2016年02月15日

ゲイラカイト

1974年に日本に上陸した、アメリカ発の三角凧です。

kite.jpg

日本の伝統的な遊びである「凧揚げ」には、単なる遊戯としてだけでなく、祈祷的な意味合いが強く含まれています。
五島列島の福江島に伝わる「ばらもん凧」には、正面から戦って鬼に兜を飲み込まれようとする武者・渡辺綱の背後の姿を描いていますが、この凧を揚げることで、子供の厄を払い、さらに立身出世と家運上昇を祈願するそうです。

jan811.jpg

そんな日本の伝統的な凧の世界に、黒船が来航してきました。
米国で発明され、1974年に日本に輸入された「ゲイラカイト」です。宇宙航空工学の世界でもっとも有名なNASAの技術者が開発したという触れ込みで、その先進技術に多くの子供たちが飛びつきました。
実際、日本の伝統的な凧よりも、遥かに容易に浮揚できるような流体設計が出来ていたのです。

凧の形状は三角形で、ちょうど「マグマ大使」に登場する悪役「ゴア」の円盤のような形でした。それを知っている保護者の世代は眉を顰めるかと思いきや、お父さんも子供と一緒になって凧揚げに夢中になりました。日本人は、案外外圧に屈しやすい民族であることがこの凧を通じて露呈しました。

しかし、あまりにも急上昇しすぎる凧の流行は、電線にひっかかったり民家に落下したりという事故の急増を招きました。自分で高圧電線にひっかかったカイトを回収しようとして感電死した、などという痛ましい事故も起きたそうです。ただちに「高圧電線の近くでは凧揚げ禁止」の看板が各地に設置され、電力会社のCMでも注意喚起されるようになりました。
そのうち、カイトを飛ばすような広場が無くなったこと、子供たちがゲーム機に熱中して外で遊ばなくなったことで、ブームは下火になりました。

jan812.jpg

近年の「ドローン」も、一種の「ゲイラカイト」かもしれません。
ブームの直後に規制が待っていることは、1970年代も現在も変わりありません。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☁| Comment(40) | TrackBack(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オヤジが凧を作るのが巧くてね、此が又、当時誰の物より高く揚がったんですよ。かなり上質の和紙と糊と糸だけでこさえてね、零戦と同じ発想で軽い材料で補強も最小限しかしないので、非常に軽く出来ててね少しの風で“フワッ”と揚がって一度揚がれば上空は常に風が吹いてるから、後は暴走しないようにコントロールだけしとったら良かった。で、ゲイラも買った事があったんですが一度で工場の屋根の上に落としてあぼーんしましてね…
私は未だに和凧派ですワ。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 05:28
ゲイーラ カイト!カイト!
エトワール。海渡!

総帥様、総帥様、
工事現場に墜落してしまった、ゲイラカイト様を、
謹んで、お悔やみ申し上げます。
謹んで、哀悼の気持ちを表します。

昨日の真田丸で、木村佳乃演じる松が断崖から飛び降りたシーンを、思い出しました。

でも漁民に拾われて、無事でした。
ほげらっほげらっ。
Posted by 藤原 at 2016年02月15日 05:33
デハ様の気分で。

憎い、憎い、ゲイラカイトが憎い、
和凧をゼロ戦に例えればグラマンかP-51の
ゲイラカイトが憎い、
憎い、憎い、ゲイラカイトが憎い、
日本の空を、我が物顔に飛翔する
ゲイラカイトが憎い。
Posted by ラー at 2016年02月15日 05:43
私のカキコから十五分もしとらんのに、速攻で返して来るとは二人とも詩人やなwww宗匠は毎度の即興でラーさんは本歌取りですなwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 05:50
ラー様、ラー様。

なかなか良い藤原詩が、書けています。
書けているのです。

藤原詩の本質は、繰り返しにあります。
リピートです。回帰性なのです。巡回群なのです。

ですので、藤原詩四級の称号を、貴殿に与えるものと、する!

ほげらっほげらっ。
Posted by 藤原 at 2016年02月15日 05:57
総帥様

ありがとうございます。本歌取りなどと、
照れてしまいます。
デハ様が喜んでくれると、良いのですが。。

藤原様、藤原様、
ありがとうございます。
ありがとうございます。
藤原流詩人四級を名乗って、生きていきます、
天に召される、その日まで。ほげらほげら。
Posted by ラー at 2016年02月15日 06:07
宗匠は当blogのジミー・ペイジでありますなwwwリフ(フレーズを作り出し繰り返し。つまり“旋律”です)を巧く使うと言うことですな。ブラックドッグやカシミール、ロックンロールのような耳に残るフレーズを作れと言うことですなwww
んじゃ私はルーズに好き勝手にやってるキース・リチャーズですなwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 06:29
生暖かい朝となつた、甲府市内。
今朝の「朝が来た」朝(パル演)は、女子大創設に向けて、更なる一歩を踏み出す。

という、回でした。
サテ総帥さん。藤原さんもだが、歌のリズムで文章を書く。
佳い佳い。詩は、そこから生まれるのだ。
爺は、相馬馬追のリズムで、いつも書いて居ます。
Posted by 百足衆 at 2016年02月15日 08:26
昨日の真田丸で、木村佳乃が退場してめでたしめでたし、ではなくて残念。
Posted by 燈台森 at 2016年02月15日 10:55
去年の鼻もゆだったら、小田村いのすけが大凧に乗って崖っぷちの美和様を助けそう。
Posted by ジョニー at 2016年02月15日 12:00
去年の糞もゆだったら、美和様が安土から信州まで楽々帰還。さらに何往復もする
Posted by 燈台森 at 2016年02月15日 12:12
去年の鼻もゆだったら、
明智勢がいのすけの「至誠」とかいう訳のわからない演説に感動して囲みを解く
Posted by ジョニー at 2016年02月15日 12:31
ラーさん
残念でした。私が一番好きな飛行機はP51なのです。
次は飛燕です。

一番嫌いな(当時)飛行機はホーカーテンペストなのです。
Posted by デハ at 2016年02月15日 13:04
チャチャを入れるようで悪いのですが、「マスタング」は兎も角「飛燕」てのは米軍にとって比較的
「墜しやすい」
飛行機だという事ですが?零や「隼」程身軽でもなく「疾風」や「紫電改」程早くも無く、姉妹機の「五式」のようなバランスやタフ(機体本体のタフさは「飛燕」譲りとしても空冷に変えたため被弾には更にタフさがアップ)さも無く、「雷電」「鍾馗」みたいに対重爆に特化もしてはいない。
自家用機としてなら兎も角、戦場“その場”で選べるなら乗りたくないなwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 13:20
ラー様、ラー様、

デハ様の、気持ちを掴み切れなかった為、藤原四級から、五級への、降格を、命じる! 藤原詩は、人の心を、一番大事に、するのです、するのです。

ほげらっほげらっ。
Posted by 藤原 at 2016年02月15日 13:41
あら?それらの事情を踏まえた上で免状、目録を出すのが師範では?更に一度下しておきながら変更するのは自らの権威の否定になりませぬか?…未熟。ほげらほげら
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 13:50
宗匠

いやあ、暇は有るけど金は無いのでパチ屋にも行けぬのでチャチャ入れるしか時間を潰せぬのだよ…可哀想だろ?可哀想と思ったら¥3マソ 程渡そうと思わんか?思うだろう?思ったら渡してくれないか?
「貸せ!」
と言ったら後で返さなアカンから、渡せ。ほげらほげら
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 14:00
性能ではなく、カッコいいか否かで決めているので問題ありません。
Posted by デハ at 2016年02月15日 14:27
嫌いではないが、どうも液冷機てのは無機質な感じがしてね。貴方が好かんタンク機は其処に手を加えてる感じが良いんだワ。尤もその一手てのが貴方は
「余計だ」
と言うんでしょうがwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 14:47
藤原さん
五級で、良いのです。良いのです。

降格を、甘んじて受け入れます。受け入れるのです。

そして、デハ様には心からお詫び致します。致します。

P-51万歳!最高!
飛燕も最高!です。
ほげらほげら。
Posted by ラー at 2016年02月15日 16:35
ラー様、ラー様、

よくぞ、受け入れてくれました。
よくぞ、降格を受け入れてくれました。
私も、断腸の思いでしたが、デハ様への心、そしてなによりラー様の、詩人としての大成を願うと、心を鬼にして降格という選択肢しかなかったのです。
聡明なラー様なら、先刻ご承知と、
信じています。
信じているのです。
総帥様には、三万円の価値に相当する、私の詩を送ろう思います。

返礼は、要りません。ただ、国産鰻を心付けに頂ければ、十分です。十分なのです。

ほげらっほげらっ。
Posted by 藤原 at 2016年02月15日 18:44
藤原詩一級の、菅原です。

総帥さん、国産鰻と引き換えに、軍資金三万円ゲット
という可能性は、ありますね。

ふるさと納税みたいなものでしょう。
Posted by 菅原 at 2016年02月15日 19:46
総帥
テンペストは水冷ですよ。

あの空気抵抗をわざわざましたデザインが醜い。

隼は1000馬力で時速500キロ、飛燕は1400馬力で600キロ、疾風は2000馬力で600キロであることからも、流線形の効果は出ていると思うのです。5式も580キロに落ちています。流線形にして空気抵抗を減らせば、少ない馬力で速くなるのです。飛行機だけでなく、乗り物みんなそうです。

P51は1700馬力しかないけど、2000馬力のグラマンよりずっと早いのです。これも流線形の効果です。
しかし作ったアメリカ人にはその良さはわかってもらえず、奴らは2300馬力もあって機銃が倍ついていて、爆撃機よりでかいP47が好きなのです。困ったやつらですね。
Posted by デハ at 2016年02月15日 20:03
シモン様の記事にもあるように、ゲイらカイトが揚がりやすいのも、流線形だからです。
流線形と言うことは、=かっこいいということなのです。
新幹線やフェラーリはすべて流線形のはずです。(ランボルギーニにはチータがあるが、本来はアッチ系のメーカー)

在来線や私鉄の特急もかつては流線形だったのに、分割併合に便利だとか、製造コストの関係で非流線形にしてしまったのが多く残念です。
(国鉄181系や485系初期型、小田急ロマンスカー、近鉄ビスタカー2世は流線形だったのに、485系後期型以降やEXE(相模大野で分割する)、ビスタ3世は非流線形になってしまいました。
しかし、アーバンライナーやVSEは再びかっこいい流線形になりました。
 名鉄は流線形展望のパノラマカーをやめて、後ろ半分には通勤型を連結する竜頭蛇尾な特急を運航していて残念です。
Posted by デハ at 2016年02月15日 20:08
デハ様

小田急の30000系とか、
非流線型特急の典型例ですね。
Posted by 無名X at 2016年02月15日 20:14
総帥様

正直なところ、藤原流の詩作で四級から五級に降格されて、落ち込む人は地上にはいないと思われますので。。
Posted by ラー at 2016年02月15日 20:19
流線型の新幹線といえば、500系ですね。

でもあれ1号車と16号車のさきっちょの方にはドアがありませんでした。
Posted by A2Z at 2016年02月15日 20:47
デハさん

その辺での素朴な疑問なのだが、液冷エンジン機の利点やその理屈は私にもわかる。テンペストとそのタイフーンのデザインが理屈として変なのも解る。フォッケのD型もしくはTaは空冷機に液冷エンジンに変えたからラジエーターをああいう形に並べた理由だから、最初から液冷エンジン前提に作っていればやはりメッサーやスピットみたいな形になってたのかね?だとあまり面白くないのだが、やはり20キロくらいは速くなってたのかね?
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 20:58
確かに名鉄のあの編成は勿体ないな。折角良いデザインの列車作ったんだから徹底すれば良いのに。ビスタカーも旧型の方が未来ぽくて好きであった。
ただ、凧はやはり私は和凧派である。少々デリケートだが揚がれば変幻自在で楽しい。ゲイラは動きまで直線的だった。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 21:04
総帥
和凧がないと白影と青影が活躍できないので、和凧か絶対に必要です。
あとミュースカイのデザインが先代成田のパクりで残念。青い成田。しかも名鉄なのに青。赤くなくちゃ名鉄じゃない。
 鉄道車両は塗り替えてはダメ。
京阪特急の中華三昧、一般車の宇治金時、さらには阪神のジャイアンツカラー最悪ですよね。
Posted by デハ at 2016年02月15日 21:26
阪神電鉄の読売カラーねwwwチョイとアイデンティティーちゅうのを考慮して欲しかったねwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月15日 21:37
水冷エンジンの飛行機も、結局ラジエーターがネックになりますね。
Posted by シモン at 2016年02月16日 06:07
シモン様、シモン様。

どんなにイケメンでも、大便をするのと、同じです。

ほげらっほげらっ。
Posted by 藤原 at 2016年02月16日 06:18
快晴寒冷となつた、甲府市内の朝。
今日の「朝が来た」朝(パル演)は、玉木宏と、しみじみ話す。

という、回でした。
サテデハサン。総帥さん。
一口に、水冷エンジンと云っても、色々有ります。確か海軍の水上偵察機で、水冷エンジンの飛行機が有りました。
Posted by 百足衆 at 2016年02月16日 08:24
数年前に全社特別車の特急を廃止して、μスカイ以外の特急列車はすべて一部特別車に編成を変えたおかげで利便性は向上したものの、特急の停車駅の数が増えてしまい、特急と急行との差があまり感じられなくなったような気がします。

それに付け加え、最近では特急車両のカラーリングが変わってしまい、とても残念なボディーカラーになってしまいました。








Posted by 田舎帝王 at 2016年02月16日 10:38
通りすがりの名鉄ファン
Posted by 田舎帝王さま 今の名鉄特急というと、パノラマSuperの赤いツートンを思い出します at 2016年02月16日 12:25
田舎帝王様、田舎帝王様、

ういろうのような、特急ですね。
Posted by 藤原 at 2016年02月16日 17:59
ういろう といえば、ないろ と呼ばれる姉妹商品もあります

ういろうばかり目立ってしまってあまり表だって出てこないですが、ないろ の事も忘れないで上げてください
Posted by 田舎帝王 at 2016年02月16日 21:33
ういろう、ないろうも悪くはないがもう一つ物足りない。甘党として名古屋の土産物で至高の物は「千成」であるというのが私とオヤジの共通の認識である。小倉餡を扱わせればひょっとしたら上方以上かも知れぬ。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2016年02月16日 22:38
千成は美味しいですよね

ういろうはもらってうれしくないお土産No1ですから、千成の方が喜ばれるかもしれませんね

Posted by 田舎帝王 at 2016年02月17日 06:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック