2014年10月27日

PROPAGANDA

80年代、ZTTレーベルからデビューしたデュッセルドルフ出身のニューウェイヴ系のバンドです。



「イエス」のボーカリストだったトレヴァー・ホーンがプロデューサーに転進して立ち上げた「ZTTレーベル」は、80年代のニューウェイヴの「革命」であり「事件」でした。
ZTTを代表する英国のバンド、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「Relax」の、デジタル機器を駆使した斬新で刺激的なサウンドは、それまでのポピュラーミュージックのアレンジを「過去のもの」にしてしまいました。

「PROPAGANDA」は、そんなトレヴァー・ホーン主催のZTTレーベルからデビューしたドイツ出身の男2人・女2人の4人組のニューウェーヴバンドでした。
デュッセルドルフで銀行員として勤めていたラルフ・ドルパーが立ち上げたこのバンドは、同じ男2人・女2人の4人組である「ABBA」とは異なり、女性ヴォーカリストであるクラウディア・ブリュッケンが一枚看板の、知的で重いサウンド乃至ロマンティック・ノイズを放つグループでした。

1985年夏にアルバム「A Secret Wish」を発表、同年12月には来日公演も果たしたPROPAGANDAですが、86年10月に看板ヴォーカリストのクラウディア・ブリュッケン脱退というアクシデントで、そのまま活動を停止し、行方をくらましてしまいました。

そして、1990年。ベルリンの壁崩壊から東西ドイツの統一と、ドイツに世界の視線が集まる中、PROPAGANDAは新たなメンバーで「復活」を遂げました。



新たなヴォーカリストは、アメリカ人でありながら12歳の時にドイツに移住し、クラブ歌手をしていたベッツィ・ミラーです。6人編成のグループとなった新生PROPAGANDAのアルバム「1234」は、Virginレーベルから発売されました。多くのPROPAGANDAファンにとって、しなやかで透明感のあるベッツィの歌声は、かつてのクラウディアの知的なヴォーカルと異なる「新たな地平」を感じさせました。

しかし残念ながら、この「1234」が最後のPROPAGANDAのアルバム(2002年に発売されたコンピレーションアルバム「Outside World」を除く)となってしまいました。
posted by シモン at 05:00| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
1234っていい名前ですね。
Posted by デハ at 2014年10月27日 22:29
プロパガンダといえば、ゲッペルスですね。
Posted by ラー at 2014年10月28日 10:26
天気晴朗なれど、寒冷な甲府市内の朝。
今朝の「マツサン」エリーは、優子さんの幸せな結婚を願う。
という、回でした。
サテデハサン。1234とくれば、5678。
「いにさし殺しは9時」
物騒な世の中ですナ。
Posted by 百足衆 at 2014年10月28日 11:22
デハさん

海外出張で、先程帰宅しました。
羽田は便利ですね。

今回、私の趣味の記事にお付き合いいただいてスイマセンね。
1234・・・適当なアルバムタイトル・・(汗
Posted by シモン at 2014年10月29日 13:24
ラーさん

ネオナチ入ってますね・・・>プロパガンダ
Posted by シモン at 2014年10月29日 13:25
百足衆さん

いつも「マッサン」レポートありがとうございます。
しかし、私が録画していたマッサンの筋書きとちょっと違うような・・・
このところ、サントリー赤玉はニーワインのヌードポスターの話題で引っ張ってますね。
Posted by シモン at 2014年10月29日 13:27
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