2012年11月26日

ワインのアートラベル

ワインの瓶の上に描かれたアートです。

lichtenstein_label.jpg

ワインという飲み物は、過去に飲んだことのある銘柄でなければ、栓を抜いて飲んでみるまで美味いか不味いかわかりません。
店頭でワインを試飲せずに選ぶとき、瓶に貼ってあるラベルの印象で選んでいる人は多いのではないでしょうか。

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私がワインを選ぶ際、最も重要なことはワインのラベル・・・ではなく、値段です。
平日に家でちょっと飲むテーブルワインなら、なるべく安いワインを選ぶことになりますが、サスガに安すぎるワインは酸味が異常に強かったりして後悔することになります。なのでいつも近所の酒屋で780円で売っているチリの「コノスル」というワインに毎回落ち着きます。

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なので、ラベルを見てワインを選ぶのは、比較的懐と心に余裕のある日に限られます。
ワインのラベルは、古来有名芸術家が描いていて、冒頭の図版は20世紀現代アートの巨匠、ロイ・リキテンシュタインの手によるものですが、他にもピカソ・シャガール・マティス・ウォーホールといった面々がヴィンテージ・ワインのラベルを描いています。

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ワインのラベルは、切手やポストカード等と同様、日常生活の中に溶け込んだアートと言えます。
会社と自宅を往復するだけのどうということのないサラリーマンの日常生活も、週末に飲んだワインのラベルに描かれたアートひとつで豊かな色彩で彩られるわけです。

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ワインラベルは、ヨーロッパでは昔から収集品としての位置を築いてきました。
ワインの瓶からラベルを綺麗に剥がすための「ワインラベル保存シート」(別名ワインレコーダー)とか、それをコレクションするための「ワインラベルメモリーバインダー」なんていうものもあるぐらいです。

stone_cliff_label.jpg

ワインは、色を見ながら、香りを堪能し、口に含んで喉越しの味わいを愉しむだけでなく、ラベルアートを愉しむという多くの愉しみ方があります。
ところで、高級ワインのラベルは意外に素っ気無いのも、一種の「侘びの世界」に通じるものがあるのかもしれません。
posted by シモン at 18:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
奇遇ですが、自分もコノスルは良く選びます。
手ごろな価格がたまりませんね。
Posted by 国重 at 2012年11月27日 14:38
国重さんもですか。
自転車が描かれたラベルも、瀟洒な感じですよね。
Posted by シモン at 2012年11月27日 20:46
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