2017年06月12日

摂津名所図会

摂津国の名所を絵と文で紹介した江戸期の書籍です。

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2016年の大河ドラマ「真田丸」は、信州出身の一武将である真田信繁が、大坂夏の陣で最期を遂げるまでの生涯を描いたドラマでした。
大坂の陣で、敗者となった大坂の地は焼け野原となったかというと全くそのようなことはなく、日本の商業の中心地として大きな賑わいを見せていました。

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「摂津名所図会」は江戸時代中期、寛政年間(1789〜1801年)に発刊された、摂津国の観光案内書です。ちょうどその頃フランスのパリ周辺では革命の嵐が吹き荒れ、オスカルやアンドレが活躍していました。血なまぐさい近代欧州に比較して、島国日本は争いのない平和な文化国家を謳歌していた、と解釈できます。

この書籍の編集主幹は俳諧師の秋里籬島で、文中の絵は竹原春朝斎が描きました。竹原画伯は、既に「名物浪花のながめ」といった大坂名所図会の作画を経験していました。
今風に言えば、江戸時代の「るるぶ大坂」です。大きな違いは、写真を用いず手書きの絵で大坂の風景を描写した点でしょう。

「摂津名所図会」は、全部で九巻から成り、一巻の住吉郡編から刊行され、九巻の有馬郡・能勢郡が最後に刊行された、というのではなく、最初に発刊されたのは七巻の武庫郡・菟原郡、八巻の八部郡、九巻の有馬郡・能勢郡だったのです。必ずしも巻の順に書籍が刊行されないことは現代でも学術書のシリーズなどではよくあることですが、当時の観光ガイドでは珍しかったかもしれません。

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「摂津名所図会」に遅れること約40年、「江戸名所図会」は江戸時代後期の天保年間に漸く発刊されます(七巻構成、作者は江戸の町名主・斎藤月岑)。
つまり、江戸時代の大半の時代、大坂は江戸よりも進んだ文化の発信地だったということは間違いなさそうです。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(15) | TrackBack(0) | 古典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
晴れとなつた、甲府市内の夜明け。
昨夜の「女城主直虎」仏像窃盗の嫌疑を掛けられた盗賊団だが、仏像を元の位置に戻すことで近藤は顔色を失う。
直虎(柴咲演)は、盗賊団に仕官を勧めるが、断られる。

という、回でした。
サテ田舎帝王さん。風林火山の活写、見事なり。
返す刀で、女城主の解説も、期待しますゾ。

サテGATTOさん。丁寧な、日和っ子解説、いつ読んでも心が温まる。
Posted by 百足衆 at 2017年06月12日 05:52
晴れとなつた、甲府市内の朝。
けふの「日和っ子」日和っ子(有村演)は、風変わりなあかね荘での生活を開始する。

という、回でした。
サテ摂津名所図絵。今なら、大阪城や、通天閣、それに万博公園が紹介されるでしょうナ。
Posted by 百足衆 at 2017年06月12日 08:11
ほほほほ〜

百足衆さんの直虎の解説は、はちゃめちゃで面白いわ〜🤣

直虎も、大概よね〜大丈夫かしら??🏯
Posted by おんな城主 at 2017年06月12日 10:33
今日は上野に出張です。
けふの昼食が、発表になりました!
つけ麺武蔵です♪
Posted by ラー at 2017年06月12日 10:59
正忠摂津
Posted by デハ at 2017年06月12日 15:13
今週の女城主

但馬守と共に直虎のもとに訪れた近藤康用は、菩提寺の本尊が盗まれたと直虎に訴え出る

康用は噂で耳にした井伊が囲い込んだ龍雲丸一党に嫌疑を掛けたのだ

康用の主張に龍雲丸一党など知らぬ存ぜんを決め込む家臣一同だったが、「あの者たちはもうそのようなことはせぬ」と思わず口を滑らす直虎

本尊強奪の嫌疑で龍雲丸一党を捕縛しに出向く康用とそれを阻止しようと間道を使い中野直之を遣わす直虎だったが、一足遅く、直之が龍雲丸一党のアジトに着いた時には康用達がアジトに踏み込んでした

しかし、龍雲丸達は異変を察知してアジトから姿を消していた

南渓和尚は事を鎮静化指せるために、康用の菩提寺に新たな本尊を寄進してはどうかと直虎にすすめるが、龍雲丸の潔白を信じてやまない直虎は南渓和尚の申し出を拒むも、頭を下げるのも領主の務めと南渓和尚の言葉に従って康用の菩提寺へ渋々詫びに出向くことになった直虎だった

