2017年01月19日

VWビートル

世界最多の累計生産台数を誇るドイツの小型自動車です。

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独裁者として名高いアドルフ・ヒトラーが、1934年に開催されたベルリンモーターショーで、「国民車」構想を提唱しました。国民車をそのままドイツ語に直訳すると「フォルクスワーゲン」になります。

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そのフォルクスワーゲンの記念すべき最初の車が、1936年に試作車が完成した「フォルクスワーゲン・タイプ1」です。一般国民の手の届かない高級車としてしられるポルシェの設計者としても知られるオーストリア人のフェルディナント・ポルシェ博士によって設計されました。

ドイツでは「タイプ1」という名称で親しまれる一方で、英語圏ではその形状がカブトムシに似ていることから「ビートル」と呼ばれました。日本での通り名も、「タイプ1」よりは「ビートル」と言った方が、遥かに広く知られています。

全鋼製セミモノコック構造は、1938年当時の木骨ボディが中心だった世界の大衆自動車の中にあって非常に先進的でした。
リアに置かれた水平対向4気筒の1.1L強制空冷エンジンは、騒音こそ大きいものの耐久性と効率に優れていました。
その後多くの改良を重ね、2003年まで生産が続けられ、累計生産台数21,529,464台の記録は前人未到の世界記録となっています。

「国民車」としてのこの車の後継車は、1998年に発表された「ニュービートル」ではなく、1974年に発表された「フォルクスワーゲン・ゴルフ」です。60年代にもなると、ビートルは設計の古さから居住空間の狭さ、高速安定性の不足、エンジンの騒音といった問題が表面化してきたためです。本国でのタイプ1=ビートルの生産は、1978年を以って終了となります。

しかし、安価で生産の出来るメキシコやブラジルでの生産は需要に向けて継続しました。一部の自動車愛好家から熱烈な支持を受けていたからですが、それ以上に生産国であるメキシコやブラジルでの価格に見合った需要が大きかったせいもあるでしょう。最後まで生産したメキシコ工場が最終車両を送り出したのは、2003年7月30日のことでした。

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一時期は秋篠宮様が黄色いボディカラーのビートルを所有されていましたが、最近では名探偵コナンに登場する阿笠博士の愛車を除くと、著名なオーナーは少数のようです。

(本文と写真は関係ありません)

posted by シモン at 05:00| 東京 ☔| Comment(28) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
寒風の 暁に参る 一番槍

寒冷の続く、甲府市内。
けふの「別嬪さん」は、後程お伝えします。(笑い。)

サテ、フォルクスワーゲンビートルと云えば、ビートルズ。甲虫のような格好のこの車をバックに、裸足で横断歩道を渡る四人の面々が有名でしたナ。

今では2人が逝去して、半減してしまいました、合掌。
Posted by 百足衆 at 2017年01月19日 05:29
おはようさんです。

なんや又
「百足が一番総帥二番かいな…」

〉強制空冷エンジン…耐久性と効率を与えていました
何気にホンダにも影響与えてるね。F1で本田宗一郎さんが空冷エンジンに執着したのよね
「少数だったロンメル戦車軍団が何故?イギリスを追い込んだか解るか?水の無い砂漠で空冷エンジンだったからだ」
てことで、それに固執して…ドカーンといっちゃったけどね。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月19日 06:24
おはようございます。

空冷エンジンの利点としましては、寒い時に、冷却水がないので、凍る心配がないことがありますね。現在のような良い冷却水がなかった当時、ドイツの戦車がソ連を攻撃する時、これは有利だったことでしょう。

ただ、ちょっと聞いた話ですが、燃料を現地のガソリン・スタンドを襲って補給するため、戦車をガソリン・エンジンにしていたが、ソ連のガソリンの質が悪く、エンジンが次々に壊れたとか・・・私自身は軍事に疎く、本当にちょっと聞いただけの話ですが、事実でしょうかね?
Posted by GATTO at 2017年01月19日 07:58
今度は、軍事でなく、モーター・スポーツの話ですが、ポルシェは伝統的に空冷エンジンが好きですね。

あのル・マン24時間でも、名車917や908に空冷エンジンを使っていました。1980年代でも、962Cには、水冷以外に、水冷ヘッドを持つ空冷エンジンがありました。

ところが、1987年は、フランスのガソリンの質が悪く、またもやエンジン破損が続出。スターリングラードの悪夢再現ですな。まあ、何とか解決し、結局は1位から4位まで独占しました。
Posted by GATTO at 2017年01月19日 08:17
猫殿

