2013年11月24日

Madonna

80年代を代表する洋楽界のアイドルです。

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80年代の邦楽ポップシーンを代表するアイドルが松田聖子とすれば、洋楽でのアイドルはMadonna(マドンナ)でした。

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「マドンナ」が最初にデビューしたとき、「マドンナ=聖母」なんて畏れ多い名前をよくつけるな、と日本人なら思ったはずです。実際、その時「プリンス(=王子様)」という名前の男性歌手もいました。
最近になって日本でも、所謂「DQNネーム」の一例として「王子様」などと云う名前を命名する人もいるそうですが、80年代の日本人の名前感覚としてはショックだったことは確かです。ちなみにプリンスもマドンナも本名だそうで、どちらも1958年生まれの同い年です。

当時、私の友人がマドンナのことを「まあ、どんな人?」と寒い駄洒落で語っていましたが、どうせ駄洒落で言うなら「MadなOnna」と表現すべきな、いわば「ぶっ飛んだ女性」でした。
胸にはいつもキリスト教徒の十字架のネックレスを下げていて、それを免罪符代わりにNYを舞台に多くのヒット曲を歌いました。

84年に発表した「Like a Virgin」、直訳すると「処女のように」は日本でも大ヒットしました。85年度の某社の入社式の社長挨拶の中で、
「マドンナの『I Like Virgin』は、・・・」
と誤って読まれ、「それはお前の趣味だろ」と新入社員全員に突っ込まれた、という話を先輩から聞いたことがあります。
私が印象に残っているマドンナの曲は「Material Girl」(=物質的少女)です。インドに耽溺し、物質文明よりも精神世界を求めたジョージ・ハリスンとは、どうもこの頃から馬が合わなかったのかもしれません。86年に主演し、ジョージがプロデュースした映画「上海サプライズ」は、日本映画「上海バンスキング」の下を行く失敗作でした。
ともあれマドンナは、ありとあらゆる物質的な悦楽を体現したスーパースターとして洋楽界に君臨したのです。

露出度の高い、挑発的な衣装に加え、いろいろ卑猥な妄想を掻き立てる歌詞(=連想する方が悪いとも言えますが)を、よりによって十字架をぶら下げて歌うものですから、「神への冒涜だ」と、カトリック教徒だけでなく、ユダヤ教徒やイスラム教徒からも非難されました。
その反省もあってか、慈善事業家として多額の寄付を行うようになりましたが、ビルゲイツも同じことをしていることから「一種の節税対策だ」とも言われています。

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このように毀誉褒貶の激しいスーパーアイドルが既にいてくれたおかげで、現代の私たちはレディ・ガガをある意味「安心して」楽しめることが出来るようになったことが、マドンナの最大の功績かもしれません。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(41) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようさんです。
マドンナですか…マンダムに見えた。出張上がりやのに早朝スタートやねん。疲れとるワwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月24日 08:46
総帥さん
出張直後にもかかわらず、早朝からお仕事おつかれさまです。
勤労感謝の日も、休みでなく勤労でしたか。

マドンナは、日本風の名前で言えば「麗子」みたいなものでしょうか。自分で名乗るのはちょっと恥ずかしいです。
Posted by ラー at 2013年11月24日 09:37
当時、社会党の女性議員が私たちはマドンナですと言ってたのに比べれば、本家の方がはるかにマシです。もっとも欧米人は女子にマリア(メアリー)、男子にヨハネ(ジョン)等の聖人の名前を付けるので現地では抵抗がないのでしょう。
マドンナとレディ・ガガは奇しくも同じイタリア系ですが、田舎から出て来て芸能界でのし上がったマドンナと、ニューヨーク育ちで芸術家肌のガガとでは対照的です。
Posted by HB at 2013年11月24日 10:27
総帥さん
コメントありがとうございます。

うーん、マドンナ・・・ですかw
お疲れのところご苦労様です。

各位、

今朝着の便で帰国しました。
頂いたコメントへの返事が出来ず申し訳ありませんでした。

Posted by シモン at 2013年11月24日 11:22
ラーさん

白鳥麗子ってのがありましたね。
シンディ・ローパーは「新子」とかどうでしょうw
Posted by シモン at 2013年11月24日 11:24
HBさん
コメントありがとうございます。

日本における「マドンナ」は、夏目漱石「坊ちゃん」に出てくるような「唯一のヒロイン」みたいな使われ方をしてますもんね。
社会党の女性参議院候補は例外中の例外として・・・

ガガは文字通りアーティストですね。
Posted by シモン at 2013年11月24日 11:27
〉日本における「マドンナ」は、夏目漱石「坊ちゃん」に出てくるような「唯一のヒロイン」みたいな使われ方をしてますもんね。
社会党の女性参議院候補は例外中の例外として・・・

