
岡本綺堂の捕物小説「半七捕物帳」は、大正時代に発表された時代小説です。
厳密な考証に基づいて書かれたこの作品は所謂「捕物帳」モノの古典として、長谷川一夫や尾上菊五郎の主演によってTVドラマ化されています。

「半七」と名前は似ていますが、別に血縁関係があるわけではない「伝七」は、1949年に発足した「捕物作家クラブ」によって1951年から京都新聞に連載が開始されました。最初の名前は「黒門町の傳七捕物帳」で、今で言えば上野・御徒町付近に住んでいた御用聞き(岡っ引)の伝七を主人公にした捕物小説は、「遠山の金さん」シリーズで知られる作家・陣出達朗によって執筆が続けられました。
では登場人物を簡単にご紹介しましょう。
黒門町の伝七:主人公。職業:岡っ引。元罪人。その器量と気っ風の良さに惚れ込んだ北町奉行、遠山左衛門尉が本来与力に与えるべき紫色の房の十手を、格下の伝七に与えて以来、正木流免許皆伝の十手術を駆使して悪を成敗する。
遠山左衛門尉:遠山の金さん。職業:北町奉行。背中に桜吹雪の刺青をしている。
がってんの勘太:主人公の部下。職業:下っ引。拙速主義で、走り出してから考えるタイプ。
かんざしの文治:主人公の部下。職業:下っ引。イケメンで、女性にもてることを犯罪捜査に利用している。
早瀬市之進:主人公の上司。職業:同心。伝七が下手人を退治した頃に現れ、捕縛する。
伝七の妻:作品によって、名前がお新だったりお俊だったりいなかったり(=伝七が独身)、いろいろと七変化する。
このようなメンバーが、日夜八百八町の治安を守っていたのでした。
TV版では、中村梅之助が伝七を演じたシリーズが70年代の火曜・午後8時からの定番でした(日本テレビ)。
月曜の夜8時「水戸黄門」、水曜の夜8時「銭形平次」と並んで、黄金の夜8時台:時代劇トリオの一角を形成していたわけです。

梅之助さんの没後、NHKのBS時代劇で息子の梅雀さんによる「伝七捕物帳」が2016年に放映されました。
(本文と写真は関係ありません)
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質屋さん。八百屋お七!
江戸時代の目明かし、御用聞き、岡っ引きは、元犯罪者がその任務を引き受けていました。
犯罪者ネットワークがあったからです。
あったからなのです。
伝七も同じです。銭形の親分も多分そうです。彼は、造幣局に勤めていました。
ぞへらっぞへらっ。
>彼は、造幣局に勤めていました
間違いです。
あと上野公園の近くに黒門小学校と言うのがあり、ああこの辺の人だったのかと思いました。
伝七親分と金さんが時代被ってたのは知りませんでした。なにせ金さんと田七は同一人物だと思っていましたから。気前は良くても絶対二枚目ではなく、あの曲は杉良こそ二枚目なので会っていたと思います。
あと今でも黒門町は寂しいところで、江戸時代に明かりが瞬いていたのかも疑問ですね。
素直に聞くと黒門町が繁華街で、ご用、ご用と頻繁に岡っ引きが出動する犯罪多発地帯であったと誤解を生みかねません。
けふの「とと姉ちゃん」とと(高畑演)は、星野(元帝大生)と、接近する。
という、回でした。
サテデハサン。伝七親分は、レッテル貼りが得意分野の左翼は、むしろ敵だった筈でしょう。
しかし現実の岡っ引き、正式には御用聞きは、十手に房などついてなかったことでしょうナ。
とナレーションがあったのが時代劇が木枯し紋次郎。
何でか知らんが妹がコレを好きでね。
あと、テレ朝でも「西部警察」の前にやってたんよね。半年(2クール)で終わった。多分余計な改変やったからやろね。
