2017年01月05日

辻斬

交差点などで、武士が通行人に切りつける行為です。

tuzigiri.jpg

中学時代、冬休みの宿題で「書初め」が課題に指定されていました。
書の内容は自由題でしたので、「初日の出」「謹賀新年」「臥薪嘗胆」といった当たり障りのないお題を書いていた同級生が殆どでしたが、一人だけ「辻斬り」と書いた奴がいて、字自体は群を抜いて達筆でしたが、賞をもらえませんでした(私は「希望の光」という陳腐な書で銀賞受賞)。

IMG_2561.JPG

辻斬りとは、辻=交差点 で、通行人を武士などが刀で切り殺す行為です。
日本の歴史に於いて、「辻」とは、「境」同様、村と村の境界であり、疫病神や鬼が頻繁に出没する場所でした。そのため、辻には魔を防ぎ追い払うために「道祖神」が祀られたり、注連縄を張ったりする「道切り」と呼ばれる行事が行われたりしてきました。

辻斬とは、そのような辻、或いは普通の街中で武士がいきなり通行人を切りつける行為です。
その目的は、刀の切れ味を実証するための試し斬りだったり、武芸の腕を試すためだったりすることもありましたが、多くの場合は単なる憂さ晴らしや、金品の強奪目的だったりします。

辻斬りを趣味にしていた有名人は、水戸光圀です。水戸黄門こと徳川光圀は、日本で初めてラーメンを食した人物としても有名ですが、若い時は蛮行も働いており、十代の頃に辻斬りを働いていたのだそうです。
現代において、若い頃の不良が成長して非を改めて立派な経営者になる、ということは良くあることですが、水戸光圀もその例に漏れず、若い頃の蛮行を悔い改めたことが後の「大日本史」編纂に繋がっていたのだそうです。

辻斬りは室町時代頃から江戸時代初期にかけて頻繁に発生していました。1602年、関が原の合戦直後に成立した江戸幕府は、「公事方御定書」に於いて、辻斬りを「引廻の上死罪」という厳罰に処すとの触れを発行しています。しかし、武家屋敷には町奉行所の捜査権が及ばなかったこともあり、辻斬りは頻繁に起きていたようで、さらに幕末の徳川政権不安定期には暗殺などの目的で頻繁に発生していたようです。

IMG_2373.JPG

辻斬を退治する時代物は数多くありますが、私が一番好きな作品はやはり池波正太郎の「剣客商売」です。TVでは、山形勲-加藤剛版も好きですが、藤田まこと-山口馬木也版も最近見返してみるとなかなか面白いです(寺島しのぶの三冬様はチョット、ですが・・・)

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(33) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント


確かに寺島しのぶの美冬殿はチョットって感じでした

山形勲―加藤剛バージョンの剣客商売はBSで再放送がやってますね


Posted by 田舎帝王 at 2017年01月05日 07:08
だれか決行してほしい
Posted by デハ at 2017年01月05日 07:13
晴れとなつた、甲府市内の朝。
けふの「別嬪さん」別嬪(芳根演)は、キアリスの東京出店を果たす。

という、回でした。
サテデハサン。聊か、物騒ですナ。
サテ田舎帝王さん。加藤剛と云えば、新春スペシャル大岡越前に、出演して居ましたナ。流石に歳を取りました。
Posted by 百足衆 at 2017年01月05日 10:40
放送開始まで、あと80時間!
Posted by おんな城主 at 2017年01月05日 12:24
真田虫ババアが恥かくまで、あと80時間!
Posted by GATTO at 2017年01月05日 12:57
一昔前は親父曰く

「伊達政宗て、デカいだけでひたすら秀吉に土下座してただけの田舎大名やぞ」

「武田信玄なんて信長を怖がらせただけの陰気臭い田舎大名使ってどないするんや?」

て言われたもんやがね。脚本練り直したら幾らでも在るやろに、あんな“飛び道具”使うようじゃNHKも終りやな。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月05日 15:07
いや、さっきのカキコは大河の主役ってのはソレくらいの認識だったてことでね。最大ヒット作群の「信玄」「政宗」ですら取り上げられた時は地元民以外は
「そう見ていた」
って面も在ったって事でね。まあ東京、京阪神、名古屋圏の「傲慢」ですがね。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月05日 16:19
早くも日没となつた、甲府市内の黄昏時。

サテ総帥さん。佳い佳い。如何にも、甲斐は田舎です。信玄公も、田舎大名に相違ありません。
田舎の下克上パワーが、歴史を動かして来たと、得心しました。

ただ、井伊直虎は、どうか。田舎な事は、間違いないのですが、面白い話が一年間出来るかどうか、はてさて。
Posted by 百足衆 at 2017年01月05日 17:07
つじーん キリッ キリッ
桐谷美玲。キツネ顔!

