2020年01月11日

ソースポット

カレーやステーキソースを入れる容器です。

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以前は1月15日に固定されていた成人の日の祝日が、2000年に制定された「ハッピーマンデー制度」により、今年は1月13日になりました。そのため、今日から3連休という人も多いことと思います。

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このblogも、カレーライスの道具にまつわる記事を3連続で書いてきましたが、今日はその最後、「ソースポット」を書いてみたいと思います。
そもそもこの道具のことを知っていても、名称を知っている人は少ないのではないのでしょうか。通勤電車でいつも同じ車両の同じドア付近に載るけども、何処の誰なのか名前も知らない人のような存在にたとえられるかもしれません。

前々回のライス型、前回のステンレスカレー皿同様、このソースポットも、アッパーミドル以上の階級の家庭には存在しても、そうでない一般庶民の家庭には常備されていない道具ではないかと思われます。何故なら、家庭でカレーライスを作る時は、別段お洒落して雰囲気を味わう必要もなく、また食器洗いも楽なので、通常「ライスを盛った皿に直接鍋からおたまで掛ける」からです。会社の社食でも、大勢の従業員相手にわざわざカレーポットにカレーを入れて供するなどという事はしません。それで事足りるからです。

では何故、レストランや洋食屋では、このポットに入れて客の待つテーブルに差し出す、などといった面倒なことをするのでしょうか。
それは「直接ライスにぶっかける」という丼物とは一線を画した高級感を演出しようとするからに他なりません。

「かけうどん」は、「ぶっかけうどん」の省略形の名称です。丼に入れた茹でうどんの上から、汁をぶっかけるからです。鰻丼にも、直接鰻の上から鰻のタレがぶっかけられています。それに対して、うどんをはじめ麺類には、麺と汁が分離された「つけ麺」という食べ物が存在し、鰻丼や天丼に対しては、飯を盛ったおひつが分離された鰻重や天重という食べ物が存在します。基本的に後者は、前者よりも「上品な食べ物」として認知されています。

では純粋に食べ物としてみた時、かけうどんとつけうどん、鰻丼と鰻重でどちらが美味でしょうか。それは前者です。何故ならそれは「温かい」からです。茹でたうどんが冷めないように汁をかけ、焼いた鰻が冷めないように温かいご飯の上に載せてタレをかけるのです。それに対して、後者はいわば「貴族の食べ物」です。江戸時代まで、日本の高位の人達は基本的に冷たいものばかり食べていたのです。
ソースポットも、わざわざカレーをライスと分離させて冷たい料理として提供することで、温かさを失う代わりに高貴な食べ物だとお客に錯覚させるための小道具に過ぎないのです。

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日本に来る中国人観光客が、日本の駅弁は美味しそうだけど冷めているので中国の飯の方が美味いと考えているそうです。基本的には火を通したものしか食べない中国人独特の感性とも言えますが、駅弁の保温の仕方にも、工夫の余地がありそうです。

(本文と写真は関係ありません)
posted by シモン at 05:00| 東京 ☀| Comment(26) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます
Posted by GATTO at 2020年01月11日 06:08
あれっ?百足衆先生、いらっしゃらないですか?
Posted by GATTO at 2020年01月11日 06:09
空が明るくなった、甲府市内の夜明け。

サテGATTOさん。佳い佳い。
爺はまだ老け込んでおらぬゆゑ、与えられた一番槍には、喰いつきませんゾ。
戦い、あるのみ。
Posted by 百足衆 at 2020年01月11日 07:14
たぶん、これは我が国のカレー屋の元祖、中村屋発祥だと思う。中村屋は和風でも洋風でも、一般的な印度料理とも違う「中村屋」のカレー。「印度式」と名乗るものの、印度料理店のものと日本風の中間的存在。
大きな鶏肉1個だけとろみのないカレーで軟らかく煮こまれる点は印度っぽいが、それがカレーポッドに入って、皿に盛られたふつうの飯とともに提供され、自分でぶっかけて食べる。薬味は福神漬けではなくラッキョウとインド風キムチのようなもの(このインド風ニンニク臭くないキムチは、アジャンタにもある)
 中村屋が始めたことが伝播するうちさらに日本風に変わっていったと推測しています。

なお新宿東口では、西武もカレーポットを使用しています。私が頼む特盛は、カレーポットが2基来ます。こちらはポークカレーで、ニンニク、ショウガが多く使われています。正直、家庭で作られるカレーの多くがポークカレーなのに対し、お店で食べるカレーやレトルト、コンビニなどのものはほとんどがブビーフかチキンで、印度料理店ではチキンとマトンがほとんどのため、美味しいポークカレーが食べられるという点では嬉しいお店です。
Posted by デハ at 2020年01月11日 07:23
ひじゃっ。

デハ様。詳しい解説を、ありがとうございます。

ひじゃ電撃隊、早目の発進です。

GATTO様は餃子定食。
デハ様はインドカレー。
デロ様はココイチカレー。
ラー様はラーメン。
シモン様は焼きそば。
燈台森様はハンバーグ。
藤原様はマグロの炙り。
菅原様は一口カツ。

ひじゃっ!
Posted by ひじゃ at 2020年01月11日 08:51
曇天となつた、甲府市内の午前。
けふの「スカーレット」スカ(戸田演)は、芸術は曝発だと喝破する。

という、回でした。
サテひじゃさん奇襲。迎撃隊、発進セヨ。
GATTOさんは冷蔵庫の残り物。
デハサンはステーキ。
デロサンはライスカレー。
ラーメンはラーサン。
シモンさんはレバニラ炒め。
燈台森さんは鯛飯。
藤原さんは鍋焼きうどん。
菅原君はナポリタン。

