2015年12月13日

マフラー

日本語で「襟巻き」とも言います。

muffler.jpg

冬の通勤通学に欠かせないアパレル製品というと、マフラーです。
人間が風邪を引くことの第一義的な原因は首や喉を痛めることで、ここを冷やさないようにするための防寒具だからです。

dec109.jpg

マフラーは、江戸時代にも「襟巻き」として庶民の間で普及していました。といっても、首に襟巻きを巻いていたのはもっぱら「ご隠居さん」と呼ばれる世代のみで、若い人は着用しないものでした。寒さをものともしない江戸っ子の「粋」文化の為せる技でしょう。
明治期に入っても、襟巻きは皮膚の抵抗力を弱め、衛生上有害であるという説が流布していたそうです。

昭和時代になり、月光仮面や仮面ライダーのような二輪車に乗ったヒーローは、マフラーを愛用するようになりました。二輪車で移動する際に正面から風を受けるための防寒対策という実用的な面もあったでしょうが、むしろマフラーをひらひらさせることで「高速に移動している」という錯覚を敵および視聴者に印象付けさせる狙いがあったからだそうです。

昭和末期から平成以降、女子高生を中心にバーバリーの格子模様のマフラーが爆発的にヒットしました。あまりに流行り過ぎて、バーバリーではむしろ没個性的になってしまったため、某似非理学博士も愛用したことで知られる「ヴィヴィアン・ウエストウッド」とか、廉価なイーストボーイだとかスピンズだとかWEGOだとかそういったブランドのマフラーを愛用する向きも多いそうです。

マフラーを初めて着用した日本人は北条時輔です。2001年に放映された「北条時宗」によれば、二月騒動で日本を追われた北条時輔(演・渡部篤郎)が、モンゴル軍を率いて元寇の船に乗って日本に帰ってきた際に、首に赤いマフラーを巻いていたことで知られています。

dec107.jpg

以降、赤マフラーは一度死んだはずの人間が生き返るという縁起物として珍重されました。
一例として、人間を一度辞めた集団で構成される「サイボーグ009」(原作:石森章太郎)では、その面々が赤マフラーの恩恵にあやかって全員着用しています。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☁| Comment(20) | TrackBack(0) | ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
時輔殿のご加護が得られる縁起物アイテムが赤マフラーなんですね。

中村主水も襟巻きをして裏家業に精を出していましたね
Posted by 田舎帝王 at 2015年12月13日 05:15
田舎帝王さん
おはようございます。

中村主水の裏家業は、現代でも公安警察が裏で仕事をしている(なので不審死が「事故死」「病死」で片付けられる)ことを暗示している・・・

という「陰謀説」がありますね。
Posted by シモン at 2015年12月13日 06:03
あーかいー あかーいー
赤いマフラの Vすりゃー!!

宮内洋さんの演じた、「仮面ライダー ぶいすりゃー」を思い出しました、思い出したのです。

そういえば、「名探偵コナン」で、死んだはずの赤井という男が実は死んでなくて復活しましたが、これも「赤井マフラー」に、

引っ掛けていたのでしょう。
引っ掛けていたのだと思います。

あまり復活し過ぎると、ゾゾゾゾンビです。ほげらっほげらっ。
Posted by 藤原 at 2015年12月13日 06:28
藤原さん

赤い仮面のぶいすりゃー!
です。
Posted by 菅原 at 2015年12月13日 07:33
小雨となつた、甲府市内の日曜日。
今朝の「5分でわかる朝が来た」朝は、千代を産み、炭鉱が爆発し、近藤正臣が倒れる。

という、一週間でした。
そんな「5分でわかる朝が来た」を見て、晴れやかな心持でいる処に、美和がぬっと出てきて、「大河ドラマ花燃える。今日最終回」と言った。お茶を、噴出してしまった。
Posted by 百足衆 at 2015年12月13日 11:48
反戦や友好を口実に暗躍する赤マフラーや商人、海賊が正義で、水際で抵抗した鎌倉武士の戦闘行為が悪であるかの様な描写は近年の作品に通じるものがあります。
Posted by HB at 2015年12月13日 14:19
藤原さん