デハ様、デハ様、
辻斬りは、犯罪ですが、
辻元斬りは、正しい行いなのです。

そうおっしゃることと、理解しました。
理解したのです。

蓮舫蓮舫!
Posted by 藤原 at 2017年01月05日 19:21
藤原さん

信楽焼の狸ですね。
Posted by 菅原 at 2017年01月05日 19:48
放送開始まで、あと72時間!

ついに神大河、光臨!
Posted by おんな城主 at 2017年01月05日 20:38
光臨ではなく、後輪です!

はい!論破されました!
Posted by 通りすがりの軍事オタク at 2017年01月05日 21:07
ドブ川ドラマかよ!
Posted by GATTO at 2017年01月05日 21:08
婆あボロ小屋主だろ‼
Posted by GATTO at 2017年01月05日 21:19
藤原さん
そのとおりです。というか、アレの同類・同志を新選組に切り捨ててほしいですね
Posted by デハ at 2017年01月05日 21:44
うん、今度は ボロ小屋婆あ と呼んでやるか
Posted by GATTO at 2017年01月06日 01:17
おばんです。

見落とされがちだが、物事のスタートとか一度ヘコんでからの再スタートってのは2番目が大切なのよ。
「宇宙戦艦ヤマト」は2作目がメガヒット。これで以降駄作を連発させる余力が出来た。
「水戸黄門」は西村晃が安定させた。此でシリーズとして25年は寿命が伸びた。
007は「ロシアより愛をこめて」が一作目を越えてるし、ボンドも実質二代目のロジャー・ムーアが安定させたワナ?
野球もV9巨人の土井とか高田、西鉄の豊田、85年の阪神の弘田、黄金期阪急の蓑田とかは1番が凡退、クリーンアップが不調なら
「じゃ私が打ちます」
て感じやったやん?
大河も二作目の「赤穂浪士」の方が「花の生涯」より有名だろ?現代劇から戻って「政宗」で爆発させた人気を定着させたのも「信玄」だわな。って事は「真田丸」で戻りかかった人気を更に定着させるなりするには今年こそ大切やったのにね…
まあ何の意義も見出だせない“糞”を作って地獄の釜の蓋を開けたのもNHK自らだけどね。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月06日 01:19
まあ、今回は枝葉ばかりやけど「剣客商売」の藤田まこと版は池波正太郎が生きてたら“絶対”に実現せんかったキャストやね。あの先生はキャストに口出す人で何かの作品で
「あの流し目の人は使わないでよ(誰かな?w)」
とか言ったり、まことさんて実物見た事あるけど“大きい”もん。顔が又デカいから“小兵衛”やないよ(それ以前に「必殺仕掛人」「必殺仕置人」でテレ朝と揉めたから絶対に使ってもらえなかった。まあソレが解っていたからやりたい役やっただけに必死に売り込んだんやろけどね)。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月06日 01:48
酷寒となつた、甲府市内の夜明け前。
けふの「別嬪さん」未視聴、後程詳報致します。

サテ総帥さん。藤田まことが秋山小兵衛を演じるのは、てなもんや三度笠で珍念の役を演じるようなものかもしれませんナ。あたり前田のクラッカー。
Posted by 百足衆 at 2017年01月06日 04:54
おはようございます♪

総帥様・・・やはり私的には、東野英治郎さんが水戸黄門です。
実は東野さんが二代目なんですよね。初代は「ブラザー時代劇」の月形龍之介さんでした。
Posted by ラー at 2017年01月06日 05:43
ラーさん

ああ、そう言う受け取り方も有るっちゅうか、連続テレビ時代劇の光圀としては二人目やな。
ま、好みは其々だわな。田舎爺の面を押し出した東野黄門と殿様然とした西村黄門の違いで、後を継いだのが先代と同じ事したら負けるの当たり前やから善し悪しは何とも言えんワ。好き嫌いだな…て言うか東野黄門も別に嫌いじゃないがwww
私的にはあの綺麗な黄門様が八兵衛と一緒に自ら賭場に乗り込んで、偵察なのに熱くなってしまって褌一丁になってしまうと言う馬鹿馬鹿しさが好きだったのよね。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月06日 06:53
「江戸を斬る」が、辻斬りのドラマと思ってた( ̄▽ ̄)
Posted by まろん at 2017年01月06日 08:00
ソレは「江戸むらさき特急」であります。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月06日 09:12
ほほほほ🌛
おんな城主直虎🐯
再来年の大河ドラマ西郷丼より、傑作の予感😀
Posted by おんな城主 at 2017年01月06日 10:38
あっ、ボロ小屋婆アだっ!
Posted by GATTO at 2017年01月06日 12:21
確かに、最後うどんは駄作の予感。
しかしオンナ城主とどっちが下かは微妙
Posted by 燈台森 at 2017年01月06日 12:23
こんにちは〜

