2014年08月11日

国語の教科書から消えた作品

国語の教科書から知らないうちに姿を消した名作があります。

kokugo00.jpg

先日、「教科書から姿を消した唱歌」という音楽分野の話題を記事にしたところ、予想外に反響がありましたので、今回は「国語教科書から姿を消した作品」について取り上げてみます。

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まず、代表例の一つは(これも記事にしましたが)ドーデ作「最後の授業」です。
これは、実は元々フランス語を話していなかったアルザス地方の子供にフランス語を教えていた先生が、プロシアに占領されてフランス語の授業が最後になってしまい、発狂して黒板に書き殴って気絶する。という、フランス人以外の人から見たら単なる変な話なので、80年代以降消えていくのは自然だったかもしれません。

ですが、日本人作家の名作で、古来教科書に取り上げられてきた作品が、次々に姿を消しているのです。
「国語の教科書から消えた 心に響く名作・名場面」(小宮山博仁著、日本文芸社)には、下記の作品が紹介されています。

注文の多い料理店(宮沢賢治):昨今、飲食業界では長時間労働が問題になっています。某外食チェーン店では、社員の平均残業時間が100時間以上と、その労働形態は異常ともいえます。そんな状況下にあって、「注文の多い料理店」は、ますます労働者の労働長時間化に拍車をかけることが良くないので削除されたのでしょう。

吾輩は猫である(夏目漱石):猫を嫌う生き物。それは、ネズミです。そんなネズミが経営する、巨大娯楽産業といえば?そうです、○○○ーランドです。おそらく、ネズミを重宝する米国からの圧力によって、猫を排斥することになったのでしょう。

宿かりの死(志賀直哉):「宿かり」とは、節足動物の「ヤドカリ」のことではなく、日本国という「宿」を「借りて住む」人たちの暗喩だったのです。従って、教育界にはびこる「宿かり」たちの手によって、縁起でもないと葬られました。

山椒魚(井伏鱒二):山椒をかけて食べる魚、といえば鰻です。日本人が世界中の鰻を食べ尽くすことを危惧した動物愛護団体が、鰻を連想させる「山椒魚」という作品を削除したのでしょう。

季節(井上靖):シーズンに関係なく、米国や中国産の農産物をどかどか日本人に食べさせようとする海外勢力が、日本人から季節感を奪うために削除しました。

日本人の食生活(加藤秀俊):同上の理由で、削除されました。

クシャミのこと(柳田国男):中国で流行した鳥インフルエンザのことを思い出させるので、削除されました。

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他にも、削除まで風前の灯状態の作品として「高瀬舟」(森鴎外)や「蜘蛛の糸」(芥川龍之介)、「走れメロス」(太宰治)が例に挙げられています。
「走れメロス」は、読者はみんな「メロスは走っていた」と誤解していましたが、近年の研究で実は走っていなかったことが判明しました。
つまり「走れメロス」は、命令口調だったのです。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(26) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
数年前「スーホの白い馬」が映画になりましたが、教科書に載っていたと感激していたのに今は載ってないみたいで残念です。

私としては、赤い労働者が団結して権力に立ち向かうことを連想する「スイミー」に消えてほしいです。
Posted by デハ at 2014年08月11日 05:51
中島敦の「山月記」も、中国に配慮して最近は高校教科書に採択されなくなったそうです。
Posted by ラー at 2014年08月11日 08:53
おはようさんです。

不思議やねぇ…学校の国語の教科書に載ってた作品て殆ど記憶に無いんやワ。「最後の授業」と星新一の作品くらいかな?俺、勝手に濫読したからな。
「国語の授業では文学を楽しむ下地も作れない」
ってことかwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2014年08月11日 08:59
藤原さん

ある意味、チャンスですね。藤原さんの詩が、教科書に載る日も遠くないかも。
総帥さんも記憶する名作として、多くの生徒の心にトラウマ、もとい感銘を与えることでしょう。
Posted by 菅原 at 2014年08月11日 09:07
デハ様
「スーホの白い馬」は、ウイグル族の独立運動を連想させるので、削除されました。
Posted by ラー at 2014年08月11日 09:26
菅原道真も、落雷の危険とかわずやまを考慮して、教科書から削除!削除!削除!削除!削除!堕落僧侶!堕落僧侶!堕落僧侶!
Posted by 藤原 at 2014年08月11日 09:45
菅原殿


教科書読んだ学生にトラウマを与えて何とするよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2014年08月11日 12:32
ラーさん。
馬がらみといえば、仔馬を殺せと言う命令を無視して上官に殺されたコサック兵の物語も教科書に載っていました。
騎馬民族の残忍さを思い知りました。
私は逆に山月記や李陵を見て、「李」姓の人には立派な人が多い、そういえば唐代の李白も同じ一門だなあと感心しました。
それだけに、関係のない朝鮮人が勝手に「李」姓を名乗っていると腹が立ち、創氏改名ではないの?と突っ込みたくなります。

