2014年05月31日

スマートボール

日本の温泉旅館などに設置された遊戯道具です。

smartball00.jpg

アメリカ人は「ピンボール」が大好きです。
台の右側にある出射機から玉を打ち出し、フリッパーと呼ばれる二枚の板を操作して玉が落ちないように気をつけながらいろいろな部位に当て、役を揃えて高得点を目指すという、ちょっと麻雀的要素も兼ね備えたゲーム機です。
マイクロソフトのWindowsのアクセサリにはMillenium以前まで同梱されており、パソコンの仕事に疲れた人はこのピンボールで気晴らしができました。

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そんなピンボールを原型にしながら、随所に穴を作ってその穴に落すことによって得点を競うように改修されたゲーム機を「ピンボール」と呼びます。

欧米人は、いろいろな部位に「当てる」ことを主眼としてピンボールゲームを開発しましたが、どうやら日本では「穴に落す」ことに楽しみを見出す傾向が強いらしく、パチンコ台をそのままほぼ水平に倒したようなピンボールゲームがもてはやされたのは、穴のおかげなのでしょう。

スマートボールの台は、温泉旅館の遊戯室(しばしば卓球台の横に置かれる)や、縁日の屋台などに設置されます。
最初に導入したのは、樟脳などの防虫剤を扱う医薬品メーカーの「小林脳行」で、昭和初期に「コリントゲーム」の名前でピンボールを日本に紹介し、その際に「穴にそれぞれの得点を定義し、穴に記された得点を合計して競うゲーム」として流行したのだそうです。

スマートボールは、シンプルなゲームです。
プレイヤーは、玉を出射した後は、フリップを動かして玉を下に落さない努力をするだけです。知能は使いません。如何にタイミングよくフリップで打ち返した玉が、有効な穴に入ってくれるか、それだけを競うゲームです。
たまに台を揺らせて有利な動きに玉を誘導する人もいますが、ピンボールでは「チルト」と言って、不正な行為と台に認定され、一切の加点が停止してしまいます(スマートボールでこのような高級な機能があるかどうかは未確認)。

smart02.jpg

携帯情報機器の主流がノートパソコン、ガラケーからスマートフォンに移行した今日。
マイクロソフトのアクセサリ感覚で、スマホでスマートボールを楽しむ人も少なくないことでしょう。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(18) | TrackBack(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

私は「コリントボール」「ストレンジボール」という名で認識していました。「水平パチンコ」ですね。野球に見立て「ホームラン」「2塁打」「アウト」などとされた台もありました。
Posted by デハ at 2014年05月31日 05:30
デハさん
おはようございます。

平たい野球パチンコ的スマートボール、ありましたね。
あとバスケットボールゲームも覚えてませんか?
Posted by シモン at 2014年05月31日 06:04
シモン様
バスケのほか、アメフトやゴルフに見立てたものもあった気がします。私なら海戦に仕立て「レキシントン」「アリゾナ」、はずれ穴は「機雷」「弾薬庫直撃」としたいです
Posted by デハ at 2014年05月31日 12:27
デハ様

私にとって、平たいゲームというと、レーシングゲームですね。
前方から道がやってきて、それに合わせてハンドルを回すだけ、という、シンプルさが、好きでした。

やがて、テレビゲームの時代になり、対向車がぶつかってくる等、複雑になったので、腹が立ちました。
Posted by 藤原 at 2014年05月31日 13:18
子供の頃、祭りの出店で見かけました。初めて見た時の印象は西洋パチンコでした。
Posted by HB at 2014年05月31日 14:27
藤原さん
レーシングに対向車はありません。

HBさん
西洋芝にしろ西洋わさびにしろ、「西洋」がつくと国産よりちょっと落ちる気がします。
Posted by 菅原 at 2014年05月31日 14:32
ああ、大阪の本場、新世界の店にオヤジに連れられて行った記憶がある(パチンコと同じで曾ては子供を連れて入るのは“黙認”されてた。今はダメ)。オヤジは煙草、私にはチョコを渡された。
先日の私の“成果”みたいなのは見込めんからなwww“遊技”てのはあの程度にしとけば良かったのにな…
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2014年05月31日 16:50
菅原さん
西洋梨は20世紀より高いです。将棋より西洋将棋(チェス)の方が高そうです。西洋タンポポはタンポポを駆逐してしまった憎いやつです。
Posted by デハ at 2014年05月31日 17:36
総帥さん

>オヤジは煙草、私にはチョコを渡された。

逆だったら恐いわwww

冗談です。子供の頃にアーケードゲームやるのは、大人になってパチンコやるための予行演習なんでしょうか。
Posted by シモン at 2014年06月01日 04:46
HBさん

洋の東西を問わず、人間はボールを紆余曲折の末、穴に入れたがる習性があるんでしょうねきっと。
ゴルフもその一種だったりします。
Posted by シモン at 2014年06月01日 04:47
デハさん

上野の西洋美術館の方が、パリのギメ東洋美術館より入館料が高いです。
Posted by シモン at 2014年06月01日 04:49
快晴、なれど既に猛暑を予感させる、甲府市内の朝。
武田神社に参拝しただけで、もう汗だくの、状態です。

サテ、スマートボール。お題のゲームは、私もよく昇仙峡などの温泉宿に置いてある機械で、遊びました。
ボールは3発。まず一発目をそろりそろりと撃つと、ボールが向こうまで行かず、戻ってきてしまいます。
そこで勢い良く撃つと、今度はまっしぐらに真ん中の回収穴にズドン、という具合で、一向に上手く出来ませんでした。

人生、何事も「加減が大事」ですゾ、デハサン、総帥さん、藤原さん、そして皆さん。
Posted by 百足衆 at 2014年06月01日 07:17
昔の娯楽設備はうらぶれた感じが、味がありましたね。
野球盤のスリーベースのような、最高の結果から一歩引いた「準大当たり」ポジションに入った時の、妙な達成感も面白い。

http://www.youtube.com/watch?v=mr2RqEjMulw
タッグマッチでプロレスに挑む川栄李奈。
15分30秒くらいから本領発揮で大技披露・・・・。
Posted by ヨット at 2014年06月01日 11:37
百足衆さん

お暑うございます。

スマートボールは、力を入れすぎない方が高得点につながります。

軍師官兵衛、見ておられますか。
Posted by シモン at 2014年06月01日 12:42
ヨットさん

そうです、うらぶれた温泉街で10円で遊ぶのが良いのです。

川栄さん、こういう人だったんですね。暴漢もやっつけてしまえば良かったのに、ですね。
Posted by シモン at 2014年06月01日 12:43
あとアメリカ人は得点の多い競技が好きですね。サッカーの様なとにかく1点は1点みたいなゲームは性に合わない様です。

AKBはとうとう女子プロレス進出ですか。島田と言う子は実際誘われているみたいです。
Posted by HB at 2014年06月01日 13:29
HB様。
いっそうのこと、AHB48を立ち上げて、歌も芝居も出来、プロレスもできるアイドルレスラー集団を育成されてみては如何でしょうか。

握手会は危険なので、私の詩集のサイン会にしましょう。
Posted by 藤原 at 2014年06月01日 23:20
藤原さん

とてもよい考えですね。
Posted by シモン at 2014年06月02日 04:22
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