確かに、「2代め・2番手重要説」、オイラも考えておりました。まあ、だいたい初代は立派なものなんですよね。だから2代め・3代めが、どれだけ初代の作り上げたものを堅めるか、あるいは大きくするかで、その後が決まってきます。以前こちらで「ローマ帝国の2代め皇帝のティベリウスみたいなのは苦手」ということを書かせていただきましたが、まあ彼の功績も認めないわけにもいきませんね。

ところで総帥さん、蓑田のことを書いてらっしゃいますが、大熊のことも忘れんでください。

そう、阪急ブレーブスといえば、上田はんは「強い阪急ブレーブス」に限れば2代めの監督ということになりますが、もし球団の身売りがなく、阪急ブレーブスが続いていたら、今のオリックスみたいにはなっていなかった、と私は思うのですが・・・
Posted by GATTO at 2017年01月06日 15:01
ブレーブスの身売りは旧三和銀行の陰謀や。彼処は関西4球団のうち阪神、阪急、南海の親会社メインバンクをしてて(近鉄は知らん)、コイツが唆したり脅したりしたんよ。
三和銀行てのはエゲツなくてね、相手が一番大切な、絶対に手放したくない物を最初に取り上げてから金を貸しよるんや。阪神は儲けになるから手離さんかった。南海はオーナーが意地になって
「儂の目が黒いウチは売らん」
言うて亡くなったらアッサリ売られた(関西財界の重鎮やったから生前は銀行も手を出せなんだ)。阪急は梅田駅前再開発の資金として
「ブレーブスか宝塚歌劇団を売ったら融資しましょう」
てやって最初は蹴飛ばされたけど、2回目で売ってしまいよった。当時大エースやった山田が
「あのオッサン(オーナー)は所詮養子やからな」
と吐き捨ててたね。創立者の小林一三(関西財界のレジェンド。松下さんや中内より格は遥かに上。戦前は岸信介と大喧嘩したりというレジェンド中のレジェンド。因みに山梨出身で傍流だが甲州財閥の末裔みたいな人。誰かが威張り出しそう…)が
「何が有っても宝塚とブレーブスは手離すな」
て遺言が有った踏まえての事やね。
旧三和と旧住友が絡んだら何処もシケてしまう。トヨタなんか今でも住友とは犬猿やろ?
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月06日 16:15
ウルトラセブンと仮面ライダー2号も頑張りましたね。Zガンダムは冨野臭が初代以上でしたがまあ及第。
Posted by デハ at 2017年01月06日 18:49
ウルトラはQを初代としてウルトラマンを二代目と見るか?ウルトラマンを初代としてセブンを二代目と見るか?やけど、どっちにしても当りやね。セブンは特に後半は数字は良くなくてウルトラシリーズとしては一旦「打ち切り」の原因やったけど、作りは良いから「新マン(私はジャックて後付け呼び名は好かん。因みに大阪では「帰りマン」とも言う)」を作ろうって運びはスムーズだったのよ。此処だよ。数字だけではないのだよ。ちゃんと見る人が見れば解るヤツを作れば良いのよ。再評価って言葉有るだろ?「糞燃ゆ」は未だに再評価無いやん?「信長」なんかは

「キャスティングが無茶苦茶。脚本は良いよ」
とか、「天地人」「花の乱」は

「本がなあ、でもキャスティングは悪くなかった」

て言われてるやろ?一切再評価されてない「シエ」とかそれ以上に触れられる事を恐れられてるような「MURASHI」と「糞」が 救いようがない3作やね。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月06日 19:17
総帥さん

私は、清盛は一定の評価をしています。シエ、ムサシ、ハナモゲ、天地人は最悪でしたが…

明日の記事は、大河ドラマ傑作選にします。たまには、マトモな大河の評価をしないと単なる愚痴モード
Posted by シモン at 2017年01月06日 21:03
総帥の言う通り、鼻もげにはまったくいいところがなかったですね。
私はシエは意外と好きでしたよ。
織田信包が良かったです。織田一族(良くも悪くも、苛烈で激しく、狂気じみた一族)の良心とでもいうべき人物を小林隆さんが良く演じました。彼の登場シーンが、破天荒で支離滅裂な作品にひとときの安らぎを与えました。
史実の信包も、狂気の兄、芸術は爆発の弟、おバカな甥、それに淀君らの間に立ちうまくやっていましたし、徳川や公家とも仲良しでした。
 
Posted by デハ at 2017年01月06日 21:37
ほうっ、殿www鼻もげ君を誘い込んで全員で叩きのめす算段ですかな?いや、それなら
「黙っとれ」
てなるかも知れませんが、此処で私が種明かしをし、意図を知らせることにより“アレ”が来なけりゃ
「怖じ気付いた」
て事にもなりますからねwww
明日は土曜日。偶然ですが私も出勤は昼過ぎなので時間は結構有りますwww
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月06日 21:48
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック