2018年07月15日

色恒常性

光の違いや影の有無の影響を排除して物体固有の色や明るさを見せようとする視覚の働きです。



「百聞は一見に如かず」という諺があります。
人間は、テキスト化された文章に対する認識は人それぞれ、千差万別であるけれど、視覚化された対象に対しては一つの共通認識を持つ・・・という考えから成り立つ諺です。

june28.jpg

しかし、人間の視覚に捉えられた対象物が、本当に(客観的に)真正なイメージかと言うと、それは全く違います。
表題のyoutubeの動画をご覧ください。
この図の中のAとBは、私達の目には「Aは暗く、Bは明るい」ものとして捉えられます。
しかし、動画の中で説明される通り、実はAもBも全く同じ明るさを持つ同色の灰色なのです。

人間の視覚というものは、目の網膜を通じて第一次視覚野という受容体に電気信号として伝達します。
この時点では、AもBも同一レベルの明るさを持つ信号として捉えられています。

しかし、ここで受け取った視覚情報が、意識に上っている過程で「変換」が掛けられます。
つまり、右奥の円柱が落とす影の影響を排除して、AとBそれぞれの固有の明るさ・色を見せようという働きが脳の中に存在し、変換されてから意識に到達するのです。

このように、光の違いや影の有無の影響を排除して、物体固有の明るさや色を見せようとする脳の働きを「色恒常性」と呼びます。
このことを知った上で、脳内で「AとBは同じ明るさなんだ」と一生懸命念じたところで、何度見ても両者を同じ明るさで捉えることはできません。逆に言えば、どんなに意識しても、光の入力信号を客観的に受け取る第一次視覚野には、意識からアクセスすることは出来ないのです。

第一次視覚野に限らず、人間は自分の体内に意識からはアクセスすることが出来ない動作がたくさんあります。
たとえば、「今日は消化の悪いものをたくさん食べたから」と言って、「たくさん出でよ、胃液!」と念じても胃液が出ていると認識できませんし、「お酒を飲みすぎた」からと言って、「肝臓、フル稼働してアルコールを分解せよ!」と念じても肝機能は容易に改善することはできないでしょう。

june24.jpg

このように、人は自分の意思で物の見方を変えるどころか、自分の肉体を制御することも困難なものです。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(23) | 心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一番槍を拾っておくか
Posted by 田舎帝王 at 2018年07月15日 05:02
おはようございます
Posted by GATTO at 2018年07月15日 05:02
スマホだとタイムラグで負けるな
Posted by 田舎帝王 at 2018年07月15日 05:03
残念でした。トイレに起きたので、狙ったのですが
Posted by GATTO at 2018年07月15日 05:04
百足衆様が現れません。

心配です。
Posted by ラー at 2018年07月15日 05:04
睡眠中に失われた水分を補給しましょう、みなさん

今回も脳神経科学のテーマですな。
「見ている」という事象にも、意識の下で「見えていない」情報(この場合はAとBが同じ明るさ)が、意識によって書き換えられている、という事例です
Posted by 燈台森 at 2018年07月15日 06:20
立憲民主党や朝日新聞、朝鮮人の眼には、自分たちに都合の悪いものはすべて安倍総理大臣のせいだと返還されるのに似てますね。
毎日新聞、中国人、国民民主党は、都合に応じてそうでないときもあるようですが。
Posted by デハ at 2018年07月15日 06:34
あと藤原さんも都合の悪いことは菅原さんのせいにして謝罪と自分への賠償を求める点で野党やマスごみと似ています。もし菅原さんがパワハラで訴えたら怖いです。
Posted by デハ at 2018年07月15日 06:37
デハさん

藤原さんは、愚かなマスコミをパロディ化しているだけで、本当はいい人です。

昼ごはん代を踏み倒しさえしなければ、ですが。
Posted by 菅原 at 2018年07月15日 07:50
菅原さんっていい奴ですね。藤原さん泣いている。
Posted by デハ at 2018年07月15日 08:33
子供の頃に、プールに入る前の歯のガチガチガチに神秘的なものを感じていました。
自分の意志では、とてもあのスピードで顎を動かせないからです。
太宰治の作品で、男には赤い色に見えているものが女には違う色に見えるのではないか?、というような記述があるのですが、作品名が思い出せない・・・・。
Posted by ヨット at 2018年07月15日 09:30
その昔、F1ドライバーのアイルトン・セナのアクセル・ワークが「セナ足」と呼ばれていましたが、そのガチガチに通じるところがありました。その動きがあまりに早過ぎて、普通なら動かせないレベルでした。一種の痙攣のようでした。
Posted by GATTO at 2018年07月15日 09:57
菅原君、この、
だらくそ!だらくそ!ぱげ!ぱげ!かわずやまの、ゲレーロ!

人聞きの悪いことを、言うな!
君の昼食代は、外貨預金による投資信託の基金として、こっそり積み立てて、いる!君の財産を少しでも増やし、老後の備えにしてあげよう言う親心だ!理解しているのか君は!

尚、利率の一部は、手数料として前払いで頂いている!万一為替変動により、元本割れをしても、ご了承ください。

がいかっ がいかっ。
Posted by 藤原 at 2018年07月15日 10:25
今日は餃子定食を食べました。
Posted by 谷汲線デロ一形 at 2018年07月15日 13:07
お財布を気に賭けれくれる親友を持って菅原さんは幸せ者ですね

もし、元本割れをしたら保証してあげてくださいね
Posted by 田舎帝王 at 2018年07月15日 17:02
百足衆様、昨日は登場されなかったですね。。

ひょっとして、一昨日のコメントでアクセス禁止にされた可能性もないでしょうか?心配です。。
Posted by ラー at 2018年07月16日 05:13
おはようございます。

ラーさん
いえ、特に百足衆さんをアク禁にはしていません。
熱中症の症状だったようなので心配です。

ヨットさん
うーん、ちょっと思い出せないですね。
ドレスの色の見え方が違う例はネットにありますね。
Posted by シモン at 2018年07月16日 07:35
今日も、甲府市の38度をはじめとして、全国的に猛暑になる見込みですね。

百足衆様による大河ドラマ「西郷どん」の解説がないのは残念です。
一回スペシャル番組を鋏んだので、昨日は禁門の変に向けての展開が図られる回だったはずですが、どなたかご視聴なさっていませんでしょうか?
百足衆様が戻られるまで、「半分、青い」の解説も読めません。
Posted by 無名X at 2018年07月16日 09:07
こんにちは。

百足衆先生が本当に心配です。と、同時に自分の心配もしないとね・・・本当にしんどいです。

今日は、幸い仕事が休みで、久しぶりに「半分、青い」を見ました。神社での、ヒロインの結婚式の回でしたが、見られたのは、なかなか良いタイミングだったかな。

そういえば、岐阜県が舞台でしたね。デロさんも見ているのかな?
Posted by GATTO at 2018年07月16日 13:13
今日の昼食は盛岡冷麺でした。

GATTOさん
暑いですね。朝ドラは、最初は面白かったんですが最近は見ていません。
Posted by 谷汲線デロ一形 at 2018年07月16日 14:33
今日はつけ麺でした♪

半分青いは、最近支離滅裂になって来たと取引先の人が言ってました。
私は見ていないので、百足衆様のレビュー頼りです。
Posted by ラー at 2018年07月16日 17:47
酷暑和らぐ、甲府市内のタベ。
昨日のセゴどん。セゴ(鈴木演)は、大久保一蔵が畳回しが出来るのを見て、二枚回しに挑戦する、チェスト。

という、回でした。
サテ皆さん。新管理人就任早々に熱中症で、ダウン。ご迷惑おかけしました。けふから、復帰します。GATTOさん、新庄屋を宜しく頼みますゾ。
Posted by 百足衆 at 2018年07月16日 19:38
夜となつた、甲府市内の夜。

サテラーサン。けふの「半分青い」半(永野演)は、涼ちゃん(森山演)と、結婚する。

という、回でした。きばれえ、チェスト。
Posted by 百足衆 at 2018年07月16日 20:26
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