V3のマフラーは白です。
Posted by シモン at 2015年12月13日 14:25
菅原さん

そうです。Vすりゃあの宮内さんは赤い仮面の後は青レンジャーでした。
Posted by シモン at 2015年12月13日 14:26
百足衆さん

いつも「あさが来た」のレポート有難うございます。

そうですあの不吉な真央の番宣のせいで、真央ちゃんもすっ転んでしまったようです。
Posted by シモン at 2015年12月13日 14:27
HBさん

最近の大河ドラマ、特に女性主人公の回は戦闘シーンやりませんよね。

再来年は、井伊直虎はすべて話し合いで解決した!さすが直虎様!とかやりそうですね。
Posted by シモン at 2015年12月13日 14:30
映画、紙上、いろいろありますが、最初の頃の映画では、009が赤、003が青灰で二人だけ。
二色で紙に描かれている物では、全員が白だったり、
後には全員黄色とか。マフラーの使用者と色は定まってないようです。
Posted by 片山 at 2015年12月13日 17:28
片山さん

確かに、歌には「赤いマフラー」と歌われていて、白い制服に赤マフラーを巻いてたことがありますが、その後は赤い制服に黄色のマフラーが殆どだったみたいです。
Posted by シモン at 2015年12月13日 17:48
おばんです。

〉…すべて話し合いで解決した!さすが…

てのも有りっちゃあ有りだけどね。外交の手段の一つが戦闘ですからね。ナポレオンをキリキリ舞いさせたのがオーストリアのメッテルニヒやし、ナポレオンに極秘で対英講和を成立寸前まで持って行ったのがフーシェだし、ナポレオン敗北後にナポレオンが獲った領土は吐き出したものの“本来のフランスの領土”として革命のドサクサにオーストリアやプロイセンに獲られた領土を取り返しブルボン朝最終末時より領土を拡げたのはタレイランだし、天皇を殺せる程の権力を持ったマッカーサーと渡り合って皇室と国民を護ったのが吉田茂で、戦争に敗けて獲られた沖縄を戦争をせずして取り返したのが佐藤栄作ですからね。此くらいダイナミックな外交…話し合いをしてくれれば面白いやろうけどなwwwでも玄人好みになるやろけど…
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2015年12月14日 00:59
総帥さん

確かに、あの信長でも力攻めより調略を好んだそうですので、損失0で目的を達せればそれに越したことはないです。

しかし、大河ドラマの場合は単に合戦シーンを省いて予算低減したいだけ、という意図が見え見えですし、直虎が城攻めする敵を話し合いで追い返すことが出来るなら、サイパン島も玉砕せずに話し合いで守りきることが出来る・・・わけないです。
Posted by シモン at 2015年12月14日 05:06
花も湯、歴代大河ドラマ最低視聴率更新おめでとう♪
Posted by 燈台森 at 2015年12月14日 12:11
四捨五入して12.0%なので清盛とワーストタイとか

悪あがきするから余計に嫌われる。

ただ、防府のパブリックビューイングに出席した井上真央には同情する。NHKのプロデューサー、とんずらしたらしい。
Posted by ジョニー at 2015年12月14日 12:38
曇り空となつた、甲府市内の午後。
今朝の「朝が来た」朝(パル演)は、千代の看病をしながら、生まれたばかりの近藤正臣をあやす。

という、回でした。
サテジョニーさん。「花燃える」で、防府が全く出番が無かったことは、かつて「徳川慶喜」の時に、静岡の隠居生活を全くやらなかった(あの時は、痛快だった。)と、同じことなので、取らぬ狸の皮算用が外れた、と、諦めざるを、得ない。
それよりも、その尻拭いに、井上マオさんだけが、出させられ、楫取役の、大沢某だとか、プロデユーサーの、土屋某が、行かなかったらしい。これは酷い、酷である。
私が井上さんだったら、絶対二度とこいつらと仕事はすまい、と思うに相違ない。
Posted by 百足衆 at 2015年12月14日 14:10
そのプロデューサーはサラリーマンの風上にも置けんな。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2015年12月14日 14:50
総帥さん

その風上にも置けないプロデューサー、私達より高給取りですよ。
Posted by 菅原 at 2015年12月14日 15:18
名前を騙った投稿削除

総帥さん

サラリーマンというか、人間としてどうかと思います。
Posted by シモン at 2015年12月14日 20:19
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック