2016年03月02日

掃除機

ゴミやホコリを吸い取る、家事用の電化製品です。

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日本の家屋では、室内の埃を取るために、戦前は箒とはたき、塵取りで掃除されていました。
戦後に家電製品が多くの家庭で購入されるようになると、そういった道具の仕事は次第に電気掃除機が代替することになりました。

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電気掃除機は、真空状態を装置内に発生させ、吸入口から塵や埃を吸引し、フィルターで空気を還流する一方塵や埃を装置内に溜め込む、という原理で掃除をする道具です。
元々米国で発明されたため、絨毯などの洋風住宅の中に入り込んだ塵を吸引することに適している一方、吸引口が届かない狭いところは掃除できないという欠点も有しています。

真空状態を作り出すためにモーターとファンが回転音と風切音を発するため、騒音が発生します。日曜日の昼頃に静かに読書している時に近くで掃除機をかけられると、正直腹立たしくなる、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
集合住宅などでは、洗濯機や掃除機の騒音が近所迷惑になるそうなので、なるべく騒音の低い掃除機の方が好まれるのは当然と言えるでしょう。

掃除機は、基本的には電源コードがあり、そのコードが届く範囲が行動半径になります。
1989年に通産省(当時)のグッドデザイン賞を受賞した日立製作所の「つれてって」は、テントウムシを思わせる丸いフォルムで見た目の可愛らしさと、何か障害物にぶつかった際の衝撃を球面によって極小化していましたが、連れて行ける範囲は電源コードに赤いテープが巻かれている長さまでです。それを無視してさらに遠くへ連れて行こうとすると、プラグがコンセントから抜けたり、場合によっては変形したりします。

そんな「有線電気掃除機」の行動半径の制限を補うべく、自律動作型の掃除機が80年代に試作され、現在では「掃除用ロボット」の名前で注目されています。iRobot社の「ルンバ」が有名な掃除ロボットです。
黙々と掃除をしてくれるルンバが入り込める家具は「ルンバブル」と呼ばれ、入り込めない先史時代の家具と区別されるようになりました。

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宣伝の上手さで売られている外資系掃除機は「ダイソン」です。「吸引力が落ちないのはダイソンだけ」という謳い文句で多くのユーザーにブランドとして受け入れられています。ここで注意してほしいのは「吸引力が最高なのはダイソン」とは一言も言っていないのです。
日本の家屋には、日本の家屋事情に適合した掃除機が結局のところコストパフォーマンスなのかもしれません。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☁| Comment(19) | TrackBack(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
夜明け前の酷寒の、甲府市内。

サテ掃除機と云えば、我が家の掃除機は20年前に買ったものです。まだまだ、使える。音が多少、うるさくなった程度です。買い換える予定は、まだありません。(笑い。)
Posted by 百足衆 at 2016年03月02日 05:49
自分の部屋の掃除に使っている掃除機も20年選手ですね

Posted by 田舎帝王 at 2016年03月02日 06:00
連れてってコレルという掃除機を、いまだに使ってます。
Posted by ラー at 2016年03月02日 08:27
こんにちは。

掃除機は、静かな機械がいいですよ。

吸い込み音だけでなく、家具にぶつかって立てる音も響きますので、スムーズに動くものがいいです。
Posted by FYI at 2016年03月02日 10:27
そうーん じきっ じきっ
時期尚早。アスヤロッ!

掃除機は、吸ってほしい粗大ごみ(例:菅原君)を吸ってくれない代わりに、吸ってほしくないもの(例:100円玉)をも吸ってしまうのが、困りものです。

もっとITを駆使して、貴重品は吸わないようにし、菅原君は吸い込むような技術が出来れば、

ダイソンの 掃除機買って 大損害

のようなケースは、回避できると、思います。 思うのです。
ほげらっほげらっ。
Posted by 藤原 at 2016年03月02日 11:20
藤原殿の掃除機の詩、いいですね!♪
Posted by 燈台森 at 2016年03月02日 12:13
藤原さん

とても良い詩ですね。
Posted by 菅原 at 2016年03月02日 16:51
掃除機が性能不足であまり吸いません。分解してもだめです。フィルターがダメです。買わないと
Posted by デハ at 2016年03月02日 21:29
酷寒となつた、甲府市内の夜明け前。

サテデハサン。買い替えなされ。
Posted by 百足衆 at 2016年03月03日 05:39
菅原君、
ありがとう、ありがとう。
よかったね、よかったね。
Posted by 藤原 at 2016年03月03日 06:10
藤原さん

藤原さんの詩の特徴は、リフレインのリズム感ですね。

今度、私も真似してみます。
Posted by 菅原 at 2016年03月03日 08:30
菅原君、なかなか、良い心掛けだ。
私の指導が、良かったようだな。

しまーね けん!けん!
検察庁。グサッ

という風に、気軽に呟いて、みよう。そこから詩は、生まれる。

朝、ごみだしに行くときや、電車に乗っているときに、

気軽に、声に出してみましょう。
気軽に、声に出すのです。

ばみゅーん パッパッ
広島県!じゃけんのー

歌いましょう。
唄いましょう。

心に愛がなければ、どんなに美しい言葉も、相手の耳に聞こえない。

ほげらっほげらっ。
Posted by 藤原 at 2016年03月03日 12:15
ぴきゃっ ぴきゃっ。
Posted by 藤原 at 2016年03月03日 15:04
「静電気を利用してほこりを吸い取る掃除機があれば音がうるさくない」
は、発明マニアがよく思いつくアイデアですが、個人で持つにはコストがかかり過ぎる、という障壁がそびえ立ち、結局は実現していません。
誰か廉価版で開発してくれないものでしょうか?

2番目の画像のウエストのゴムが豪快。
長期間利用しても、伸びてぶかぶかになってしまわない強さがありそう。
Posted by ヨット at 2016年03月03日 16:54
ヨットさん

静電気式電気掃除機・・・むしろ現在のメーカーが開発する掃除機は、静電気を押さえる方向に技術を使っていますすね。

2番目の画像は、高一時代とかに掲載されていた広告の画像のスキャンです。
Posted by シモン at 2016年03月03日 20:31
最近の住宅は、畳もカーペットも敷かず総フローリングにしている家が増えて掃除は楽でしょうが、床に寝そべることはなくなりました。
Posted by HB at 2016年03月03日 21:14
藤原さんを詩聖と呼ばせてください



Posted by 田舎帝王 at 2016年03月03日 22:37
HBさん

総フローリングの家は、床が痛みやすいかもしれませんね。
Posted by シモン at 2016年03月04日 05:06
田舎帝王さん

褒め殺しでしょうかw
Posted by シモン at 2016年03月04日 05:07
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