康用の菩提寺で南渓和尚の仲裁で詫びを入れる直虎

新しい本尊を寄進するのに参考にしたいと本尊を収めていた厨子を見たいと申し出る南渓和尚

菩提寺の住職の案内で本堂に安置してある厨子を開くと、そこには盗難されていたはずの本尊が収まっていた

顔色を変える康用と住職

仏さまが自ら戻ってこられたと闊達な物言いの南渓和尚

状況が呑み込めない直虎

本尊盗難の一件は龍雲丸一党の捕縛を企てた康用の策略だったのだ

康用の策略に気づいた但馬守は義妹を遣わし龍雲丸捕縛の陰謀を知らせたのだった

龍雲丸から事の次第を聞いた南渓和尚は直虎が直接菩提寺に出向けば本尊を寺のどこかに隠さねばならぬ

隠し場所を見つけ出して隠された本尊を厨子に戻す仕事を龍雲丸に託したのだ

南渓和尚と但馬守の阿吽の呼吸ともとれる連係プレイーで危機を脱した龍雲丸一党を家臣に加えたいと申し出る直虎

家臣一同、直虎の案に賛意を示す

直虎の申し出に答えを出す日、空には龍の形をした雲が浮かんでいた

龍雲を見た龍雲丸は直虎の申し出をあっさりと断ってしまう

「雲があるから」と人を食ったような理由で仕官を断る龍雲丸に井伊家中が呆然とする中、一人だけ吹き出してしまう但馬守だった

続く

Posted by 田舎帝王 at 2017年06月12日 18:11
ドラマとは言え、

龍雲丸は、人の好意を無にする人ですね。
Posted by A2Z at 2017年06月12日 19:10
皆さんお久しぶりです^^

「鶴瓶の家族に乾杯」に、但馬守が出ていますね。
場所は静岡市葵区」、浅間神社近辺です。

この役者さんは凄く賢そうですね^^
顔芸で、ローカル大河を支えてくれてます♪
Posted by Captured at 2017年06月12日 19:43
こんばんは〜

今日の「ひよっこ」、何とか今日のうちに書けそうです(喜)。1966年の1月3日、みね子さんは、あかね荘の変人揃いの住人たちに会う、というお話です。と書いてしまえば簡単ですが、住人たちがなかなかに面白い人たちです。



売れない漫画家見習い君。みね子さんのお土産まで、3日も食事をしていなかった。この後、また3日、これでもたすらしい。借金取りにも追われているが、ニャーオと鳴くことでごまかそうとする。ただし、その声はあまりにも下手で、本家ネコの私としましては我慢なりません(笑)。

地獄耳のOL。かなり耳が良く、いろいろな音で眠れない。かなりキツイ性格らしい。

慶応ボーイ。先日、すずふり亭の前で10円を拾ってくれた人。言うことすべて正論で、デリカシーに欠けるところもある。



このドラマ元々好きですが、ますます楽しみになってきました。
Posted by GATTO at 2017年06月12日 20:25
曇天となつた、甲府市内の朝。
けふの「日和っ子」日和っ子(有村演)は、白石加代子の経営するアパートで暮らしが始まった。

という、回でした。
サテGATTOさん。なかなか、佳い解説ですナ。有村は、狸顔だとしみじみ感じる。
Posted by 百足衆 at 2017年06月13日 07:57
今時の大阪案内なら、大阪城や通天閣よりも、USJやあべのハルカスでしょう!

はい!論破されました!
Posted by 通りすがりの軍事オタク at 2017年06月13日 10:31
薄雲となつた、甲府市内のお昼時。
けふの昼食が、発表されました。
ゴボウのきんぴら、松前漬けに、大豆の水煮だ。ご飯も、ある。
GATTOさんの解説を思い出しながら、日和っ子の再放送を見ながら、もぐもぐと、食べる。

おう、至福じゃ、至福じゃ。(藤原さんに似てるかナ。)
Posted by 百足衆 at 2017年06月13日 12:13
百足衆様、百足衆様、

うほっ うまそうじゃ、うまそうじゃ。
うほっ うまそうじゃ、うまそうじゃ。

私は、菅原君とは別に、にしん蕎麦を食べています!

うほっ 美味い。旨い。
Posted by 藤原 at 2017年06月13日 13:14
こんばんは〜 今日も「ひよっこ」が、その日のうちに書けてうれしいです。

百足衆先生、藤原さん、今日も美味しいお昼で、うれしいですね。私のことまで書いていただき、こちらもうれしいです。

さて、今日の「ひよっこ」ですが、1966時1月4日、みね子さんの初出勤の日です。この日から髪型を変えました。頬にかかっていた髪を上にまとめたのですが、頬の丸みが強調されて、ますます可愛いです。タヌキちゃん、バンザイ!

すずふり亭に着くと、もう見習いコックの秀さんが仕事をしていました。働き者だなぁ。聞けば、今みね子さんが住んでいる部屋には元々秀さんが住んでいたが、先輩が酔って転がり込んでくるので、引っ越したとのこと。

そうしている間に、その先輩が到着。冗談をいっぱいかましてくれます。牧野親子も到着しました。

その後は、裏の広場でジャガイモの皮むきです。商店街の人たちも集まってきました。みね子さんは、この時間が、工場の仕事みたいで楽しいとのこと。

やがて、先輩の高子さんが到着。みね子さんは高子さんから仕事の心がけを教えてもらう、というお話でした。

みね子さん、お米が茨城産でないことを残念がり、ネギが茨城産であることを喜ぶ、という郷土愛の強い人です。私も郷土愛が強いので、千葉県出身のキャラが出てこないかな?と楽しみにしております。これまで、愛子さんの婚約者だけか・・・って、もう亡くなっています(泣)。
Posted by GATTO at 2017年06月13日 20:26
摂津と言えば、ここ数カ月総帥さんが投稿されておらず、残念な気持ちです。
Posted by 無名X at 2017年06月13日 21:01
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