2018年07月03日

いとしのエリー

1983年から87年まで、集英社の雑誌「週刊ヤングジャンプ」に連載された高見まこさんの糞漫画です。

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今年放映されているNHK連続テレビ小説「半分、青い。」は、片耳が聞こえなくなった天然ぼけ少女が精神的に少女のまま大人になり、漫画家となるがじきに挫折して故郷に帰り、腐れ縁の幼馴染と再婚する・・・という、身も蓋もないドラマです。こんなに脚本の破綻したドラマを視聴に耐える作品として支えているのは、主演の永野芽郁さんはじめ俳優さんたちの努力によるものです。特に、豊川悦司さんの演じる漫画家「みうらじゅん先生」の演技は秀逸です。

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作中、みうら先生の漫画が読めるのは、集英社散英社の発刊する「週刊マーガレットガーベラ」だけです。
散英社という出版社では、少年向けの毎週喧嘩をして死傷者が多数出る少年向け週刊漫画雑誌と、婦女子病をこじらせる予備軍に対する少女向け週刊漫画雑誌の他に、性欲をもて余すもてない独身青年を対象にした「ヤングジャンプ」という雑誌も刊行しています。
この「ヤングジャンプ」に掲載された漫画作品が、「いとしのエリー」です。ではその概要を簡単にご紹介しましょう。

タイトルの「いとしのエリー」は、今年結成後40周年を迎えた中高年バンド「サザン・オールスターズ」の楽曲から転用したものです。但し、サザンオールスターズの使用許諾を得ているかどうかは不明です。
内容は、ぱっぱらぱーの女性高校教師が、教え子の若い高校生に性教育を教えながら、本業の英語の方は「pussy」とか「boner」とかそういった性的スラングしか教えなかった為、教え子は大学受験に失敗する。という奇想天外なストーリーです。

では登場人物をご紹介しましょう。

串田枝理子:主人公。高校の英語教師。名前は司会者の楠田枝里子さんから。東京理科大出身で才媛の楠田さんと異なり、この人物は高校教師といいながら性的行為しか頭にないパッパラパーなので、楠田さんよりも寧ろ現在NHK平日夜9時のニュースバラエティ番組の司会を務めているアナウンサーに近い。名前の使用につき、楠田さんの許諾を得ているかどうかは不明。

上野晋平:高校生。夏休みに海岸でアイス売りのバイトをしていた際に串田に強姦され、童貞を失う。しかもその後、串田の悪行を公にしないように串田から圧力を受け、学業成績も低下し、八方塞となる。性被害を受けたと、BBCの番組で訴えるかどうかは不明。

真名古敬一:上野の担任の教師。串田の同期生。なまこを肴に日本酒を飲むのが好き。

こういった人達に加え、中村敦だの今泉今日子だのといった人物たちが、実在の人物の固有名詞を(多分)無断で借用しながら、当該人物とは一切関係ない、下品で奔放な性欲ライフをエンジョイしていました。

「週刊ヤングジャンプ」は、小学館の青年向け雑誌「ビッグコミックxx(xx='', 'オリジナル', 'スピリッツ')」と異なり、パッパラパーな性衝動に基づく恋愛ドラマと、欲求不満に基づく暴力ドラマを主軸にした漫画を掲載していました。
その購買層がすべてパッパラマーな性衝動野郎か暴力野郎で占められていたかどうかは検証の必要がありますが、少なくとも私は電車の中でこのような雑誌を読むことは(網棚の上にタダで乗っていても)絶対にありませんでした。

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セクハラ親父や電車内の痴漢が訴えられることは至極真っ当なことで、積極的にやるべきことですが、女性による男性への性加害者を「奔放な女性」として野放しにしておくことは平等ではありません。
2018年の現在、性暴力被害の撲滅を訴える社民党の福島瑞穂議員やなんとか民主党の柚木議員は、この漫画のような女性による男性性被害者の救済にも努力すべきだと思います。

(本文と写真は関係ありません)

posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(53) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
乾坤一擲、一番槍。

不倫教師エリーは、甲府の元教師が、打ち首にしたり。
Posted by 百足衆 at 2018年07月03日 05:24
楠田枝里子は、http://seesaawiki.jp/w/ebatan3/d/%A5%A8%A5%EA%A5%A2%A5%B9こちらの方が似ているのです。です、
闘士ゴーディアンの敵です。
名前もエリアスとエリがつくのです。
Posted by デハ at 2018年07月03日 06:25
日本、本当に惜しかった!
ベルギー相手にあそこまで夢を見させてくれて、
ありがとう西野ジャパン!
Posted by ラー at 2018年07月03日 06:45
おはようございます。

今夜、大網白里に帰ります。流山での生活は、妻もいなければ、仕事にも行かない、母親がいるだけ(兄との面会は短いものでした)、という、学生に戻って夏休みを過ごしているようでした。
まぁ、側からは、買い物に出かけるだけの私は、定年過ぎのおいちゃんか、若めに見ても中高年ニートにしか見えなかったことでしょう(苦笑)。

対ベルギー戦、疲れていたので見られませんでした。惜しい試合だったようですね。また、4年後を楽しみにしましょう。今大会につきましては、私は元々ベルギーを2番めに応援していましたので、我が国の分まで応援しようと思います。
Posted by GATTO at 2018年07月03日 08:44
曇天となつた、甲府市内の朝。
けふの「半分青い」半(永野演)は、仙吉(中村雅俊演)のフォークソングを聴く。

という、回でした。
サテGATTOさん。ベルギーを応援されていましたか。爺は、2点億点したところで、あと一踏張りを期待していましたが、身長3メートルの大男にヘデングゴールを決められたところで、万事休すと、思いました。
Posted by 百足衆 at 2018年07月03日 09:02
しかし、後半ロスタイムになってもぶつかっていく日本の気力。前試合の不評を覆すような攻撃。本田選手のフリーキックも惜しい。最後はカウンターアタック攻撃を食らい、グランドに選手達が崩れ落ちましたが、今大会で最も見ごたえのある名勝負と評する海外の報道も、あるそうです。

では爺も負けずに、昼食の予報を攻めて行きますゾ。
GATTOさんは流山ランチ。
デハサン達は冷しうどん。
ラーサンはラーメン。
シモンさんは仕出弁当。
田舎帝王さんはカレーライス。
燈台森さんはもり蕎麦。
藤原さん達はオーガニックチキンソテー。

と、予想。
Posted by 百足衆 at 2018年07月03日 09:29
百足衆先生、もちろん日本とベルギーとの試合は、我が国を応援していますよ。
今大会は、イタリアも中国もいないので、日本の次にベルギーを応援している、という意味です。そして、我が国が負けてしまった後は、自分にとってベルギーが一番になります。
とはいえ、自分の国が負けてしまった後は、盛り上がりにかけますね。さびしいものです。
Posted by GATTO at 2018年07月03日 09:42
どみゅーん びゅっ びゅっ
ふにゃぺらあ!

今朝のベルギー戦、
勝てると思いました。
2対1で勝てると思いました。

ですが、後半30分頃から、菅原君が見始めたらしく、急に日本軍の旗色が、

悪くなったのです。
悪くなりました。

そして悪い予感がそのままに、後半ロスタイムに見事なカウンター攻撃で、逆転負けを、

喫したのです。
喫茶なのです。

これというのも、疫病神菅原君が試合をテレビで観戦したから、なのです。
菅原君この、だらくそ!だらくそ!ぱげ!ぱげ!かわずやまの、試合直後のインタビュアー!