 少なくとも、唐の時代の途中までは、残念ながら中国の方が我が国より優れていたのです。
 しかし追いついたと判断した菅原さんの先祖の菅公が中止したのでした。賢明な判断でした。

 しかし、朝鮮はそうではありません。
彼らはしきりに野蛮だった我が国を文明化した、と主張しますが、逆に併合により彼らに文明を与えたのです。
 彼らから学ぶことは何一つなく、彼らがつたえたとするのは全て中国か印度発祥、中国人か印度人によって発明されたものです。
 遣唐使はなぜ命がけで中国に渡ったのでしょう。
中国の高僧鑑真は盲目になりながらも来日し、逆に安倍仲麻呂はついに帰国できませんでした。
 福岡から半島にわたり、陸路をとれば危険な航海しなくてすむのになぜでしょう。
 それは、@朝鮮に学ぶことは何一つないからA朝鮮を経由すると、献上する品や、得られた経典が抜き取られ盗まれるから
に違いないのです。

 いわゆる「ネトウヨ」と呼ばれる者の多くは「シナチョン」と中国人と朝鮮人をひとくくりにしますが、これは誤りです。
 朝鮮人は、有史以来我が国より進んでいたこと、秩序が上だったことがないのに対し、唐の時代までは明らかに中国の方が日本や朝鮮より優れていたという事実、現在においても、西側自由民主主義陣営にありながら、反日・媚中の姿勢を政府高官自らが行う韓国、言論の自由がなく、親日罪なる法律で人々の財産がとられる国なのに対し、中国では共産党一党独裁なのにもかかわらず、一部には公平な意見を述べる人がいる点からも、現在においても朝鮮は日本や中国より劣った蛮族だと言えるのです。
 つまり、朝鮮人・朝鮮民族自体が我が国の敵であり、劣った存在であるのに対し、漢民族が我が国の敵ではなく、漢民族が劣った民族ではなく、中国共産党とそれに洗脳された人々が、それに貧しさも加わって低いレベルの人間に成り下がってしまっているだけなのです。
 
Posted by デハ at 2014年08月11日 14:00
追伸
中国、露西亜、米国、仏蘭西、独逸、英国、伊太利、北欧、印度、アラブ由来の物語が教科書に載っていても、朝鮮由来のものを学んだ記憶がありません。
 このことからも、朝鮮人は私たち日本人や中国人、印度人、白人と比べて学ぶべきものを残していない、学ぶにたりえない民族・国家であることが自明です。
 逆に、印度やアラブ、ロシアからいろいろなことを教科書を通して学んでいたことを改めて知りました。白人と中国から学んで発展したという感があったのですが、幅広い地域・民族から我が国は学んでいたのですね。
Posted by デハ at 2014年08月11日 14:05
総帥
私はスーホの白い馬やスイミー、ごんぎつねなどによりトラウマを抱えています。
権力者に理不尽に殺害される動物、団結して立ち向かってくる恐るべき革命の波そして恐怖、いいことをしたのに殺されたごんぎつね・・・。いずれも大きな心の傷になりました。
 当時は朝鮮のことなど知りませんでしたし、北条時宗の伝記を読んだばかりでしたので、ソ連、蒙古(同じ国だと思っていた。地図的に。蒙古が元に変わり、露西亜になって、ソ連になったという認識だった。支配者が東洋人から白人に変わったが同じ領域で騎馬軍団だから)に対する恐怖と憎しみ、いずれ日本や中国にまた攻め込んでくるのではないか、という不安を感じていました。
 それは、中学になると、大韓航空撃墜、アフガン侵攻となって現実化しました。
 中国の方が蒙古より悪い国だと知ったのはずっと後でした。それでもソ連の方がもっと悪いと思っていましたが。
 赤軍がウラーと叫び人海戦術で押し寄せてくる様は、スイミーの合体小魚とそっくりです。
Posted by デハ at 2014年08月11日 14:12
サテ、デハサン。
スイミーと言えば、スイマー。
その昔、マークスピッツというスイマーが、いました。
スピッツだけに、得意な泳法は犬かきだと、揶揄されました。
Posted by 百足衆 at 2014年08月11日 22:20
百足衆様
スピッツの他に、ヘンケンという偏見に満ちた選手もいませんでしたか?
彼らは、日本人の面かぶりクロールや、鈴木大地のバサロというイカ泳ぎに敗れると、偏見でそれらを禁止して日本人を勝てないようにしました。
憎い、憎い、欧州の人間のスポーツでの日本人差別が憎い。
モスクワオリンピックをボイコットしたのも当然です。スイミーのせいでは、ありません。
Posted by ラー at 2014年08月12日 07:46
サテラーさん。
憎むな憎むな、赦しましょう。

