2017年04月16日

旧事諮問録

明治24年に、幕末期に幕臣として仕えた人々にインタビューした記録です。

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歴史というものは後から都合よく書き換えることが出来るものです。その時代に生きた人が一人もいなくなってしまってからでは、記録に残らなかった歴史は闇に埋もれてしまいます。タイムスクープハンター社のようなタイムマシンを使用できる会社があれば別ですが。

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そういったことに危機感を感じた明治20年代の歴史学者が、江戸時代末期の幕臣たちに聞き取り調査を行い、当時の生活の歴史を記録に残した書籍が「旧事諮問録」です。

聞き取り調査の対象になった「生き証人」とは、御小姓、御勘定組頭、評定所留役、大奥、目付、代官、町与力、奥右筆、御庭番といった人たちです。

この人たちが仔細に語った証言により、12代家慶から15代慶喜までの日常生活が細かく記録されています。
たとえば将軍の食事は一汁一菜の質素なものだったそうです。菜は豆腐や鶏卵のほか、魚は生臭さや脂肪を抜くため一切づつ水で洗ったので、身が縮れてアライのようだったとか。

また、天璋院篤姫は朝風呂を習慣にしていたとか、12代将軍家慶は酒好きだったが13代家定以降の将軍は飲まなかったとか、将軍は自らのことを「こちら」「自分」等と呼んだ一方で、将軍の正室は自分のことを「私」と呼んでおり、近侍の者は、将軍のことを「上」と呼んでいましたが、面前ではその呼び方は使わなかった、といった瑣末なことまで仔細に記録されており、時代考証に最適で読書愛好家にも楽しめる文献です。

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そろそろ平成も終盤に差し掛かり、このあたりで「昭和諮問録」を纏めておくのも良いかもしれません。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(27) | TrackBack(0) | 古典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
晴れとなつた、甲府市内の朝ぼらけ。
けふの「5分でわかる日和っ子」日和っ子(有村演)は、行方不明になった父沢村一樹を探しに母(木村演)が東京に出かける傍ら、農業に従事しながら聖火ランナーとなることを夢見る。

という、一週間でした。
サテ旧事諮問録。単なる昔語りではなく、歴史学者が虚心なく江戸末期の実相を調べた、貴重な文献ですナ。とかく、現時代の人は、前時代を、悪く言う傾向がある。ちょうど戦前の日本人はファシズムで従軍慰安婦の残酷な人間ばかりだったと、罵るようなもの。
爺も、正しい昭和の語り部として、しばらく生を得て、ここに投稿せねばならないようですナ。
Posted by 百足衆 at 2017年04月16日 05:33
百足衆様の仰る通り

戦前の人間を全て悪と決めつけることで

現在の自分を肯定しようとする

朝日新聞に代表される左翼の報道機関は

そのやり方で過去の自分の罪を葬りました

しかし同時に

日本の為に戦い、死んでいった

兵隊たちも全否定したのです

靖国神社参拝が中国韓国と国際問題になるのは

左翼の報道機関の蒔いた種です

戦後70年の時を経て

漸く戦前を冷静に見つめ直す事が出来る時代になって来ました
Posted by 老兵 at 2017年04月16日 06:43
そして朝鮮人はみな正しいと書く朝日毎日
Posted by デハ at 2017年04月16日 06:54
書けば書くほど

嫌韓広がり
Posted by 無名X at 2017年04月16日 06:59
昭和時代の記憶も徐々に薄れていますが、
特に食べ物系は昭和から「今風」の味になってます。

「昔ながらのラーメン」特に醤油味が好きですが、シンプルな昭和時代のラーメンが実は一番飽きがこないですね♪
Posted by ラー at 2017年04月16日 09:40
無名Xさん
全然広がっていない。
広がっていたらソフトバンク・ロッテ倒産、LINE使う奴いなくなり、朝日毎日廃刊、フジテレビ身売り、民進党議員の8割、社民共産の全員が刑務所に入るはず。まだまだ足りない。
法律で親韓罪を造り親韓は死刑にしなくてはだめですよ。
Posted by デハ at 2017年04月16日 10:07
ほほほほ〜🐴