そう言えばそうですね。マドンナがゾロゾロ出たら可笑しい…って言うか世話無いワwww以前、デハ殿と言うてた“自称”じゃ恥ずかしいワナwww

ところで、管理人殿何処に行ってたんです?
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月24日 12:25
日本の恥の文化から言ったら、あの時のマドンナ現象は受け入れ難かったですね。

やはり操ってたのが日本人じゃなかったせいでw

ちょっくら、ボストンまで。帰りは一日損します。
Posted by シモン at 2013年11月24日 12:44
シモンさんお帰りなさい。

自分は、マドンナよりそのシンディ・ローパーの方が好きでした。
「ハイスクールはダンステリア」って、原題は「Girls just wanna fun」ですよね。
意味がかけ離れてる・・・
Posted by A2Z at 2013年11月24日 13:50
A2Z殿

わかるwwwマドンナてなんか油っこいもんな。そんな私は少し上の世代になりますがイギリスのシーナ・イーストンが好きだったな。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月24日 13:53
総帥さん
「シーラ・イーストン」でググると出てきますが、
「シーラ・E」と「シーナ・イーストン」を混同して「シーラ・イーストンと書いていた雑誌がありました。

もちろん私は「Modern Girl」のシーナ・イーストン、好きです。
Posted by A2Z at 2013年11月24日 14:19
マドンナといえば、私にとっては歌のイメージから岩崎弘美でした。
Posted by デハ at 2013年11月24日 15:33
訂正、弘美×宏美○
Posted by デハ at 2013年11月24日 15:34
デハ様
村地弘美という人がいましたね。
Posted by ラー at 2013年11月24日 16:03
デハ様は、「マドンナたちのララバイ」を連想されましたね。

ララバイ、ララバイ、お休みよ、
男はみんな、傷を負って、戦死。

とても名曲です。
Posted by 藤原 at 2013年11月24日 19:07
藤原さん
僭越ながら。歌詞が一部、違っています。
♪男は みんな 傷を負った 戦士
が、正しいです。
Posted by 菅原 at 2013年11月24日 19:24
私の親父がファンやったね(まだ俺より強いよ)私が大学生時、親父は50代前半やったけど洋楽を聞き始めて最初に気に入ったのがマドンナとリッチー・ブラックモア(つまりディープ・パープルとレインボー)そして今でも好きなのがティナ・ターナー。ティナとかマドンナってわかりやすいやん?シンディ・ローパーのちょっとヒネクレタような悲しさって言葉がわからな難しいんと違うかな?
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月24日 19:41
総帥様、お父上は洋楽に理解ある方で、良いですね。
私は、チャカ・カーンも、好きです。

チャカチャカチャカチャカ、チャカ・カーン。
で始まる、「フィールフォユー」が、良い名曲です。

菅原くん。わざと、オリジナルの詩を、書いたのです、
「間違っている」ではなく、「より良くなっている」が、正しい。
Posted by 藤原 at 2013年11月24日 20:16
藤原殿

私が学生時にオーディオをバージョンアップして聞いてたら
「スピーカーに力有るから音が良いのか?」と美空ひばりや八代亜紀(親父は当時ファンの筈だったんだがな…)掛けてみたら
「なんや全然声出てないやないか?」と言い出し当時バブルでM・ジャクソンやマドンナが来て騒がれてたから聴き始めたわけ…
親父「お前ストーンズ好きやったな?でもギター下手ちゃうか?リッチーの方が上手いやろ?」
私「皆、知っとるがな…」
親父「ジミー・ペイジて下手やと思うんやけどなんで三大ギタリストなんや?」
私「知らんがな…」

御袋(洋楽嫌い)「あんた、このティナ・ターナーて日本で言うたら越路吹雪みたいなもんか?」
親父「較べられんワ!」
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月24日 20:42
ディスコ・クイーン・マドンナの「Holiday」という曲が好きでした。
最初のTOP10ヒットになった「Borderline」の前の曲。
マドンナのヒット曲をリミックスしたミニ・アルバムを買ったら、「Holiday」のみ原曲のまま。
ミキサー曰く
「曲が完璧なので、いじる必要が全く無かった。」
これは、ちょっとがっかりしました。
Posted by ヨット at 2013年11月24日 20:44
A2Zさん
コメントありがとうございます。

シーラ・イーストン!!
朝から爆笑してしまいました。
Posted by シモン at 2013年11月25日 05:47
デハさん
コメントありがとうございます。

岩崎宏美「マドンナたちのララバイ」火曜サスペンス劇場ですね。ララバイというか、レクイエムだったような・・
Posted by シモン at 2013年11月25日 05:48
ラーさん
コメントありがとうございます。

