2013年11月22日

ピーターパン・シンドローム

80年代の流行病でした。

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80年代、榊原郁恵さんがワイヤーアクションでミュージカル「ピーター・パン」で舞台の上空を飛び回っていた頃。街には「ピーターパン・シンドローム(症候群)」という病気が蔓延していました。

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ピーターパン・シンドローム、略して「ピタシン」は、1983年にアメリカの心理学者ダン・カイリーが提唱したパーソナル障害の病気です。
症例としては、「自己中心的」「ナルシスト」「無責任」「異性への過剰な期待」「怒りっぽい」等、いわば「幼児性」が強く見られる点です。
さらに、この病気に罹患するのが、前立腺癌同様、「男のみ」というところが最大の特徴と言えます。

では何故80年代にこんな病気が流行ってしまったのでしょうか。いくつか理由は考えられます。

・70年代の女性解放運動が進んだ結果、少女たちは同年代の少年たちに比べ、早くから大人としての自分のパーソナリティーを確立することが出来た
・その一方で、少年たちは自分のアイデンティティやパーソナリティを確立することが出来ず、同年代の少女たちからは「未熟な人」としてあしらわれることになった
・その結果、少年たちは母性や異性への憧れの対象を同年代の少女たちでなく、自分の母親や仮想空間のアイドルやキャラクターに向けるようになった・・・

というような説明が一般的でした。

2013年の現代、「ピーターパンシンドローム」という言葉は聞かれなくなりました。果たしてこの病気は、一時の流行病として終息してしまったのでしょうか?
実際は全く逆で、この当時病気として扱われていた症状が、今ではごく一般的でありふれた存在になってしまい、もはや「病気」ではなくなってしまったというのが実態のようです。

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現代風に言えば、「中二病」がそれに該当するでしょうか。所謂ひきこもりやニート等も、この病気の延長上にあるのかもしれません。ごく最近では「プア充」という言葉も出てきたことでわかるように、必ずしも立身出世といった「古典的な男性の大人像」ばかりが理想とは限らないことは確かなようです。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(28) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
昔、ある女性に「あなたはピーターみたいね」と言われたのは、池畑慎之介みたいと言われたのではなく、ピーターパンシンドロームみたいねと言われたんですね。

やっと理解しました。。
Posted by ラー at 2013年11月22日 06:06
金曜日です!
頑張って行きましょう!
でもなんか祝日損した気分です><

今から出社します(^^)/
Posted by Captured at 2013年11月22日 06:32
ラー殿

真実ピーターなら…微妙ですなwwwルックス良いちゃあ良いんだがニューハーフぽいて事かね?おそロシア)
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月22日 06:53
ラー殿

真実ピーターなら…微妙ですなwwwルックス良いちゃあ良いんだがニューハーフぽいて事かね?おそロシア…
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月22日 06:54
ごめんなさい。大切でもないのに念を押してしまいましたwww…
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月22日 06:55
「大事なことなので2度」byみの
Posted by A2Z at 2013年11月22日 07:33
寒冷乍らも、快晴の甲府です。
「ごちそうさん」は、め以子(あんず演。)が義妹を指導する姿が、私の教職生活と、二重写しになりました。

サテ昨日は。総帥さんに、足手纏いと云われたのか、気になり、夜に起き出して、お礼の投稿をしようとしていたところ、愚妻が背後から音もなく忍び寄り、慌ててパソコンを消したつもりが、ボタンを間違って押したせいか、中途半端な投稿に、なつてしまいました。
ご心配いただいた、ラー氏他諸兄には、大変失礼。

どうも齢八十、まだまだパソコンの世界は、学習途上で、失敗が多いです。この前も、郷土史研究会の論文を、作成した時、殆ど仕上がった原稿が、ウッカリボタンを押し間違え、全部青色になってしまいました。戻ろうと、「BACK」と書かれた、ボタンを押したところ、「本当に削除しますか。」と、パソコンに云われ、削除するわけないだろうと考えながら、「はい。」を押したところ、4時間もかかって、書いた論文が、一気に消えてしまった時は、茫然自失と、なりました。
そういった、ボタンの御操作のないパソコンを、高齢者向けに作る人がいれば、大もうけできると、思います。
Posted by 百足衆 at 2013年11月22日 08:00
菅原氏のリストに入ってなかった燈台森です。(別に気にしてないが

百足衆さん、パソコンが上達するまでは健康でいてね。
Posted by 燈台森 at 2013年11月22日 08:30
早くも午後五時には日没を迎えています、甲府市内です。

燈台森さん。ご声援感謝します。
確かに、人生まだまだやらねばならないことがあると思へば、長生きも叶いそうです。
Posted by 百足衆 at 2013年11月22日 17:03
ラーさま
そりゃきっと芸能人のピーターの意味ですよ。
こっちの意味なら「ピタシン」の方が使われたと思います。
実際のところ、ご自身ではどう思われますか?ピーターに似てましたか。
Posted by 無名X at 2013年11月22日 18:00
あ゛〜終わり終わり!俺が出るほどやないよ怒り(ムカッ)メーカーにバイヤーに偉いさんで、お客さんより関係者の方が多いがな怒り(ムカッ)明日が本チャンやから明日だけにしといたら良かったんだよ怒り(ムカッ)で、ホテル(ビジネス)に向かうんやけど直接ホテルに横付けすりゃエエのに最寄りの駅までで後は電車やて…転勤後、赴任手当はまだ、オマケに給料日前でアマツさえ(怪傑ズバット風)桑名周辺て何も無い…明日早いから本でも読んで寝るべ(続く…)
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月22日 20:38
総帥さん
焼き蛤食べてゆっくりしてくださいね〜
Posted by A2Z at 2013年11月22日 20:48
その前に今晩は長く又久しぶりに真面目なレスをするお。
ピーター・パン云うのは背景は悲しいお話でね、昔読んだものの後書きだか評論だかで読んだんやけど…ピーターが遊び呆けて「帰ろかな」と思って二階の窓から覗くとお母さんが泣いてる。「こりゃ気まずいな」と又、一年程遊び呆けて「今度こそ帰ろうと思い又、窓に近づくとお母さんの笑い声が聞こえる。覗いてみるとお母さんは赤ちゃんをあやしてる…「あぁもう僕の居場所は無いんだ…」と出て行った…
て箇所がある。物悲しいね。でもそれの下敷きになった話があるのよね。作者の?ジェームス・マシュー・バリーには兄(ジョージだったかな?)がいてね。母親はこのジョージばっか可愛がる。ところが兄が病死すんだわ。でジェームスは「此で僕のことも少しは可愛がってくれるかな?」と思ったらなんと母親はジェームスに向かって「ジョージ…ジョージと呼びかけるわけ…母親は壊れた訳だけど「彼女の心には兄しかいない…」と分かった訳。

…という作者の体験が下地でピーター・パン は書かれた訳だ。私はストーリーでは泣かなかったがこの後書きでは泣けたね…
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月22日 22:09
どの国も経済的に豊かになると同じ現象が起きる様です。台湾など元々、アイドル文化に痛車や萌え電車と日本と同じ路線ですし、最近中国や東南アジア諸国でも増えている様に思えます。
プア充が出来るのは日本くらいでしょうね。デフレとネットと親の代の貯金のお陰で路頭に迷わないのですから。
Posted by HB at 2013年11月22日 22:19
で、やな私が「嫌だな…」と思ったのは学者ってのは畑が違うと作品の表面的な所だけ拾い上げてセンセーショナルなタイトルみたいなの付けてドヤ顔するんやね。普通に“幼稚な大人”でエエやん?今なら新型鬱病てのがあるでしょ?仕事は出来ない。でも趣味は生き生き…鬱病を甘えだとは言わん。でも此を鬱病やなんて精神科医の新しい飯の種でしかない。「今時の若いやつ は…」と同じで繰り返してきた事です。今、ネットの歴史好きに人気の福島市松さんの逸話で
「今時の若いやつ…てワシも餓鬼の時は言われたよwww親父もじい様も言われたろうよwwwそんなものだwwwまぁ飲めwww」てのがあります。その通りだワナ。
結論としてこういう事をドヤ顔で示す連中てのは学者じゃなく、コピーライターの才能じゃないですかね?
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月22日 22:29
あら!私が長々と書いてる間にHB殿にあっさり結論書かれたwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2013年11月22日 22:33
お医者さんは、いろいろ新しい病気を捏造しますからねえ。
Posted by 無名X at 2013年11月22日 22:40
総帥さん。
そのあとがきは、悲しいですな。
居場所を失った人間の悲劇がピーターパンを生んだ訳ですか。
しかし博識ですね。尊敬する。
Posted by 百足衆 at 2013年11月22日 22:46
ピピピピピ  ピーター
パパパパパ  パーククネー
ネバーランドではなく
南トンスルランドー
パククネ パククネ
今日も 平常運転中。