今日はおんな城主直虎放映日よ〜🏯

ジュケーニに呼び出された直虎、果たして生還出来るか?って、出来なかったらドラマ終了ね〜💀
Posted by おんな城主 at 2017年04月16日 10:17
デハ様

都民ワーストの会も、湯水のように都民税を無駄遣いした罪で糾弾してください。

にしても、マスゴミが応援する政党ってわかりやすい
Posted by A2Z at 2017年04月16日 10:47
こんにちは。

まあ、見たり聞いたりできるものは、まだ残しやすいですよ。ラーさんの書かれたラーメンの味に限らず、味覚や嗅覚、それと触覚に関するものについてははるかに残しにくいです。

それと、録音のなかった時代がある意味うらやましいです。そんなものがなければ、私のコントラバスの演奏が素晴らしかったことにしておけるのですがwww
Posted by GATTO at 2017年04月16日 13:35
GATTOさん

聴覚に関するものも(楽譜は別にして)レコードが発明される以前は時代の流れと一緒に消えていくものでしたね。

ダヴィンチは、画家としても有名ですが実は音楽家(演奏家)として有名人だったそうで、ヴィオラ・ダブラッチョという楽器の演奏家だったそうです。

でもダヴィンチの絵画や手稿は残っていますが、彼の演奏は今となっては知る由もないですね。
Posted by シモン at 2017年04月16日 14:31
夕暮れ時となつた、甲府市内の午後五時台。

サテそれにしても、山梨県中巨摩郡田富町出身の、平野美宇選手、おめでとう。中国選手を破り、世界の卓球界の、頂点に、立った。
流石に、こういう逸材は、南富士山麓の人たちには、無縁な存在ですナ。

山梨かた、世界へ。甲斐の山々、日に映えて。
Posted by 百足衆 at 2017年04月16日 17:26
今日の風林火山

みつが自分の子を宿していることを知り困惑する勘助。 
その頃、躑躅ヶ崎館では、家臣の懸念をよそに、信濃出兵の号令をかけた信虎のもとに福島越前守の使者として山本貞久が訪れる。

駿河の国内で一乱あったときは、福島越前守の後ろ盾になることを約束する信虎であったが、その動きは墨染めの軍師太原雪斎の知るところであった。

戦の火種がくすぶり始める中、父の不興を恐れ、うつけを装い遊興に耽る信虎の嫡男晴信の真意をくみ取れず、家臣たちが侮るが、晴信の胸中を察した板垣信方は、晴信と共にある事を伝え甲斐国主への路を説く。