70年代、「日記には書いておこう」のCMの人ですね。
Posted by シモン at 2013年11月25日 05:48
藤原さん
コメントありがとうございます。

チャカ・カーン、懐かしいですね。
「Feel for you」は84年頃のヒットですね。80年代ポップスのストリーミングを聴いてるとよく流れてきます。

菅原さん
フォローをありがとうございます。
Posted by シモン at 2013年11月25日 05:50
総帥さん

お父さんロック親父ですね。
ディープパープルのSmoke on the waterが私の脳内に響きました。

お母さんも良いキャラしてますね。
越路吹雪がTina Turner・・・サザンの桑田が弘田三枝子のことを「Japanese Diana Ross」と歌ったようなものですね。
Posted by シモン at 2013年11月25日 05:54
ヨットさん
コメントありがとうございます。

実は私がMadonnaを認知したのは「Borderline」が初めてでした。
この頃はまだ'Normal'だったんですね。

ミキサー、中島誠之助さんに怒られてしまいますねw
Posted by シモン at 2013年11月25日 05:57
曇天の、甲府市内。今にも雨が降りそうです。
今週の「ごちそうさん」は、波乱含みの、展開でスタートしました。そして、駆け落ち夫妻。どうなることやら。

サテ、昨日は、「ごちそうさん」の放映が、お休みだった為、このホームページに投稿をウッカリ忘れてしまいました、爺の生存を、心配してくれた方には、ご心配おかけしました。元気でやっております。

デハサンのマドンナは、岩崎宏美ですか。私の世代のマドンナは、吉永小百合です。
いつまでも美しい小百合さんは、日本一のマドンナです。
Posted by 百足衆 at 2013年11月25日 07:51
老師殿

おはようさんです。60代後半からの“サユリスト”率って非常に高いですが、3年前にレンタルで大河ドラマの「風と雲と雲と」観てて気がついたんですがあの方と若尾文子さんは20代前半迄の可愛さより30代から40代への方が何とも言えない別の美しさが更に上昇してるって事が一種の凄みでしょうね。作れるアイドル、マドンナでは無いですな。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月25日 09:36
百足衆殿、
多分デハ殿の「マドンナ」は貴殿の吉永小百合に対するマドンナ意識とは別のものぞなもし
Posted by 燈台森 at 2013年11月25日 10:24
燈台森さん、いやいやわかりませんゾ、
岩崎宏美はデハサンのお気に入りの顔なのかも、しれません。

総帥さん、そうですキューポラのある街ではまだ可憐な美しさだった吉永小百合が、30を越えるあたりからさらに女性美の完成形になるんですナ。60を越えて尚あの美しさと若さ、もしや千姫伝説のように生き血を吸ってるわけではないでしょうな。(笑い。)
Posted by 百足衆 at 2013年11月25日 10:44
総帥さん

>シンディ・ローパーのちょっとヒネクレタような悲しさ

日本で言えば、戸川純さんにちょっと似てませんか?
Posted by FYI at 2013年11月25日 11:09
FYI様


あぁそれだ!二人ともミュージシャンと云うより“詩人”の雰囲気なんですよ。実際の作詞もするようですが行動自体が詩の中の人みたいなんですよ。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月25日 11:25
FYI様、総帥様

妙なテンションで浮かれている割に、フッと暗い影を感じさせてくれるところが似てると思います。
Posted by A2Z at 2013年11月25日 12:00
老師
別に岩崎宏美は嫌いではありませんが、私の好きな顔は陳美齢か柏木由紀の顔です。
Posted by デハ at 2013年11月25日 23:24
戸川純は、ザボーガーに出てきた孤児院の少女でした
Posted by デハ at 2013年11月25日 23:25
百足衆さん
コメントありがとうございます。

いつでも気が向いた日に投稿くださってかまいません。
吉永小百合さんは、正真正銘のマドンナですね。
Posted by シモン at 2013年11月26日 05:15
総帥さん

ホー「風と雲と虹と」ですか。加藤剛が平将門を演じた大河ですね。緒形拳が良かったですね。あの頃の大河は、シテよりもワキ、ツレが目立つ作品が多いですね。
Posted by シモン at 2013年11月26日 05:18
燈台森さん

貴殿のマドンナは誰ですか?
Posted by シモン at 2013年11月26日 05:19
FYIさん

このblogでも、戸川純をそのうち記事にしてみます。
Posted by シモン at 2013年11月26日 05:20
総帥さん
A2Zさん

空騒ぎの虚しさ、みたいなものが二人の共通のテーマですね。
Posted by シモン at 2013年11月26日 05:21
デハさん

あと河合その子でしたよね。

戸川純は、レーダーマンです。
Posted by シモン at 2013年11月26日 05:22
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