どうです。とても良い詩でしょう。
Posted by 藤原 at 2013年11月22日 22:54
藤原さん
いつもに増して、とても良い詩ですね。
Posted by 菅原 at 2013年11月23日 05:49
菅原さん
徐々に、審美眼が磨かれてきたようですね。
良いことだと、思います。

この詩は、一見ピーターパンのことを歌っているように見えて、実は朴クネの批判にも、なっているのです。
Posted by 藤原 at 2013年11月23日 07:02
快晴の、朝。
いつもより、少し早く、BSテレビの電源をつけたら、「ごちそうさん」の前に、「ちりてとちん」を、放送していました。渡瀬恒彦が、落語家として、復活する回。感動してしまい、次のごちそうさんは、見なかった。

サテHBさん。「甘えの構造」土居健郎を、思い出しました。日本の島国の中でしか許されない「甘え」を、肯定的に捉えるべきか否か。迷う処です。

総帥さん。80年代は、コピーライターの時代。本質的な治療法を見出すことよりも。病名をスパっと云うことの方が、重要視された、変な時代でした。

藤原さん。もう少し、常人にも理解できる詩を書ける様になると、もっと良いと思う。
Posted by 百足衆 at 2013年11月23日 08:35
ピーターパンとは、郁恵ちゃんのことだと思っていました。
ですから、ピーターパンシンドロームとは、郁恵ちゃんの病的ファンのことだと思っていました。
郁恵ちゃんは可愛いくて好きでしたが、病的に好きではなかったので私は違います。

ただ、郁恵ちゃんの存在は革命的でしたね。
肌が白く、髪が長く、細身の女性がアイドルの定義だと思っていたところ、短髪で小麦色で少し太った郁恵ちゃんが爆発寸前の豊満な肉体を晒して、全く新しいアイドル像を示したのは。
Posted by デハ at 2013年11月23日 08:52
無名X様
私はピーターみたいな容姿じゃないですよ。
ごく冴えない中年男です。
まさか、ウルトラQに出てきた方のピーターじゃないと思いますが。

デハ様
郁恵ちゃんは、結婚相手が渡辺徹だったので比較的肥満が目立たなくてよかったですね。
渡辺謙と結婚してたら、百足衆様ごひいきの「ごちそうさん」のヒロインが「ゲプッ」とした体型になっていたかもしれません。
Posted by ラー at 2013年11月23日 09:44
百足衆さま
ご指導頂き
有り難うございます。
有り難うございます。
有り難うございます。
次は、是非、百足衆さまの詩を
読みたく存じます。
八十にして尚お元気な、
百足衆さまの御言葉には、
重みがありますね。
Posted by 藤原 at 2013年11月23日 22:30
藤原さん
自由に詩を書いてください。
Posted by 菅原 at 2013年11月24日 03:56
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
Posted by 履歴書の封筒 at 2014年04月30日 18:58
もう来なくて結構です。
Posted by ラー at 2014年04月30日 19:08
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