
50代を過ぎると、年々集中力と執着心が低下します。
若い頃には読書をしてもすいすいと頭に入ってきたのですが、最近は通勤途上に読む本も、しばらくすると内容の大半を忘れていたりします(認知症?)。
そんな私も、集中力のあった小学生時代、艦艇のプラスチックモデルを好んで作りました。
ウォーターラインシリーズ以前は、船の模型といえばフルハルモデルで、マブチモーターによる動力機構が内蔵されて水に浮かべる「モーターライズ模型」が主流でした。

そんな時代の艦艇模型を提供していたのが、栃木県に本拠地を置く「日本模型」です。詠み方は、ずっと私は「にほんもけい」だと思っていましたが、実は「にっぽんもけい」が正しい読み方です。
日本模型、略称ニチモのプラモデルは、箱の左上に赤い三角形のエンブレムがありました。
私は、模型店に飾られた1/200スケールの戦艦大和(マリアナ海戦時仕様)を横目に見ながら、1/500シリーズの航空戦艦「伊勢」や、重巡「那智」を買って建造した記憶があります。「伊勢」はモーターライズでしたが、「那智」はモーターを搭載したかどうかは記憶にありません。少し経って発売された「翔鶴」もお気に入りでした。

ニチモは艦艇模型だけでなく、航空機の模型も発売していました。
私は1/48スケールの「立川95式中等練習機赤とんぼ」や「中島97式艦上攻撃機」を作った記憶があります。どちらもコクピットの中が精巧な作りで、しかし組み上がってしまうと外から見えなかったことが残念でした。

80年代になり、スケールモデル人気が低下し、所謂「ガンプラ」と呼ばれる機動戦士ガンダムのプラモデルが隆盛となる中、日本模型は徐々に売り上げを落としていきます。そして2013年、遂に模型メーカーとしての看板を下ろすことになりました。
プラモデル作りは、情熱と集中力に富んだ子供時代に行う趣味です。中には熟年モデラーの人が精巧な模型を作ったりしますが、大半の人はその作品を眺めるだけで、自分で作ろうとしてもなかなか打ち込めないのではないでしょうか。リタイア後の人生でゆっくり模型作りでも・・と考えている人も多いのですが、その頃に果たして模型作りへの情熱と集中力を維持できるかどうかは人それぞれです。
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流星光底長蛇を逸す。
どこ金型引き取ってくれないかな。
ニチモの別名は「大和のニチモ」。
すなわち、
1/200を筆頭に、1/300、1/500、1/550、1/600、1/700、1/750、1/800、30センチと、実に9種類の縮尺の大和を作っていたのです。ちなみに、大和以外の艦艇は1/200(大和以外は駆逐艦と護衛艦のみ)と1/500(武蔵、長門、陸奥、伊勢、日向、翔鶴、瑞鶴、妙高型4隻、高雄型4隻)ぐらいでした。あとエンタープライズ(cvN-65)もあった気がします。
大スケールになると安易に箱替えで武蔵を出さなかったのも偉いところです。スケールが大きくなればなるほど、違いが無視できなくなるからです。
一方廉価版の30センチシリーズでは、榛名を以て金剛型4隻を表し、近代化改装されたプリンスオブウエールズ、高角砲の多い武蔵を出していました。
しかしwLシリーズを除くと、なぜ扶桑・山城は出ないのか不思議です。
田舎帝王さん、一番槍おめでとうございます
百足衆先生、ガッカリされることはありません。今日はサービス券が付きますよ。前回と同じで、愛妻弁当・准愛妻弁当はありません。惣菜パンは、これから買うことも可能ですが、お金を出すならもっと美味しいものが食べたい。そんなわけで、今日はカレーかな・・・
自分は逆にニッポンではなくニホン派ですね
日本人は古来より清音を尊ぶ言語文化を維持していました
従って、半濁音の入らないニホンを好んで使用しています
サテ恒例の昼食予報。
GATTOさんはライスカレー。
デハサン達はラーメン。
ラーサンもラーメン。
シモンさんはコンビニおにぎり。
田舎帝王さんは日清カップヌードル。
と予想。
田舎帝王さん、私の場合、これは佐藤栄作首相の影響ですね。物心ついた時の首相が佐藤さん(生まれた時の首相は池田さん)だったので、ついついテレビで見た彼の真似をしておりました。これが今も続いているのですから、まさに「三つ子の魂百までも」ですね。まぁ、まだその半分やっと過ぎた50代後半ですが。
たしかに、清音の方が美しいという説はありますね。「僕よりも俺の方がきれいな言葉だ」という話も聞いたことがあります。なるほどとも思いました。
百足衆先生、性格にはカツカレーでしたが、私の方が先にここまで書いていなかったので、100点満点です! おめでとうございます‼ これからも、一番槍でなかった日はサービス券を楽しみにしてくださいね。
・・・30年ほど前、私がテレビでF1を見ていた時、あるドライバーの名前に拒否感を示しました。「何だか汚い名前ね」と。
彼の名前は、ゲルハルト・ベルガー。たしかに姓名とも濁音が付きます。
逆に好きな名前は、アイルトン・セナ。やはり濁音は好きでないようでした。
けふの戦果は、GATTOさんの無料券のお陰で、50%超え。
GATTOさん、ありがとう。だがあまり頻繁に無料券を出したら、当てる楽しみが削がれますナ。
申し訳無し、気持ちには感謝しています。
サテデハサン。貴殿が、一番日本模型に造詣が深そうですナ。航空機の事も語って下さい。以前、零式の談義で不愉快な思いをしたので、捲土重来。
サテ田舎帝王さん、GATTOさん。
爺は、酒が入って勢いの佳い時はにっぽん、そうでない時はにほんと使い分けて居ます。
はい!論破されました!
百足衆先生、了解しました。これは私たちにとってゲームのようなもの。楽しくやりましょう。
あと、ニッポン か ニホン かの問題ですが、ネットで少し見てみました。正式名称として決まっているもの(日本銀行は「ニッポン銀行」、日本共産党は「ニホン共産党」)以外はどちらでも良いみたいですね。まぁ、どう読もうと罰則など無さそうですし。また、NHKでは、正式な国名・国号としては「ニッポン」、それ以外はどちらでも良い、とのこと。
あと、歴史的には「ニッポン」の方が古く、現代では若い人ほど「ニホン」派とのことでした。ちなみに安倍首相の演説ではほとんど「ニッポン」のようでした。
そういったものを考えると、年配の人+保守の「ニッポン」、若い人+革新の「ニホン」と言えるのかも知れませんね。
はい!論破されました!
私も、その方がうれしいです。空母は私には大物過ぎますし、潜水艦の方が関心があります。ガトーとガットは似ているけど、できればアメリカの潜水艦よりも、漫画に登場する "サブマリン707" の方がいいですにゃ。
百足衆殿が同じく「キング」