時代の流れが大きくうねり始めた最中、鹿狩りに来た信虎はみつに向けて矢を放つ。

その前夜、みつは勘助に「我が守るべき城」と夫婦になる約束をされたばかりの悲劇であった。

話が動き始めました

信虎が妊婦を殺害して腹の子を取り出したという話が伝わっていますが、父信虎を追いやり、甲斐国主の座に就いた晴信の正当性を主張するための作り話である事は周知の通り。

同じ残虐性を伝える逸話は岡崎信康や関白秀次にもあります。

当時の常識に照らし合わせてみても、信虎の追放も信康や秀次の切腹も正当性の欠けた処断であった事を物語っている証です



Posted by 田舎帝王 at 2017年04月16日 18:40
田舎帝王殿

風林火山のミツは可憐なのに、女城主直虎のしのはひたすらうざい存在ですね♪
Posted by 燈台森 at 2017年04月16日 19:53
燈台森さん

それが女優の演技力ってやつですね

貫地谷さんはいい女優さんに育ちました

Posted by 田舎帝王 at 2017年04月16日 20:15
今夜の女城主

今川家からの呼び出しに駿府へ向かう直虎。

直虎に反発する中野直之は井伊谷に残り、南渓和尚とともに祝田村へ向かう。

祝田村に着いた直之が目にしたのは、田を耕し、文字を覚え、疲弊した村を復興させようと活気づく領民の姿であった。

直之の口から直虎が駿府へ向かったことを聞かされた領民たちは直虎の身を案じて実力行使に及ぼうとするが、
南渓和尚は血気に逸る領民たちを一計をもって鎮める。

直虎を領主として慕う領民たちの姿にほどされた直之は直虎の下へ駆けつける。

一方、駿府への道中、刺客に襲われる直虎であったが、危機一髪のところで駆け付けた直之によって命を救われる。

命の危機に直面した直虎は虎松の後見職を但馬守に委ね井伊谷に戻ると告げる。

駿府館で寿桂尼に事の顛末を報告する但馬守。

そこに井伊の使者に扮した直虎が現れる。

寿桂尼と直虎が対面する。

「政とは何か?」そう問う寿桂尼に「潤すこと」と答える直虎。

女大名寿桂尼と女城主直虎の直接対決の最中に書状が届けられる。

領民たちの連名の嘆願書である。

南渓和尚の計略が功を奏し、直虎に軍配が上がる。

寿桂尼より正式に井伊谷の知行を委ねられた直虎は無事に井伊谷へ帰還する。

そこには領民と家臣の信頼を勝ち取った直虎の姿があった。

直虎と対立することにより今川の矢面に立とうとする小野但馬守。

今回は但馬守は井伊家の捨て駒になる覚悟を垣間見られた回でした

憎まれ役を買って出た但馬守が少し報われた気がします











Posted by 田舎帝王 at 2017年04月16日 23:47
田舎帝王さん

風林火山、次回は勘助と板垣の迫真の斬り合いが見れますね。

おんな城主、但馬守の真意に直虎が気づくのは、もっとずっと後のことなんでしょうねきっと。
Posted by シモン at 2017年04月17日 04:40
夜が白々明けてきた、甲府市内の空。
昨日の「女城主直虎」駿府からの呼び出しを受け、井伊谷を出る直虎は、蝮に噛まれそうになり怯えるが、男装して寿桂尼と対面する。

という、回でした。
サテ田舎帝王さん。
なかなか精緻に、ドラマの内容を伝えていますナ。
福島越前守正成は、花倉の乱の当事者ですナ。
太原雪斎は、伊武雅刀が演じていました。


サテけふは一番槍と意気込んで、ここに来たが、未だ更新の気配なし。
Posted by 百足衆 at 2017年04月17日 05:11
晴れとなつた、甲府市内の朝。
けふの「日和っ子」日和っ子(有村演)は、行方不明となつた、父沢村一樹を心配する。

という、回でした。
サテ田舎帝王さん。但馬守は、井伊直親を謀殺し、直虎を追わんとした奸臣。このドラマでは、樅の木は残ったの原田甲斐のような扱いですかナ。

甲斐の山々、日に映えて。
Posted by 百足衆 at 2017年04月17日 08:03
小野道好が独身とか改竄しないで欲しい
Posted by デハ at 2017年04月17日 08:28
ほほほほ〜ほほほほ〜🏯

改竄だけでなく、フィクションだったわね〜昨日の直虎👏

でも面白ければいいわ〜👍👍👍
Posted by おんな城主 at 2017年04月17日 08:50
おんな城主殿

視聴率は14%台に回復したみたいですな

しかし「直虎紀行」静岡県ばっかだな♪
Posted by 燈台森 at 2017年04月17日 11:27
驟雨となつた、甲府市内の夕方。

サテ燈台森さん。その通り。静岡県は馬鹿です。
Posted by 百足衆 at 2017年04月17日 16:49
おいおいおいムカデの旦那!

燈台森どんは「静岡ばっかりだ」と言ってるんだよ。
山梨こそ、ばっかじゃねーの?
Posted by ファンタジスタ・サブロー at 2017年04月17日 19:02
驟雨の続く、甲府市内の夜。

出たな、ファンタジー某。
お主の主張は、悉く誤謬に満ちている。

静岡はばっかじゃないの、と燈台森さんは言っている。
それを主観で、捻じ曲げるでない。
現実を直視せよ。細野如きが次の知事になったら、静岡は路上キッス解放区と、なるぞ。
そんな屈辱でも、甘受するのかお主ら静岡県民は。
Posted by 百足衆 at 2017年04月17日 19:36
老師
山梨も金丸信や輿石東という極悪政治家を輩出しています。
Posted by デハ at 2017年04月17日 20:18
デハどん、グッジョブ!

およそ山梨の方が、欲が深いね。
Posted by ファンタジスタ・サブロー at 2017年04月17日 20:37
史実では小野但馬守と子供二人が斬首されてますね
Posted by 田舎帝王 at 2017年04月17日 21:39
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