なあにが、「今のお気持ちを」だ、ぱげ!
「お疲れ様でした、感動しました」で、いいじゃないか!
菅原君と、インタビュアーは、国民のみなさんに、

謝罪せよ!はっ
謝罪せよ!はっ
謝罪せよ!はっ
謝罪せよ!はっ
謝罪せよ!はっ

はっ!!
Posted by 藤原 at 2018年07月03日 10:15
対戦相手が大英帝国でなくてよかった。今後は大英帝国を応援します。しかしその英国の国営放送局がイトウシオリ一味に乗っ取られ悲しい
Posted by デハ at 2018年07月03日 11:19
今日はもり蕎麦で早めのお昼でした

デハ殿、あれはウーマン村なんとか同様、やがてじきに忘れられる炎上芸人ですな
Posted by 燈台森 at 2018年07月03日 11:49
デハさん、私たち、予選Gグループの最終戦で、互いに自分の贔屓チームが負けることを願っていたわけですね。我が国とベルギー、対戦が早過ぎました。
Posted by GATTO at 2018年07月03日 11:58
今日は冷やしたぬきうどんでした。

日本、惜しかったですね。延長になったとしても勝てそうな感じではなかったので、劇的な幕切れでよかったと思います
Posted by 谷汲線デロ一形 at 2018年07月03日 14:40
シモン様はよほどこのマンガがお嫌いのようですね。

ヤンジャンに連載されたマンガの中では、緑山高校が突き抜けていて面白かったです。
この手の性欲を主題にしたマンガは苦手でした。
Posted by 無名X at 2018年07月03日 14:58
すみません、今日が、流山で過ごす最後の日で、冷蔵庫の中のものの整理でした。
Posted by GATTO at 2018年07月03日 15:17
麻婆豆腐弁当でしたが不味かったのでハンケーキで口直ししました
Posted by デハ at 2018年07月03日 15:26
山尾やSPEEDのメンバーこそ柚木や社民に叩かれるべきです‼
Posted by デハ at 2018年07月03日 15:27
オス空手部を読んでいました。ごめんなさい。
Posted by デハ at 2018年07月03日 15:32
百足衆さん

藤原さんと私はチキンのガーリックソテーでした。

藤原さん

藤原さんがリードした試合を見ると必ず追いつかれるか逆転負けするという不勝神話、記録更新中ですね。
Posted by 菅原 at 2018年07月03日 15:35
しかし、実際には散英社よりも山形の北書店の発行する週刊谷村新司の代表曲の方がより暴力的反社会的で性表現も激しかったはず。日曜日ー跳躍ー弾倉ー谷村の順に健全なはずです。私は出版社やジャンル内容問わず、少年誌青年誌なのに少女マンガの絵柄の作品が死ぬほど嫌いです。けんしんとかバスタードとかです‼気持ち悪くて吐き気がする。しかし同じ絵柄でもそれが女性誌なら不思議と嫌悪感がない。つまり少年誌青年誌を女性に乗っ取られた気分が許せなかった
Posted by デハ at 2018年07月03日 15:43
デハさん

やはり少年誌は男臭い絵柄が良いですよね。

学生時代は、藤原さんもシモンさんも私も他の皆も、日曜日では「男大空」跳躍では「北斗の拳」を愛読してました。

男大空の
「ニュートン力学など、りんごと一緒に捨ててしまえ!」
という台詞は、いまだに至言として院生に語り継いでいます。
Posted by 菅原 at 2018年07月03日 16:04
菅原君 この、
だらくそ!だらくそ!ぱげ!ぱげ!かわずやまの、台風七号!

なあにが、「藤原さんもシモンさんも私も他の皆も男大空」だ!

君の愛読書は、「ポーの一族」と「綿の国星」だろうが!

少女マンガめっちゃ買い込んでるやん!
そんなん買わへんやん普通!そんなん買える?