フランス侵攻戦では成功したのよ。対ソ連でもその伝で行こうとしたら…てな分けなんやろね。
Posted by 愛國赤旗党総帥 at 2017年01月19日 08:21
子供の頃は、
「世界で最もありふれた車」
という印象でしたが、最近はめっきり見かけなくなりました。

高級車の代表格だった(ドイツの)BMW車がやたらと走っているのは、不思議な感じもします。
Posted by ヨット at 2017年01月19日 08:22
総統・・・いや、総帥さん、ありがとうございます。ソ連ではディーゼルの燃料も凍るでしょうから、ガソリン・エンジン自体は良かったとは思うのですがね。
Posted by GATTO at 2017年01月19日 09:38
僅かに寒さの和らいだ、甲府市内の昼。
けふの「別嬪さん」別嬪(芳根演)は、さくらの誕生日を祝おうとするが、さくらはおいらはドラマーの元に行ってしまう。

という、回でした。
正直、詰まらない。

サテGATTOさん。ソ連の冬将軍が、ヒトラーの野望を打ち砕いたのです。空冷エンジンのお陰では、ありません。

サテ総帥さん。
フランスは、フランス革命後は、良質の石油が入手しにくくなっていました。パリ市民が、マーガリンを発明し、カラスのスープを食べていたのは、この時期です。
Posted by 百足衆 at 2017年01月19日 12:16
ビイー トル!トル!
トルコ行進曲。モーツァルト!

今日は、菅原君とチキンにポテトの昼食だった!
明日は、自宅で、「別嬪さん」を見ながら、朗々と食べる!一週間で一番気の休まる日、それが金曜日だ!

ビートルという車は、車幅の見極めが、難しい車だ!菅原君なら、こすりまくりだろう!

こすりっ こすりっ。
Posted by 藤原 at 2017年01月19日 12:41
こんにちは〜

百足衆先生は「アビーロード」のことを書いてらっしゃいますが、それ以外にもこの車とビートルズが一緒に写っている写真をいくつか見たことがあります。ポールのヘフナーといい、無名・有名両方の時代のハンブルク公演といい、またいくつかの曲をドイツ語で歌っていることなど、ビートルズは結構ドイツと縁がありますね。
Posted by GATTO at 2017年01月19日 12:43
外房の方のお店(バーかな?)で、いつもこの車が前に停まっているのがあるのですが、お店のトロピカルな外装によく似合っています。ビートルはどんな風景にも溶け込みますね。

私も一台欲しくなりました。幸い、妻もこの車が好きです。何とかそそのかして買いたいものです。
Posted by GATTO at 2017年01月19日 12:50
藤原さん
私の皿からポテトつまみ食いするのはおやめください。

百足衆さん
猫のスープと聞いたことがあります。
詳しくはGATTOさんにご確認ください。
Posted by 菅原 at 2017年01月19日 13:00
菅原君
この、だらくそ!だらくそ!ぱげ!ぱげ!かわずやまの、文部省天下り斡旋官僚!

なあにが、ポテトつまみ食いするなだ!
友達のいない菅原君に、親しみの表現としてやっただけだ!
本来なら、ポテトではなく、チキンをつまんでも、おかしくは、ない!

恩を仇で返すな!

ぱぎょラっ ぱぎょらっ。
Posted by 藤原 at 2017年01月19日 18:49
こんばんは〜

総帥さんだったら、カラスやネコよりも、「山羊の頭のスープ」でしょうなぁ。
Posted by GATTO at 2017年01月19日 18:56
私はニュービートルにがっかりしました。
その最大のものは、前輪駆動だということです。
次いで、液冷式であること、大きいことです。
フォルクスワーゲンは、「バタバタバタバタ・・・・」と、定規がカムに当たって音を出す玩具のようなけたたましい音を立てて走るべきものなのです。
 同様にスズキの軽自動車も、2サイクルエンジンで、シフトレバーを激しく振動しながら、「モンモモモモン・・・・」という音を立て上下に揺れながら走るべきものです。
 ついでながら、社名からフォルクスワーゲンは「独逸の鈴木」でなくてはならないのに、高い車を造っているのは実に許しがたい。
 なぜなら、「独逸の庶民の車が日本やアメリカの車より高級」→ドイツは日本やアメリカより生活水準が上、ということになるからです。
 実際には、ちっぽけなおフランスの自動車が、ビッツなみのクリオがマークxなみ、ティーダ並みの眼鏡がクラウン並みの値段で売っていて、ゴルフやニュービートル、フォード車などと比べても割高で、おフランスの方が独逸よりももっと金持ちだということになっていました。
伊太利など、軽自動車のような自動車が500万もして、さらに高級です。さすがランボルギーニ、フェラーリの国ですね。
Posted by デハ at 2017年01月19日 19:28
日本以外は基本的に車=贅沢品でステイタスシンボルが根底にあるんでしょうね。英国のローバーミニも、BMWが入ってからボディが大きく高級感漂う車になり、いつの間にか3ナンバーのクロスオーバーSUVまで出してますから。
Posted by HB at 2017年01月19日 22:21
https://www.youtube.com/watch?v=9nrInsANB8Q
ビートルから何となく連想する「ザットル・ビー・ア・デイ」。
Posted by ヨット at 2017年01月19日 22:51
デハさん、こんばんは。

