
田舎帝王さんの感動的なレビューで知られる大河ドラマアンコール「風林火山」は、先々週に大団円を迎えました。4/1からは、新たに「軍師官兵衛」が再放送されるそうです。どちらも主人公の職業が軍師で、片足が不自由という点では似ていますが、果たしてドラマとしての出来はどうでしょうか。

ところで、「風林火山」に登場した板垣信方(演:千葉真一)は駿河守、「軍師官兵衛」の親父職隆(演:柴田恭平)は美濃守を名乗っていましたが、どちらもしれぞれ駿河や美濃に知行を有していたわけではありません。
現代風に言えば、山梨県と長野県に展開する企業の役員が「静岡支社長」を名乗っていたり、兵庫県西部にしか拠点のない企業の重役の役職が「岐阜事業部長」だったりするようなものです。
何故このような肩書きが存在したのでしょうか。
これらの役目は、「受領名」(ずりょうめい)と言い、室町時代以降、守護大名や戦国大名が朝廷の正式な位階や除目の伴わない非公式な「官名」を授けたものです。
朝廷から正式な位階を受ける事は大変な手続きとお金が必要です。しかしその割に、この時代の朝廷の地位は鎌倉時代以前に比べて比較的低くなっており、そのような形式的な官名を受けても実社会で権威を誇れる機会が少なくなりました。
いわば現代風に言えば、正式な位階の方が「持っていても何の価値もない国家資格」のようなものだったわけです。
それに代わって、時の実権者である守護大名や戦国大名が部下に朝廷と同じような官名を受領させる、ということは意味があったわけです。今の会社風に言えば「理事」とか「参事」のような、言葉そのものには大した意味はないけれどそれを持っていることで収入や権威が加点される制度のようなものです。
別に板垣信方が駿河に、黒田職隆が美濃に縁もゆかりもなくても全く問題ありません。

こういう「古風な役職」は、現代日本社会でも風雅なものとして受け止められるに違いありません。
「理事」とか「参事」とかよりも、「左大臣」とか「左馬守」とかいう役名を採用する企業は、どこかにありませんでしょうか。きっと話題にはなると思います。
(本文と写真は関係ありません)
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甲斐より見参。
藩祖秀忠公の母方の西郷氏(のちの筆頭家老西郷頼母の家)が菊池氏だったことに由来します。
また、長政以降の黒田家も「羽柴筑前守」の名にこだわり、他家が筑前守を名乗ると抗議したそうです。そのため「筑前守は黒田優先」というネルールができました。
また、伊達・島津はそれぞれ陸奥守、薩摩守(隠居すると大隅守になる)で、受領名と支配地が一致していましたが、実は室町時代までは島津が陸奥守でした。薩摩守は分家が名乗っていて、別の分家(相州家)がこれを打倒して宗家を継いだのですが、徳川家康によって相州でも奥州でもなく、薩州家にされてしまったのです。
それにしても大名ならともかく下っ端武士まで〇〇守とはひどいものですね。
なぜ、武将達が勝手に受領名を自称するようになったかと言えば、受領名を名乗ると格好いいからという、半分中二病ぽい理由から
ところで、律令体制が行き届いていた時代には、紀貫之が土佐守に任官されて土佐国へ下行したように直接任地に赴きました
これを受領国司といいます
律令体制が崩壊すると、任官された本人は任地に赴かず、代理人を任地に派遣しました
これを遙任国守といいます
律令体制を崩壊させた直接的な要因となった荘園制度において、領主に代わって荘園を直接管理運営を行っていたのが地頭です
島津氏は藤原摂関家が領有していた島津荘の地頭として頭角をあらわし、摂関家の凋落に乗じて独立を果たしました。
島津氏は後に戦国大名化して戦国の荒波を名乗りきって近世大名として現代までその血脈を残し、現代まで島津の血筋を繋いでいます
篤姫が近衛家の養女には入れたのも、島津氏が藤原摂関家の後裔にあたる近衛家との交流が途絶えることなく続いていたからです
ところで、藤原氏の中には中央政界で出世が望めず、地頭や受領国司として地方に下って武士化したものも多く、特に、藤原四家のうち南家藤原氏の子孫の多くが武家化していきました
熱田神宮の祭祀は尾張氏が代々司っていましたが、平安時代末に南家藤原氏と尾張氏が結び付いて、熱田神宮の社家は尾張氏から藤原氏に変わりました
この尾張藤原氏の娘と源義朝との間に源頼朝が生まれることになります
けふの「わろ天下」わろ(葵演)の元に、安木節4人娘の一人が皺一つなく、会いに来た。
という、回でした。
サテデハサン田舎帝王さん。
元社会科教師の爺も脱帽する見事な解説。あまりこういう分野は学校の歴史授業では出てこない分野ではありますナ。
山川の歴史教科書をもう一度読んで暮らそう今日の春。
小生も昼食予報に加えて下さい♪
けふの昼食が、発表された。
里芋煮だ。鰹節も、つく。
サテ恒例の昼食予報。
GATTOさんは惣菜パン。
デハサン達はラーメン。
ラーサンもラーメン。
シモンさんはコンビニおにぎり。
田舎帝王さんはチャーハン。
新たに参戦した燈台森さんは松屋のライスカレー。
と予報。
つけ麺を頂きました♪♪♪
燈台森さん、昼食当てクイズにようこそ!
百足衆先生、冷やしたぬきうどんと牛肉ごはんのセットです。今、いただいているところです。元々たぬきうどんというメニューはないのですが、ざるうどんに自分で天かすを入れました。
それと、今、妹夫婦が子どもを連れて来ているため、妻はその世話で手が一杯なので、当分(おそらく4月6日までは)愛妻弁当はありません。また、この期間、彼女が出勤する日も減らしているので、惣菜パンの可能性もかなり減ると思います。
昼食当てクイズに新規参戦した燈台森です。
クイズといっても私が当てる訳ではないけど、今日何食べるか迷った時の指南役に利用することが多いかもです♪
サテけふの戦果報告。
70%(四捨五入)の高率となつた。
けふから新規参入した、燈台森さんの貢献が、大きい。
一方で、空母エンタープライズGATTOさん、軽巡木曽の田舎帝王さんは、なかなか魚雷が当たりませんナ。
デハサンは、消息不明。伊号潜水艦。
50%ですね。
けふの「わろ天下」わろ(葵演)と、小野但馬守との結婚は、あるか。お愉しみに。
サテデハサン。消息不明、と爺が投稿していた頃、出現されていたのですナ。
ステーキ、400グラムですか。藤原さんに知れたら、うっほ、旨そうだ旨そうだと、大騒ぎになりますゾ。
剣呑剣呑。
けふの「わろ天下」わろ(葵演)が長らく待ち続けていた、隼也は、果たして帰ってくるでしょうか。お楽しみに。
サテけふの昼食予報。
GATTOさんは蕎麦とミニ天丼セット。
デハサン達は牛丼。
ラーサンはラーメン。
シモンさんはコンビニおにぎり。
田舎帝王さんはスパゲッティーミートソース掛け。
燈台森さんはチャーハンと餃子。
と、予報。
わかめごはんだ。ステーキも、つく。
デハ様の400gには劣るが、120gの、堂々たるオージービーフだ!
菅原君の顔を見ずに、わろ天下を見ながら、朗々と、食べる!
うほっ うまそうじゃ、うまそうじゃ。
レバニラ炒め定食でした♪
担々麺と小ライス
けふは、未だ0%。惨敗の様相を呈している。
爺の命数も、残り僅かとなつた。
明日の「わろ天下」を見ながら、笑って死にたい、ですナ。ワッハッハ。
うほっ うまそうじゃ、うまそうじゃ。
うほっ うまそうじゃ、うまそうじゃ。
カツカレー、
うほっ うまそうじゃ、うまそうじゃ。
うほっ うまそうじゃ、うまそうじゃ!
サテGATTOさん。長い間、有難う。
GATTOさんはおろか、田舎帝王さんも外し、其処までは、普段と変わらないのだが、安定のシモンさんやラーサン、そして指南役として昼食を爺の予報通りに採用してくれると確約した燈台さん迄、的中させることが出来ませんでした。
的中せずして、何が楽しく、やれるでしょうか。
社会科のテストで、零点を取っても、社会の勉強を愉しくやれる筈がない。
其れと、同様です。
爺は、もうじき黄泉の国に旅立ちます。其れが今夜か、明朝か。
何れにせよ、永きに渡り、爺の妄言にお付き合い戴き、本当に、有難う。
爺が、一番槍を獲得すると、藤原詩で言祝いでくれた、藤原さんが、爺の昼食予報の惨状にも、慰めの言葉を掛けてくれる事なく、カツカレーがうまそうじゃと、悲嘆に刳れる爺に、声も掛けてくれなったことを鑑み、爺は最早、此の世に居ても仕方ない人間だと、悟りました。
明日また当てろよwww