2017年11月14日

於都里伎

於都里伎(おつりき)は、江戸時代に書かれた人文字による影絵入門です。

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「名探偵コナン」という人気漫画に登場する犯人は、その正体が明かされるまでは黒い全身タイツを着用することが義務付けられています。これは犯人の年齢や性別を問わず、例えば63歳の千間降代さんも、普段の姿は高齢者にしか見えませんでしたが、犯人として割り出されるまではこの全身黒タイツを着用して、機敏に動き回っていました。

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全身黒タイツ姿という装束は、もともとは人文字用に創り出されたものです。
人文字とは、人間が様々なポーズをとって文字を表現するものです。西城秀樹さんのヒット曲「YMCA」も、肩から上だけですが「Y」「M」「C」「A」というアルファベットを、人体を使って文字化しようとする試みに他なりません。

江戸時代、十返舎一九作・喜多川月麿画によって製作された影絵の指南本「於都里伎」(おつりき)は、宴会の余興に使える19種類の影絵と、その人体による実現方法を紹介した古典です。
2017年の今日、会社の忘年会の余興に人体影絵が用いられることは極めて稀ですが、江戸時代はそうではありませんでした。現代より娯楽の少なかった当時、影絵は文字通り「体を張ったエンターテイメント」だったのです。

影絵として紹介されているのは、簪(かんざし)、火鉢、提灯、石燈籠、蛇、蛙、カキツバタ、酒樽、竹馬、鶯、自在釜、鳥居(=表題の画像)、長脚(=テーブル)、茶臼、時計、松、龍、切子燈籠、橋、蜻蛉といった題材です。
本書の構成は、表面に影絵の絵を載せた後、その裏面をめくると、その影絵を構成している人文字の実現方法が紹介されている、といったもので、いわばカッパブックスの「頭の体操」のように、問題のページをめくると次のページに答えが書いてある・・・というクイズ形式のようなものです。

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「於都里伎」(おつりき)というタイトルは、「面白い」という意味の「「乙である」から来ているそうです。
今風に言えば「乙カレー」のようなものでしょう。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☔| Comment(13) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
静寂に包まれた、甲府市内の夜明け前。
サテおつきり。こう云った、洒落本、娯楽本が、江戸時代の文化でしたナ。

GATTOさんは、猫の影絵。
ラーサンは、ラーメンの影絵。
デハサンは、鉄道の影絵。
田舎帝王さんは、風林火山の影絵。
藤原さんは、鰻の影絵。
菅原君は、北野天満宮の影絵。
等が、出来ると、佳い。
Posted by 百足衆 at 2017年11月14日 05:35
おつーっ りき!リキ!
力石ジョー。真っ白に燃え尽きた!

百足衆様、百足衆様、
一番槍、
おめでとう、ございます。
おめでとう、ございます。

ことっほぎゃ!ことっほぎゃっ!
ことっほぎゃ!ことっほぎゃっ!
きとっほぎゃ!ことっほぎゃ!

ことほぎゃ!
Posted by 藤原 at 2017年11月14日 08:04
曇天となつた、甲府市内のお昼時。
けふの昼食が、発表された。
干瓢巻きと河童巻き、其れに稲荷寿しだ。俗に言う、助六寿司だ。
郷土史研究会のお弁当、という訳だ。自宅で、「昼時日本列島」を観ながら朗々と食べる。
Posted by 百足衆 at 2017年11月14日 12:14
遅い昼食を食べています♪

醤油味の、昭和の香りのするラーメンです。胡椒もかけます。
Posted by ラー at 2017年11月14日 15:25
こんばんは。

昨日の余韻がまだまだ・・・チバニアン、ばんざあい!
Posted by GATTO at 2017年11月14日 20:02
GATTOさん

埼玉県の人が、嫉妬しそうですね。
Posted by 菅原 at 2017年11月14日 20:07
菅原君この、
だらくそ!だらくそ!ぱげ!ぱげ!かわずやまの、日馬富士!

なあにが、「埼玉県の人が、嫉妬しそうですね」だ!
千葉県のライバルは、埼玉ではない!
神奈川県だ!埼玉など、目ではない!ましてや栃木、茨城をや!群馬も、あった!

素直に、自分の頭の地磁気は、常人のそれと比べて、反転していますと認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!認めよ!

ほげらっ ほげらっ。
Posted by 藤原 at 2017年11月14日 20:39
菅原さん、藤原さん、メッセージありがとうございます。昨日は、浮かれていて、気がつかなかったのですが、まだ完全に決定ではなかったのですね。本当に決定したら、その時は改めて書かせていただきたいと思います。

とはいえ、以前も書いたことのある美人の上司が市原出身で、上機嫌でした。ますます嬉しくなりました。
Posted by GATTO at 2017年11月14日 21:33
私がかつて茨城を「IBM」と貶したとき、茨城健代表のラーさんが千葉を巻き込み「ICBM」に強化したのを思い出した。
Posted by デハ at 2017年11月14日 23:03
晴れとなつた、甲府市内のお昼時。
けふの「わろ天下」わろ(葵演)は、寄席に人が集まらないのは、落語家の噺が面白くないからだと気づく。

という、回でした。
サテGATTOさん。正式な発表がある迄は、チバニアンという呼称は、我慢しますゾ。
サテデハサン。ICBMとは、物騒ですナ。日馬富士、このまま引退か。一般のサラリーマンなら、懲戒免職でしょうけどナ。
Posted by 百足衆 at 2017年11月15日 12:15
デハ様、
茨城と千葉は仲良しなのです♪マックスコーヒーの縁で。

今日の昼食を発表します!
天津丼です。スープもあります♪
Posted by ラー at 2017年11月15日 12:32
こんばんは。

ラーさん、私も隣県として茨城が好きですよ。10年以上住んでいた埼玉よりも、はるかに好きです。

そんな私、大きな地震があると、まず心配するのが、ラーさんとデハさんです。太平洋側の3県、実際の距離よりも近い感じがしますね。
Posted by GATTO at 2017年11月15日 20:22
まだ暗闇の、甲府市内の夜明け前。
けふの「わろ天下」但馬守が薦める、落語家の正体が、けふ明らかになります、お愉しみに。

サテGATTOさん。
地震の際は、デハサンラーサン、
富士山噴火の時は、爺を心配してくださいナ。ファンタジー某は、心配しなくて佳い。
Posted by 百足衆 at 2017年11月16日 04:18
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