はんぱっ はんぱっ。
Posted by 藤原 at 2018年07月03日 16:41
菅原さん
そういえば菅原さん、シモン様、藤原さんの関係(年令)は竜児、剣崎、シナトラでしたね。しかしその暑苦しい車田先生はあの暑苦しい絵柄のまま少女誌にも連載していました。おどろきました‼
Posted by デハ at 2018年07月03日 16:56
それでは、皆さんは、このブログの2013年6月27日のテーマは大嫌いですね。私は、まだおじゃましておりませんでしたが、確かに話も進んでいなかったようです。
私は、結構好きでした。たまにエロいのをやってくれましたので。

http://biwero.seesaa.net/article/366286937.html
Posted by GATTO at 2018年07月03日 17:35
ちなみに、この時は、百足衆先生の微えろデビューだったのですね。私も、あと3年ちょっと早くデビューしていたら、この時の話に加われましたのに、残念でした。

また、この時真っ先に総帥さんが「エコエコはチラッと裸が出てきて・・・」と書いてらっしゃるのですが、彼だけでなく、当時高校生だった私も「おおっ!」てなりました。おそらく「海底の舞踏会」というお話を総帥さんもご覧になっていると思いますが、当時の自分にとっては本当にエロいものでしたね。
Posted by GATTO at 2018年07月03日 18:49
今日も玉子屋の仕出し弁当でした

GATTOさん

エコエコアザラクは、恐怖新聞や魔太郎が来る!同様に男性向けのオカルトホラーなので全然OKです。

少女漫画のホラーは、なんといっても楳図かずおです。
Posted by シモン at 2018年07月03日 18:49
シモンさん、こんばんは。

もちろん、存じておりますぞ。ただ、デハさんたちの話題に参加したかったもので、書かせていただきました。

本物の少女マンガは、かなり小さい頃、姉の「フレンド」や「マーガレット」を読ませてもらったことがありますが、ホラーもの(当時はこんな言葉は知りませんでしたが)の怖さ、不気味さは、少年マンガ(主に水木しげるさん)の比ではなかったと思いました。
Posted by GATTO at 2018年07月03日 19:08
日の落ちた、甲府市内のタベ。
明日からは雨と、云ふ。用心、用心。

サテ恒例の、戦果発表。80%の、高率と、なりました。ベルギー相手に、2点のビハインドを達成したような、気分。佳い佳い。だが油断は、大敵ですナ。明日からの備えは、万全に。

サテGATTOさん。このホームページ創成期の頃の記事をご紹介、ありがとう。爺も、なかなか建設的な意見を提示していますナ。
まだ、爺の最大の貢献である、朝の連続テレビ小説の解説や、昼食予報の無い時代の投稿を回顧して、爺もこの年齢になっても、日々着実に、進化したナ、と感慨深いものが、有ります。
Posted by 百足衆 at 2018年07月03日 19:11
管理人さんは、このマンガもお嫌いのようですが、NHKのアナウンサーも苦手のようですね。
Posted by 通りすがり at 2018年07月03日 21:50
昨日のお昼は回転寿司でした
医者から海老と鮪を控えるように言われているので、100円以上のお皿が回っているお寿司屋さんに行ってもお財布に優しいです

Posted by 田舎帝王 at 2018年07月04日 00:55
こんばんは。お馴染みのお話の時間です。ただ、今回は、私のオリジナルではなく、元々原作があり、百足衆先生も私も(正確には、私たちをモデルにした人物)登場しません。
先に少し書きました「エコエコアザラク」の一つで、大半の方はもうお読みになったことと思いますが、まだご存じでない方のために最後まではネタバレしないようにしております。
ブラックな味わいの作品なので、夏の夜にあっていることと思います。お楽しみください。



「エコエコアザラク・海底の舞踏会」
原作:古賀新一、文:GATTO

「ひどい雨だわ」
ある夏の終わりの日、とある地方の駅に黒井ミサは降りたった。バス停もあるくらいだから、そんなに小さな駅ではなかった。しかし、昭和の時代に見ても、かなり古びた駅だ。
夏の終わりとはいえ、まだ日が暮れるには早い時間。だが、土砂降りの雨のため、あたり一面真っ暗だ。この雨は、これから起こる恐ろしい事件を暗示していたのかもしれない。もしかしたら、ミサの身を守るため、この先進めないような力が働いたのかもしれない。

しかし、ミサは先に進んだ。駅からタクシーを拾ったのだ。タクシーの運転手は、中年の男性。特に愛想が良いわけでもないが、中学生のミサに対しても子ども扱いせず、礼儀正しい男だ。
「白鳥(しらとり)学園まで、お願いします」
「踊るバレエの学校ですね?」
運転手がわざわざ「踊る」をつけて確認したのは、この近くにバレー・ボールの強豪校でも有ったのだろうか?

