2017年10月12日

人間魚雷「回天」

日本軍初の特攻兵器です。

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昔、プラモデル店で1,000円分のプラモデルを購入すると、100円のプラモデルが貰えるという特典があり、私はそれで100円の「回天」のプラモデルを只で貰ったことを、鮮明に覚えています。

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「回天」は、魚雷に操縦装置を付加した、特攻兵器です。これを搭載していた潜水艦は、基本的に出射後にこの兵器を回収する手段を持ちませんでした。つまり、「出撃=死」ということが定められていたのです。

回天は、九三式三型酸素魚雷を転用し、特攻兵器としたものです。
九三式三型魚雷は直径61cm、重量2.8t、炸薬量780kg、時速48ノットで疾走する無航跡魚雷で、主に駆逐艦に搭載されて運用されました。回天は、この酸素魚雷を改造し、魚雷の本体に外筒を被せて気蓄タンク(酸素)の間に一人乗りのスペースを設け、簡単な操船装置や調整バルブ、襲撃用の潜望鏡を設けた特攻兵器です。
ハッチは内部から開閉可能でしたが、脱出装置はなく、一度出撃すれば攻撃の成否にかかわらず乗員の命はなかったのです。

小学生の頃に、そんな深刻な兵器だと想像もつかなかった私は、プラモデルの説明書に書かれた「回天の歴史」に涙しました。ゴム動力で水上を航行するように作られていたそのプラモデルも、涙なくしては語れないその歴史的背景に押され、一度も水上に浮かべたことはありませんでした。

日活映画に、「人間魚雷出撃す」という名作があります。1956年封切りのこの映画は、自らも海軍予備学生として戦場に赴いた松林宗恵監督の作品です。森繁久彌の「社長シリーズ」の喜劇映画で一世を風靡した松林監督のこの作品は、岡田英次、加藤嘉、宇津井健、伊沢一郎といった渋い俳優陣の好演により、歴史に名を残す名作となっています。

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日々是人間魚雷。サラリーマンの私は、潜行しながら敵情を探る任務に就いて、何十年も経過しました。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(19) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
回天の耐圧深度は最大80メートルだったので、回天を搭載した潜水艦が爆雷攻撃を受けた場合80メートル以上もぐれませんでした!

はい!論破されました!
Posted by 通りすがりの軍事オタク at 2017年10月12日 05:17
回天の映画で裕次郎が主役のを見た記憶があります。
Posted by デハ at 2017年10月12日 07:54
菅原さんは回天に乗せてもらえず、伏龍で出陣すると以前藤原さんが言っていたのを思い出しました
Posted by デハ at 2017年10月12日 07:55
晴れとなつた、甲府市内の朝。
けふの「わろ天下」わろ(葵演)の前に、小野但馬守が立ち塞がる。

という、回でした。
サテデハサン。皆さん。愈々、爺の引退のときがやって来ました。ご機嫌よう。
Posted by 百足衆 at 2017年10月12日 07:59
漫画の「熱笑!!花沢高校」に、主人公たちと同盟を結ぶ回天高校という架空の学校が登場します。
そこでこの名前をおぼえました。
Posted by ヨット at 2017年10月12日 08:24
百足衆様、
そんな寂しい事をおっしゃらずに、戻って来て下さい!( T_T)
Posted by ラー at 2017年10月12日 08:50
デハさん

伏龍の方が生存率高そうですね。
Posted by 菅原 at 2017年10月12日 09:43
デハ様、デハ様、ラマサバクダニ。
講究の終わるのが、午後11時ぐらいになるので、

申し訳ありません、
申し訳ございません。

またのお越しをお待ちしております。

菅原君 、そうそう!伏龍になりたまえ!今すぐに。
今日のお昼は、新福菜館とする!
Posted by 藤原 at 2017年10月12日 11:09
藤原さん

今日私は自転車乗ってきてないので、天一農学部前店にしましょう。
Posted by 菅原 at 2017年10月12日 11:18
こんにちは〜

百足衆先生、そんなさびしいことおっしゃらんでください。一番槍も良いけれど、四番打者も素晴らしいですよ。

今日のお昼は、むじなうどんです。きつねうどんに天かすをのせて、たぬきっぽくしました。牛肉ごはんもつきます。お店にテレビがないので、「わろてんか」は見られませんが、見たつもりで朗々と食べる。ああ、うみゃい、うみゃい。
Posted by GATTO at 2017年10月12日 12:30
夏日となつた、甲府市内のお昼時。
おおGATTOさん。爺を元気付けてくれて、有難う。引退の決意は固いものの、GATTOさんの為にも、今後も投稿をするか検討致します。

サテGATTOさんは、むじなうどんですか。美味そうですナ。爺は、日高昆布と白飯です。ネギの味噌汁も、ついた。
Posted by 百足衆 at 2017年10月12日 13:00
老師
生涯現役で頑張ってください。
老師は黄忠、私は趙雲です。

藤原さん
帰りは京都17時の予定です。
藤原さんと会えるのなら郡山には帰らず東京に帰ります。ご検討お願いします
Posted by デハ at 2017年10月12日 21:08
藤原さん
15日(日)の5時です
Posted by デハ at 2017年10月12日 21:28
デハ様、デハ様、ラマサバクダニ。
お会いしたいのは山々ですが、日曜日は法事で実家に帰っていますです。

申し訳ありません。
申し訳ありません。
申し訳ありません。
Posted by 藤原 at 2017年10月12日 21:55
暗闇に沈む、甲府市内の夜明け前。
けふの「わろ天下」ナレーションが、ちょっとうるさい気がする。

という、回でした。
サテGATTOさん。引退の件、一晩考えてみましたが、結論が出ず、明日に結論は、持ち越しです。
Posted by 百足衆 at 2017年10月13日 05:03
おはようございます。

百足衆先生、まぁ、ゆっくり休んで考えましょう。その間も楽しく書きましょう。引退はいつでもできることですから。
Posted by GATTO at 2017年10月13日 09:24
百足の旦那、引退は生きてる間しか出来ないら。
早くしないと。
Posted by ファンタジスタ・サブロー at 2017年10月13日 10:23
雨となつた、甲府市内のお昼時。
けふの「わろ天下」わろ(葵演)は、高橋但馬守との縁談が破談となり、意気消沈する。

という、回でした。
サテGATTOさん。ありがとう。引退に関しては、じっくりと考え、去就を明らかにする積もりです。
Posted by 百足衆 at 2017年10月13日 12:12
小雨模様となつた、甲府市内の夜更け。
けふの昼食の、報告が、疎かになつた。鶏肉の竜田揚げだった。キャベツも、ついた。
けふの夕食は、1時間程前に、済ませた。白飯に、茄子の煮浸しだつた。鰹節も、ついた。

サテGATTOさん。貴殿の勧めに従い、やはり一番槍争いは、体力的に無理と考え、引退することとしました。
されど、云わばOBの立場で、偶に此処に投稿は、したいと思う。今後は投稿数が減ると思ふが、貴殿がその分、より多くの投稿で、此の場を盛り上げて下さい。期待していますゾ。
Posted by 百足衆 at 2017年10月13日 19:58
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