@「金さん」が関係無い(アレはテレ朝の番組やったのにな)。
Aライバル的存在の赤鼻の五平が出ない。
特にAやろね。銭形の万七親分的な存在やったのにね。
「極端から極端に」
ぶれるもんでね。片山さんの言う「木枯らし…」のも
「弊害“も”大きかった」
てするのが妥当やないかな?じゃないと
「治安の良さはどうなの?」
てなるワナ?メディアの怖いのは此処で、例えば無農薬を推すのは良いが、農薬無しで野菜は一般レベルまでこの値段で回るのか?歴史上農薬があれば防げた虫害、つまり飢饉はなんぼでも在ったけど、コレはどう説明する?防腐剤はそら無い方が良いが無ければ食中毒はもっと蔓延ったよ?…てのに対する答えは無いのよね。
無農薬で野菜は生産出来ません。
有機農法はファッションです。
江戸時代は暗黒時代と否定的に捉えている連中が大好きな支那、朝鮮、ロシアはどうなのよと言いたいですわ。
江戸幕府が施政を敷いていた17世紀〜19世紀の間、日本には大衆文化が花開きましたが、同時代の支那、朝鮮、ロシアにどれだけの大衆文化が存在していたのか教えてくださいと言いたいですわw
石川英輔さんの著作にもありましたが、フランス革命のような暴力革命を肯定するのに、概ね平和だった江戸時代を否定する左翼は、暴力を振るいたいだけでしょうね。
サテ田舎帝王さん。
左翼は、暴力革命を賞賛し、江戸時代は百姓一揆が頻発した暗黒時代と断じたが、江戸時代ほど太平の世を謳歌した時代は、ない。
次点は、昭和元禄時代。
いずれも、外圧がなく日本人が日本を謳歌した時代です。
それを、「日本は日本人だけのものじゃない」などとのたまった、お花畑の鳩山さん。
アジアに謝罪行脚に行く前に、日本人にも謝って欲しいですナ。
憎い…
真田虫。視聴率、僅か4.5%。プゲラ
「いよっ!朝鮮人!」
まあ無視無視。
まあ、ああいう処(学会とか文壇)って
「言うた者勝ち、声のデカイ者勝ち」
の世界でね、郷土史やってる老師なんかは感じてるかもしれんけどね。
上記の事なんざもろサヨク団体の得意やん?反論しても最後まで聞きもせんとかなwww
要は資料を何処から持って来るか?やねんな。海音寺潮五郎さんが
「吉宗の事を調べてたら彼の時代、一揆の発生がずば抜けて多かった。享保の飢饉も在ったが実は彼はかなりの圧政と言論統制を牽いてたんじゃないか」
「その伝でいくと、憲政史上名宰相と言われた人は、伊藤博文、原敬等が居るが彼等は現役の時は甚だ評判は悪かった。新聞も彼等を叩きまくった。しかし新聞で一切叩かれなかったのが一人いる。東條英機だ。だから後世日本政治史を新聞だけを資料として書く人物が出たら、彼は日本最高の名宰相は東條英機…と記す分けだなwww」
とエッセイで書いてたのよ。ま、何らかのプロパガンダする連中は都合の悪い事には触れんからね。ま、そんな所やろね。
うん!司馬遼太郎の書き出し風にやってみたのだがどうだ⁉www鼻もげくんの「残念」な所は此処でね、
「朝鮮人なんてwww恥ずかしくてテレるニダ!」
とでも来ればまだ面白い奴なんだが…まあ只の
「野暮天」
だったて事でwwwま、ゴキブリに「粋」も「野暮」もないか…
サテ総帥さん。まさに、その通り。
歴史を、声の大きいものが塗り替えてきたことは、実証主義の立場に立てば、はなはだ悔しい思いを、する。
韓国の慰安婦問題も、結局は国際社会で声の大きい者勝ちの論理を振り回しているのであり、日本海が東海などという変な論理も然り。
ここで、「声の大きい者」は、「一見弱者」と、不思議に、一致する。日帝に支配された韓国然り、障害者然り、黒人然り。つまり、「弱者を標榜する者の方が、ポイントで上回る」のです。柔道で、何も落ち度がなくても指導を課せられるようなものです。
花燃えるさんは、韓国人なのかもしれないが、一体あの変なドラマの、何処に韓国人として共感する処があったのか、問いたい。まさか、日本人が馬鹿馬鹿しい茶番を繰り広げているのだけが可笑しい、というのであれば、ドリフの全員集合のビデオをお勧めする。この方が、茶番に見えて、実はずっと深い人間愛を秘めていた点で、花燃えるの百倍優れている。
と、言うか私としては司馬の真似が今回の笑いのポイントだったんだがなwww
私も大学時代、九鬼周三の「粋の構造」読みましたが・・・30%の理解でした。
江戸時代、「火事と喧嘩は江戸の華」と言われた「江戸の喧嘩」って、要するに「罵り合い」だったそうです。それも、如何に相手を聴衆の笑い者にさせるか、という言葉の技巧で。
ルネサンス期のイタリアに「拳闘詩」という詩の応酬があったそうですが(その辺はGATTOさんや藤原さんが詳しいかな)、そういう世界です。
言葉で追い詰められた方が、最後に手を出して暴力に及んだ時は、
「野暮だ」
ということで周りの者が制止に入り、野暮な人間は二度とその界隈に現れることは出来なかったそうです。
こういう「粋」の世界、現代にも復活してほしいですね。ほげらほげら。
老師の言うところの
「…あの変なドラマ…」
だが、大河の時間にやってたから面倒臭い。つまり去年は大河ドラマは無かったのです。おそらく来年も有りません。大河ドラマは何時の間にか1年置きに流すモノになったんですね…
と、冗談はさておき(来年の反響次第では本当に終了あり得るゾ!)、大河って必ず
「男(女)を上げる」
役者が出てくる。
大河って、其に出演して
「男(女)を上げる」
役者が出る。古くは「太閤記」の高橋幸治(ノブ)「国盗り物語」の近藤正臣(ミツ)火野正平(サル)林隆三(孫一)「黄金の日々」の根津甚八(五右衛門)「独眼竜」のゴクミ「信玄」の小川真由美(妖怪BBA)ホモ(信玄のオヤジ)私的には橋爪功(真田幸隆)地味な「信長」でさえ又もやホモ(随天)駄作で有名な「天地人」ですら子供店長と利家の宇都井健がいる(「シエ」は…樹理にビンタ食らわした柴田勝家(川俣軍司)かな?あまりの気持ち悪さに視聴者がやりたいと思ってた事をやってくれた)。けど、去年のやつに居たか?敢えて云うと優香かな?と、打ち上げを
「アホか」
とばかりにブッチした大沢かね?
て言うか、「シエ」も「天地人」も去年のヤツも放映する前から地雷の予感しかしなかった。去年のヤツも当blogでは最も好人物のラーさんが前年から
「どう考えても面白いモノが出来るとは思えない」
と言ってたしね。ヤッパ来年は地雷と言うより剥き出しの爆弾だな。
大河ドラマだけに、タイガー=虎
海原雄山先生ですな。
(このドラマを作ったのは誰だあ!)
伊井ではなく、井伊です。
総帥さん
詰まっています。
燈台森さん
大滝秀治さんです。
けふの「とと姉ちゃん」唐沢敏明は、とと(高畑演)の比較実験に感動するも、「鳥肌が立つ」と、当時の言葉の用法と、逆のことを、云う。
という、回でした。
サテ総帥さん。昨夜より貴殿が書かれた、数々の投稿を読み、我が意を得たりとの思いです。
来年で爺の命も尽きることでしょう。最後に見た大河ドラマが、おんな城主直虎、では寂しい限りですナ。
では、真田丸を最後の大河にするとか。
この、だらくそ!だらくそ!ぱげ!ぱげ!かわずやまの、とと姉ちゃん!
百足衆様に、今年で死ねというのか!?
手本に、君が死にたまえ!
おんな常習犯直虎がつまらない、というのはデフォだ!
なれば、次の次の大河に、
期待せよ!はっ
期待せよ!はっ
期待せよ!はっ
期待せよ!はっ
期待せよ!はっ
期待せよ!はっ
期待せよ!
https://www.youtube.com/watch?v=xsdIArO-ae8
伝七捕物帳エンディング「江戸の華」 橋 幸夫
https://www.youtube.com/watch?v=wBKgrE0NYW0
定番の締め「ヨ〜ッヨヨヨイ!ヨヨヨイ!ヨヨヨイ!ヨイッ!!」あり
意外と知られてないテレビ朝日でもやっていた伝七捕物帳(放送は1979年2月11日 - 1979年9月30日)
遠山の金さん捕物帳以来の再登板でした。
そのオープニング「伝七流し唄」(カバーです)オリジナルは角川 博
https://www.youtube.com/watch?v=a0d4nkcKTbA
ちなみのこの後番組があの伝説の西部警察!
「Hanabi」 ももいろクローバーZ
https://www.youtube.com/watch?v=fF7RlVdrYmo
マットマニア様、GJ です。
ももクロとか意外と新しいものを御存知ですね。
老師、心配は要らん。我が大阪の言い伝えによると
「阪神の優勝を3回見た者は死ぬ」
と云うのが有る。私は既に3回(よっさん、星野、どんでん)見とる。私のオヤジに至っては更に2回(藤本定義さん×2)見とるが未だに殴り合いをしたら、一発マトモに入ったら私が負けかねない。駄作を5回は見れる筈じゃ。「MUSASHI」「天地人」「シエ」だからまだ後2回は絶望出来る。去年と来年は大河擬きだから再来年以降よ。
勝負は下駄を履くまで分からないのです。
そうです、藤原さんが言うように
期待せよ!はっ
しかも脚本家も微妙やね…「白夜行」「仁」「世界の中心で愛を叫ぶ」「天皇の料理番」…って見ると
「おおっ!」
て思うけど、みんな原作付きやからね。オリジナルの「ごちそうさん」は?やからね。で、今回も原作無しやからね。良い意味で期待を裏切って欲しいけど、コレが成功すればこの脚本家は向田邦子みたいになれるかも知れんな(ヾノ・∀・`)ナイナイ
「舞台に力を入れたい」
て筈やったのにこの後も「達磨大助」とか「蕎麦屋梅吉」とか大河ドラマとか「必殺仕事人」のオープニングナレとかテレビとは切れ無かったね。多分制作会社との契約の問題と、「前進座」の経営問題やろね。独立劇団なんか何処も苦しいからね。名門「劇団四季」なんかそれで韓国に魂売ってしまって、今は目も当てられへん。一辺行ってみ?
「金を溝に棄てるとはこういうことだぁっ!」
て解るよ。
まさしくそのとおりです。
黒人が殺されて暴動が起きるのは多いです。
中には、最近あった、いきなり撃たれた、ポケットから免許証を取り出そうとしたら撃たれた、というケースもあるものの、強盗やカーチェイスの結果射殺された、170センチの白人に2メートルの黒人がのしかかってきたため撃ったのを、銃を持った白人が丸腰の黒人を撃った(この例では、ユーチューブで映像が見れます。あきらかに、撃たれても仕方ないケースです。丸腰VS銃というケースには当たりません)
そして善意の第三者の財産が奪われた理破壊された理の繰り返しです。
似たケース(こちらは、裁判で警官が勝ち、同調者もほとんどいませんが)で我が国でもカーチェイスの末射殺された強盗犯の朝鮮人の母親が、「息子が朝鮮人と知って、わざと運転席ではなく助手席を撃った」と訴え裁判になりました。当然無罪ですが、それまでにかかった時間の浪費はどうしてくれるのでしょうね。