ミサを乗せたタクシーは、雨の中、海岸沿いの道を岬に向かい進んだ。
ミサが驚いたような声をあげた。
「あら、あんな岬に洋館が」
「あれが白鳥学園ですよ」
すぐ近くに来ていたのだ。

タクシーを降りたミサは、また声をあげた。
「うわー、立派な洋館だわ!」
そして「ごめんください」と中に入る。そして、また驚きの声
「あら、魚がたくさん」
中には、大きな水槽があり、たくさんの魚たちが泳いでいた。そして、彼女の背後から声がかかる。
「美しい」
「えっ?」
と驚くミサ。
彼女が振り返ると、そこには、王子様のようなハンサムな男性が。
彼は、魚の美しさについて語った。ミサがバレエ・スクールへの入学を希望していることを話しても、聞く耳を持たないように、語り続けた。最後には、ミサを無視して、水槽に見入るのだった。

舞台は変わり、バレエ・スクールの控え室。ミサを中心に女生徒たちが、ミサが会った男性について語り合った。彼が、バレエの先生であり、しかも、この学校の経営者であるという。財閥の令息ではあるが、魚に夢中な変人。ミサはあきれるのだった。

いよいよ、レッスンが始まった。
「イチ、二ッ!イチ、二ッ!」
先生の声が響く。そして、
「きみ!」
先生がミサを指した。
「たしか黒井さんといったね」
「は、はい」
ミサは緊張し、ぎこちない返事をした。
「私と踊るんだ」
「はい・・・・・」
ミサは更に緊張した。
しかし、ミサの肢体と、踊りそのものは立派だった。
「きみは素晴らしい」
「えっ?」
見つめ合う二人。
先生は、他の女生徒たちなど眼中にないように、いつまでもミサと踊るのだった。

レッスンも終わり、くつろぐ女生徒たち。一人がミサに声をかけた。
「谷中先生、とてもあなたのことがお気に入りのようね」
「あら、そうかしら?」
ミサはまんざらでもないようだ。
「だったら、うれしいんだけど。だって、あの先生、優しくて素敵なんだもの」
しかし、女生徒は続けた。
「いやだ。谷中先生には気をつけた方がいいわよ」
「まあ、それどういうこと?」
ミサは不思議がる。
そして、女生徒は恐るべきことを口にしたのだ。
「だって、あの先生の目にとまった生徒は、みんな行方不明になっているのよ」
「何ですって!?」
ミサは、恐怖と驚きの入り混じった声をあげた。

「でも、それは単なる偶然よ」
別の女生徒が、ミサを落ち着かせるように、話を続けた。あの先生は、女性にはまるで感心がなく、お見合いも断ってきたらしい。
「僕には、神秘的で、美しい踊りをいつも見せてくれる永遠の恋人がいるんだ」
というわけで、彼は女性と交際したことは一度もないという。女生徒たちは、ますます彼が正常とは思えない。最後に、彼女たちは、ミサに注意を呼びかけた。
「でも、黒井さん、今夜から学校の宿舎に泊まるんでしょう。とにかく、気をつけた方がいいわよ」

その夜、ミサは、谷中先生のことが気になり、なかなか寝付かれなかった。
「思えば、あの先生の目には不吉を感じるわ。どうやら、先生の過去に何か秘密があるわ」
そして、
「水晶球で探ってみよう。エコエコアザラク、エコエコザメラク・・・」
水晶球に現れたのは、一年前の夏の海の中、海流に揺れ、踊るように漂う女性の水死体と、それを見つめる谷中先生の姿だった。

