2012年12月02日

手ぬぐい

多くの用途に用いられる布です。

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今年も早12月、師走となりました。
例年より寒い冬になるという予報が出ていますが、皆さん風邪など引かれませんように暖かくお過ごしください。

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タオルやハンカチが普及するまで、日本人にとって普段の生活に最も身近な携帯用布製品といえば手ぬぐいでした。
手ぬぐいは、木綿で織られた布です。
タオルやハンカチ同様、手や顔を洗った後に水を拭う用途にも使われますが、それだけではありません。
手ぬぐいは頭に被ることによって衣服にもなるのです(西洋ではバンダナが相当します)。
まず、ねじって頭に巻いた「鉢巻」、頭を覆って後頭部で結ぶ「姉さん被り」、泥棒の定番スタイル「頬被り」、載せただけで結ばない「着流し」というスタイルがあります。「姉さん被り」には、米屋が杵を搗く時に被った「米屋被り」等のバリエーションもあります。

手ぬぐいは、江戸時代は看板と手拭きの兼用として屋台などで暖簾として使われました。
手ぬぐいの模様は一種のアートで、様々な色彩豊かな手ぬぐいは外国人観光客向けの手軽なお土産にもなっています。

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江戸時代は、大掃除を12月13日に行うことになっていました。煤払いには手ぬぐいが欠かせません。日除け塵除けといった意味合いも「厄除け」に通じるということで、穏やかな新年を迎えるために手ぬぐいのご利益は大きかったことでしょう。

(本文と写真は関係ありません)

posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
タオルのことも手ぬぐいと呼称していました・・・。いわゆるバスタオルだけが「タオル」で、小型のものは「手ぬぐい」でした。
Posted by デハ at 2012年12月02日 08:31
デハさん

日本人にとって、タオルも西洋風手ぬぐいの一種ということでしょう。
Posted by シモン at 2012年12月02日 13:05
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