快晴の、甲府市内の朝。みすたかやまの屋根に、500余りの魂が散華して、早30年近い月日が、経ちました。合掌。

そんな日は、1日鎮魂の思いで過ごしましょう。また、もうじき終戦記念日も、近い。
蝉の声を聞きながら、平和を思い、過ごそう思います。
Posted by 百足衆 at 2014年08月12日 08:33
へいーん わっわっ
平和な日々を、

過ごしましょう。過ごしましょう。

デハ様、ご教授ありがとうございます。
やはり、元祖日中断交を断行したのは、菅原君の先祖でしたか。唐と断交しても、とう然。等と、子孫同様寒い駄洒落、もとい掛詞を言った可能性が高いと思います。

因みに、私の好きな中国の遊戯「麻雀」では、平和は「ピンフ」と読みます。京大教養部の近くに、この名前の雀荘がありました。
Posted by 藤原 at 2014年08月12日 08:54
ぱみょらっ ぱみょらっ。

総帥様も仰る通り、菅原君は、教科書にトラウマが、あるようですね。
恐らく、平安時代の摂関政治のページは、

切り取られていたに、違いありません。
切り取られていたに、違いありません。

菅原君、過去のわだかまりを捨てて、正しい歴史認識を、
持ってくださいね。
そうすれば、私に絡むことも、なくなるでしょう。

有意義に、生きましょう。
有意義に、行きましょう。
共に、手を取り合って。
Posted by 藤原 at 2014年08月12日 09:56
憎むな、殺すな、赦しましょう。
Posted by サテラー at 2014年08月12日 10:00
デハ殿、ごんぎつねがどんなトラウマになったのですか。
Posted by 燈台森 at 2014年08月12日 10:02
付け届けしたのに殺されたからです。
Posted by デハ at 2014年08月12日 12:22
大方のサラリーマンは、ごんぎつねかもしれません。
Posted by 無名X at 2014年08月12日 15:16
サテラーさんは、私とは別人です。念のため。

藤原様、つまり菅原様が韓国で藤原様が日本というわけですね。

う〜ん(-_-;)
Posted by ラー at 2014年08月12日 15:40
今日の 業を なし終えて。
サテラーさんとは、
サテデハサンや、サテ総帥さん、同様、
ラーさんに語りかけているだけですゾ。

それはさておき、厳かな気持ちで過ごしましょう。ごんぎつねに、追悼の気持ちを忘れずにナ、デハサンや。
Posted by 百足衆 at 2014年08月12日 17:29
百足さん、最近は、ごんぎつねみたいな話を読むどころか、
狐狩りをしようとする「ハンター・ハンター」なんてマンガがはよって、殺伐としてるだよね。
Posted by ファンタジスタ・サブロー at 2014年08月12日 19:55
おばんです。

ああ、ゴンは可哀想やった…あと、モチモチの木は絵が怖かった。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2014年08月12日 22:46
怖い挿し絵と言えば、
Posted by 藤原 at 2014年08月13日 00:36
皆さん、お久しぶりです。
台風と猛暑、なんとか、去りましたね。

国語科教育というと、路傍のストーンとかをかいた書いた山本なんとかという人を思い出します。
あの本郷独文科の出て、ヘッセの翻訳の有名な高橋なんとかのアニキ分です。
本郷独文屋商店も色ありまして、中野孝次もあそこの舎弟なんですけど、うちの○○も実は(^_^;)なんです。でうちのヽ(*´▽)ノ♪がケールハイムするふるさとも本郷独文屋商店なのですねー。

しかし遠山プランで本郷独文屋商店も下宿屋本郷館と同じ運命を辿りそうですが、これも時代の流れなんでしょうね。
ロールスロイスが独BMW製になって、かつてのファントム6のような英国的オーラが失せて独製軍用車両みたいになっちゃったように。
そういえばこの前、家の近くに道を白いロールスロイスファントム6がゆっくりと走っていました。



Posted by らら at 2014年08月13日 15:39
ららさん
お久しぶりです。

ヴェルテンブルグ修道院に行って参りました。ケールハイムはバイエルン随一のドナウの街ですね。

遠山ゆとり化計画の影響はいまだ深刻です。にしても白いロールスロイスとは、何と優雅な。いまだ黒い車しか見たことがありません。
Posted by シモン at 2014年08月14日 06:32
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