水晶球を見つめるミサ、しかし、彼女の耳に海から爆音が聞こえてきた。
ブロロローブロロロー
谷中先生の乗るモーター・ボートのエンジン音だった。彼は、ウエット・スーツやアクアラングを身につけていた。
「まあ、先生だわ。こんな夜中にアクアラングをつけて・・・?よし、つけてみよう」
(ここで、ツッコミ入れたいこと、3つ)

ボロロロー
夜の海面を谷中先生の乗ったボートが進んで行く。しかし、彼は途中でボートを停めると、海に潜って行った。完全装備の谷中の後を、ミサは水着一枚で追って潜った。
(ここで、ツッコミ入れたいこと、2〜3)

ミサは思った。
(一体、どこまで行くつもりかしら?これでは、とても息が続きそうもないわ)
プアッ
呼吸のため、水面に上がる。そして、また潜る。しかし・・・
(しまった、見失なってしまったわ!)
ミサが水面に上がっていた間に、谷中先生の姿は見えなくなってしまったのだ。

(あら、あんなところに大きな穴が・・・)
ミサは、海底洞窟を見つけ、その中で入って行った(ここで、またツッコミ入れたいこと、2つ)。

海底洞窟の中を進むミサ。そして・・・
(あっ!)
そこには、谷中と踊る十数人の女性の姿が!しかも、彼女たちは、一糸まとわぬ全裸だったのだ!!
(みんな死体だわ!もしや、行方不明になった生徒では!?/ここで、更にツッコミ入れたいこと、2つ)
(なんて異様な情景!海流によって、死体は魚のように身をひるがえす!自在にくねる裸体は水中に色鮮やかに輝く!美しい!なんて美しい踊りかしら。そう、まるで幻想の世界だわ)
ミサは、海底の舞踏会に魅入るのだった。しかし・・・

「だ、誰だっ!?」
「はっ!」
ミサは、谷中に見つかってしまったのだ!
「きみは新入生だね!」
「あっ!」
谷中はミサの腕を捕らえた!!
「都合よく来てくれたよ!きみも水中で私と踊るんだよ!!」
谷中はミサの体を岩に押し付けた。
「は、放して!」
ミサは懇願したが、そんなことを聞く相手ではない。谷中は、ミサに顔を近づけた。
「いや、放さない。私は、空気を呼吸する女には魅力を感じないのだよ・・・昨年の夏、水中で、女の死体を見て、女性と本当の美しさを知ったのだよ。水中でくねる裸身、それは魚以上に素晴らしい」
谷中は、更に体を押し付け、顔を近づけるのだった。
「きみはもう数秒で息が続かない。うっふふふふ・・・・さあ、きみの美しい裸身を早く私に見せておくれ」
(ここで、またもや、ツッコミ入れたいこと、1つ)




・・・・・これ以上書くと、ご存じない方には、完全にネタバレになりますので、このへんにしておきます。まだ読んだことのない方で、関心を持たれましたら、ぜひコミックスをさがしてみてください。
ちょっとばかり「エコエコアザラク」の話をしたら、ついつい書きたくなってしまいました。総帥さん復帰を願って。
Posted by GATTO at 2018年07月04日 01:06
曇天となつた、甲府市内の夜明け。
けふの「半分青い」半(永野演)は漫画家を辞めたあと、何をするのでせうか。お愉しみに。

サテGATTOさん。楽しい小説、ありがとう。
爺はエコエコアザラシという漫画は、存じませんが、きっとこういう漫画を下敷きに書かれているのだろうナ、と想像の翼が大きく羽ばたきました。
Posted by 百足衆 at 2018年07月04日 05:11
おはようございます♪

今日は常磐線に乗って出張です。東京の美味しいラーメン楽しみです。

田舎帝王様、食べられるものが限られてくると大変ですね。早くご回復されますように。

GATTO様、いつもスリリングな小説を有難うございます。私はこんなに文章力ないんで、いつもGATTO様の文章に癒されます♪
Posted by ラー at 2018年07月04日 06:15
おはようございます。今日から、普通どうりの出勤です。