フィアット500も同じですよ。まあ、ベース車両があって改造する方が安くできるはずなんですけど・・・でも、高いですよね・・・

その点、ミニは元々水冷エンジンのFFですが、新規の設計ですね。ある意味立派だと思います。

私は、この3車とシトロン2CVがヨーロッパの4大名車だと思いますが、シトロンだけがリニューアルされていないですね。2CVの新しい車が出ないかな、と期待しています。

ところで、ヨーロッパの大衆車は結構高いですよね。メーカーもですが、ディーラーがぼっているみたい、車検や修理にお金がかかり過ぎます。そのため、嫁さんの許可がおりず、我が家の車が国産車になってしまいました。がっかりしています。

Posted by GATTO at 2017年01月19日 23:26
HBさん、こんばんは。
まあ安全性のためにそうなりましたが、スマートみたいに2シーターにしてサイズを小さくするのもありだとは思います。

ヨットさん、こんばんは。
バディ・ホリーですな。たしか、クリケッツがビートルズの名前にも影響があったかもしれません。
Posted by GATTO at 2017年01月19日 23:39
HBさん

ローバーは資本が変わってからコンセプトも変わりましたね。
時流に対応するための必然ではありますが・・・。
Posted by シモン at 2017年01月20日 05:12
GATTOさんヨットさん

バディ=ホリーの50年代にフィットする車がビートルかもしれませんね。
Posted by シモン at 2017年01月20日 05:13
おはようございます。

カローラが何万台生産しょうと、同じなのは名前だけで、モデル・チェンジをすると全然違う車になってしまいます。その点、ヨーロッパの車は良い意味で頑固ですね。
Posted by GATTO at 2017年01月20日 08:33
やや寒さの和らいだ、甲府市内の午前。
けふの「別嬪さん」別嬪(芳根演)は、娘のさくらがナイトクラブに行ったと知り、ショックを受ける。

という、回でした。
サテGATTOさん。日本車でも、クラウンはいつも、クラウンです。カローラは、知りませんが。
Posted by 百足衆 at 2017年01月20日 10:50
今日の昼食が、発表に、なった!
ビーフあんかけアスパラ巻きだ。中華サラダ、御飯、具なし味噌汁も、つく。

菅原君の顔を見ることなく、百足衆様推奨の別嬪さんを見ながら、朗々と、食べる!

うほっ うまそうじゃ、うまそうじゃ!
Posted by 藤原 at 2017年01月20日 11:56
こんにちは。

百足衆先生、私は残念ながら、そんな大きな車を所有したことがありません。また、トヨタとも縁がありません。

今は、ただただヨーロッパ車に復帰したい、という思いで一杯です。ニュー・ビートルでも良い、デカくなり過ぎたミニや500でも良い、アルファ・ロメオならなお良い。ただただ、欲しいー‼
Posted by GATTO at 2017年01月20日 12:36
日本では老師の言う通り、形が変わっても本質が変わらないのは、クラウンだけですね。
キャディラック、リンカーン、ムスタングも変わりません
Posted by デハ at 2017年01月20日 19:47
GATTO様、

私アルファのミトに乗ってます。。
Posted by ラー at 2017年01月20日 22:58
こんばんは〜

デハさん、それだから、やっぱり外車はいいにゃあ。

ラーさん、もちろんラーさんのことを意識していますよ。やっぱり、アルファ・ロメオいいにゃあ。うらやましいにゃあ。
Posted by GATTO at 2017年01月21日 00:03
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