定められました。
該当するドライバーがこのマークを掲示しなかった場合、違反点数1点が加算されると同時に、これら初心者ドライバーに対して幅寄せ・割り込み等の行為を行った者も違反点数1点が加算されることとなりました。

幅寄せ・割り込みのような進路妨害は、別段初心者に限らずベテランドライバーにとっても迷惑な行為です。また、免許取得後1年以上を経過したドライバーが初心者マークをつけていてもなんら罰則は科せられないということなので、あまり意味をなさないような気もしますが、普通のドライバーは早くこのマークを外したいと考えるはずなので、運用上実質あまり問題はないようです。

世の中には様々な「初心者」がいます。仕事の初心者、結婚生活の初心者、子育ての初心者、両親介護の初心者・・・昔の日本には、彼ら初心者を指導して一人前に育て上げる「上級者」がいましたが、人のつながりが年々希薄になっていくにつれ、何年経っても初心者のまま、という人が以前に増して増えてきたように思えます。

すべての事象において、誰でも最初は初心者です。それを教育して育てる人間は、時として鬱陶しい存在だったのかもしれません。「個人の尊重が社会に勝る」という考え方が出てきた80年代以降、結婚にしろ子育てにしろ、うるさい年寄りの意見を聞かずに自分流でやる人が急激に増えました。
個性を尊重し、一人ひとりの別々のニーズに応える社会は、そこで商売をする企業にとっては好都合でしたが、社会全体としては大きなコストがかかる原因になりました。

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70歳以上の運転者が運転する場合に掲示が義務付けられる「高齢運転者標識」俗に「枯葉マーク」は、表示の義務化が見送られ、努力義務にとどまっているようです。しかしこれは運転する高齢者自身を守るためにも提示しておいた方が良さそうです。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 18:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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