百足衆先生、ラーさん、メッセージありがとうございます。
今回は、オリジナルの作品ではなく、プロの漫画家の原作があります。その分、ストーリーはしっかりしていると思います。ネタバレ防止のために、最後の手前で止めておきましたが、まあ、逆にここで止めておいた方がもっと面白いのかもしれません。
好きなマンガですが、その分、ツッコミどころ(矛盾点)や不満点もたくさんあります。後で、それも書いてみたいと思います。
Posted by GATTO at 2018年07月04日 07:56
雨となつた、甲府市内の朝。
けふの「半分青い」半(永野演)は、秋風の元を去る。

という、回でした。
サテGATTOさん。
今日から平常運転、ちょうどワールド杯の熱気も一段落したところで、ベリーグッドタイミングですナ。
暑さで体を壊さないよう、日本の有為の人材として、頑張ってください。甲府市内からも、応援しておりますゾ。
Posted by 百足衆 at 2018年07月04日 08:47
曇天となつた、甲府市内の朝。

サテ恒例の、昼食予想。
GATTOさんは惣菜パン。
デハサン達は冷やし中華。
ラーサンはラーメン。
シモンさんは仕出し弁当。
田舎帝王さんは回転寿し。
燈台森さんはビーフカレー。
藤原さんたちはオーガニック冷麺。

と、予想。
Posted by 百足衆 at 2018年07月04日 09:48
微ゑろblogの黒井ミサこと、FYIおばさんです。

GATTOさま。私も小学生の頃、兄貴の持ってたサンデーコミックの単行本を勝手に読んでましたのでかなりストーリーには詳しいつもりなんですが、このストーリーは記憶にないわ・・・。

で、エロいシーンというと、「魔法の水着」の回とか「暗やみのボウリング」とか、際どい回がありましたね。でもこれとは違いますね。

ネタ元をご教示頂けると、スッキリします(無理にとは言いませんよ)
Posted by FYI at 2018年07月04日 10:57
百足衆先生、メッセージありがとうございます。復帰初日から、このジメジメした気候はたまりませんが、カーッと暑い(ほとんど熱いでも間違いではない感じです)日よりはまだマシかな。

そんなわけで、冷やし中華です。仕事の都合で早お昼です。
Posted by GATTO at 2018年07月04日 11:46
FYI さん、こんにちは。

私が文章化しましたのは、第108話の「海底の舞踏会」という作品です。1977年の夏の終わり頃発表されました。「エコエコアザラク」のコミックスは、これまで何度か出ていますので、どの巻に収録されているか、はっきり申し上げることはできません。しかし、ネットではかなり出回っていますので、根気よく探せば見つかると思います。

それにしても、こんなに喜んでいただけるとは思ってもいませんでした。私も本当にうれしいです。最後までネタバレしないで良かった!読まれましたら、ぜひ感想をお聞かせください。
Posted by GATTO at 2018年07月04日 11:59
大河ドラマ「西郷どん」久々の、大ヒットだわ。。「花燃ゆ」以来の、マイブーム。

愛かな、いいわ〜。愛してるのに、哀しい運命に翻弄される事を象徴して命名されたんのよね。
所詮は島妻、哀感が漂うわ。

そして前々回の、石橋お爺さんと口移しに水を飲むシーン。最高だったわ。きっと二人は生涯の親友になるのね。。

大久保利通さんもカッコよくて素敵。でも久光はバカな田舎物だから、スルーでお願い!
Posted by せご・・・萌ゆ at 2018年07月04日 12:09
FYI さん、たびたび失礼します。今、ネットで見つけたコミックスでは12巻に、その作品がありました。
Posted by GATTO at 2018年07月04日 12:19
Posted by GATTO at 2018年07月04日 12:22
百足衆さん

藤原さんと私は、ナスのパスタでした。
Posted by 菅原 at 2018年07月04日 13:03
今日は新橋のラーメン店「纏」で烏賊干し鶏白湯そばを頂きました♪
Posted by ラー at 2018年07月04日 13:24
GATTOさま。
良いサイトをご紹介いただきありがとうございます!

試し読みのページ、全部読んでしまいましたわ。懐かしい〜!
あまり上手くない絵柄が、かえって不気味さを際立たせていましたね。

作者の古賀新一さんは今年三月に亡くなりました・・・合掌。
Posted by FYI at 2018年07月04日 14:09
今日は親子丼でした
Posted by 谷汲線デロ一形 at 2018年07月04日 15:20
今日はそれほど暑くないので、コンビニおにぎり

紀州梅
おかか

でした。

エコエコアザラク、そのうちに記事にしてみます
Posted by シモン at 2018年07月04日 17:25
雨模様となつた、甲府市内のタベ。
サテ今日の昼食予報は、40%の的中率となつた。
まずまず、というところです。

サテエコエコアザラシ。それほど、有名な漫画とは、存じませんでした。人生、死ぬまで勉強と云うことですナ。
勉強を怠ると、立憲民主党や共産党に投票してしまう。そういった人達は、日本が嫌いな政党が、日本を食い物にしていることを知らないらしい。テレビは相変わらず辻元のインタビューを垂れ流し、これぞ正論んとばかりに、垂れ流す。

エコエコアザラシを読んで、爺もそういった人達の仲間入りしないよう、研鑽を重ねる積もりです。
Posted by 百足衆 at 2018年07月04日 19:39
ミックスフライ弁当でした。
シモン様、エコエコアザラクはすでに記事になっていて私はデンジマンの胸のマークの「エコ」を書きました。

それと、写真の問題ですが、不思議なのは、青チームと緑チームは全員男子、黄色チームは全員女子なのに、赤チームだけ男女混成なのはなぜですか?
Posted by デハ at 2018年07月04日 19:47
デハさん

そうでした、GATTOさんにリンクまで教えてもらいながら、すっかりぼけてました。認知症ですね。

デンジマンのエコマーク、何故ついてたんでしょうね?

あと、組によって男女の比率が異なるのは、それぞれ男組・女組・共学組に分かれていたんですよ。多分
Posted by シモン at 2018年07月04日 20:03
こんばんは〜 今日は、FYI さんと 黒井ミサ のおかげでノリまくっております GATTO です。

FYI さん、
絵が下手というよりも、いい加減な感じですね。この「海底の舞踏会」では、谷中のウエット・スーツが「軟式ヘルメット型潜水具」みたいだし、他の作品でも、野球のユニフォームのデザインがありえない感じです。どうも、あまり取材をしていないのかな・・・古賀さんは?
そんなわけで、この作品にも、いい加減なところ・ツッコミどころ(矛盾点)満載といった感じです。まあ、自分がこの作品を好きで、何度も読んでいるから、見つけちゃうのかもしれませんね。
この作品のツッコミどころの発表につきましては、FYI さんが読んでからにしましょうね。
絵は、あまり上手ではないかもしれませんが、ミサの顔は。この頃が一番可愛いと思います。古い作品では、ミサはかなり不気味な顔をしていましたし、後の作品では、劣化してきました。古賀さんにつきましては、やはりこの頃の絵が一番良かったように思います。

シモンさん、
楽しみにしております。2回やっても良いと思っております。

百足衆先生、面白いからぜひお読みください。おすすめいたします。
Posted by GATTO at 2018年07月04日 20:59
見事
本日も回転すしでした
Posted by 田舎帝王 at 2018年07月04日 21:22
今日は昼食抜きでした。

田舎帝王殿、アレルギーでも食べられる食品リストを病院からもらいました?
食に制限かかるのは辛いでしょうが、なるべく多くの食品を摂ってください
Posted by 燈台森 at 2018年07月04日 22:35
さしづめこのエリーは不倫大好き今井絵里子のさきがけですね。自民党の恥です。こんなのがいるから山尾に止めが刺せないのです。しかしこういうタレントを使わないと特に沖縄ではアカに勝てない。これがジレンマ。
山谷えり子先生は立派です。
Posted by デハ at 2018年07月05日 00:10
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