と、予報。
Posted by 百足衆 at 2020年01月11日 09:55
カオパット(タイのカレー麺)でした。
Posted by デハ at 2020年01月11日 13:01
こんにちは。

今日のお昼は、コンビニのパンでした。行った場所に車が停められず、コンビニの駐車場を使わせてもらったものですから。
Posted by GATTO at 2020年01月11日 13:25
富士宮焼きそばを食べました
Posted by シモン at 2020年01月11日 13:38
今年最初のCoCo壱番屋のカツカレーでした。
Posted by 谷汲線デロ一形 at 2020年01月11日 17:40
ひじゃさん 百足衆さん

今日はカルボナーラのスパゲティを食べました。
Posted by 菅原 at 2020年01月11日 17:45
価格3ケタのカレーを食べていると、なかなか巡り合わない物のようです。
Posted by ヨット at 2020年01月11日 19:36
ヨットさん

そうですね。私も普段は3桁です。
正月に高校時代の同級生と昼食した時は1,500円ぐらいのカレーでした。例外的ですが
Posted by シモン at 2020年01月11日 19:58
夜となつた、甲府市内の夜。

サテけふの戦果発表。シモンさんの焼きそばを的中させ、デハサンのカレーうどんにかすったひじゃさんの、勝ちとなつた。

おめでとう、ひじゃさん。爺は教師として、嬉しい限りです。だが、明日は負けない。負けたまま天に召されるわけには、行きません。負けませんゾ。
Posted by 百足衆 at 2020年01月11日 20:19
空白む、甲府市内の夜明け。
けふの「5分でわかるスカーレット」スか(戸田演)の工房に新弟子(黒島演)がやって来た。

という、一週間でした。
サテヨットさん。年に3桁も、カレーを食べておられるのですかナ。爺とは、桁違いですナ。
Posted by 百足衆 at 2020年01月12日 06:31
私の近所のレストランでは、この容器を昼はカレー入れに、夜はテーブルでキャンドル入れとして使っていました。
Posted by とおりすがり at 2020年01月12日 07:14
曇天となつた、甲府市内の午前。

さてひじゃさん。爺は是から町内会の集まりがある為、昼食予報は、中止致します。

ひじゃさんが一人でやってくれても、宜しい。
Posted by 百足衆 at 2020年01月12日 10:35
ひじゃっ。

百足衆先生。
分かりました。

では、決戦は明日にお願いします。

ひじゃっ。
Posted by ひじゃ at 2020年01月12日 10:40
1.惑星Bから 追放された
この悔しさは忘れはしない
ネットを旅して目についた
微ゑろを必ず支配する
「菅原君!昼食の時が来た!」
(やれやれ・・。また踏み倒されるのか…)
私は数学者 宇宙帝王 藤原だ〜

2.誰にも負けない 頭脳があれば
 どんなことでも恐れはしない
 藤原詩歌の威力見せ
 京大征服企てる
「菅原君、さあ飯だ!」
「・・・・。」
私は大詩人 宇宙帝王 藤原だ〜

3.自分の理想と 目的持って
 強く生きてるそのはずなのに
 昼めし代をとられると
 身震いするほど腹が立つ
「我々の力のほどを見せてやれ!」
「はいはい・・・。」
私は 数学者 宇宙帝王 藤原だ〜
Posted by デハ at 2020年01月12日 16:24
イイイイ今だ 極めろ数学!
キョキヨキョ 京大生に見せつけろ!
(バド星人!)
二人の頭脳が一つになれば〜(エイエイエイ)
藤原詩歌奇跡の力 見せてやるんだこの技を〜
 踏み倒すぞ 今日も昼食代〜
食べる食べるウナギと牛肉〜
 藤原と菅原の
 藤原と菅原の
合体業だタタダ 生協へアタック!
Posted by デハ at 2020年01月12日 16:30
キラキラキラキラ上野介
キラキラキラキラ上野介
 遠い出雲からやってくる
ウナギを食べに飛んでくる
 他人の昼めし取り返す
 奇跡の詩人〜
いつもいつも 踏み倒される
哀れ菅原さん
 食べる食べる 際限なく
今日も藤原さん

藤原さんと菅原さん七度の飯が
生協を食いつぶす 定時パトロール

食べに来たぞ(お助け〜)
食べに来たぞ(お助け〜)
鮮やか 軽やか
藤原さん
(京大生協の歌)
Posted by デハ at 2020年01月12日 16:35
ババババババババド星の
昼飯強奪藤原さん
イケイケ先輩 藤原さん
耐えろ 後輩 菅原さん
お昼を食べる箸と端
パチッと火を噴く 大詩人
ゴーゴー数学ゴーゴー詩
名物 教授 京大院〜

(京大大学院の歌)
Posted by デハ at 2020年01月12日 16:39
デハさん、とても素晴らしい詩ですね!
Posted by GATTO at 2020年01月12日 17:11
デハさん

とても良い詩ですね。
Posted by 菅原 at 2020年01月12日 19:32
菅原さん
具体的にお願いします。
間違っている点があれば訂正します。
Posted by デハ at 2020年01月12日 19:50
デハ様、デハ様、

とても素晴らしい、藤原詩です。
とても素晴らしい、藤原詩人です。

デハ様に、藤原詩五段の認定証を、

授与させて、いただきます。
授与させて、いただくのです。

つきましては、再度のお願いになりますが、福島牛の霜降り肉を3年分、
贈って頂けると、助かります。助かるのです。

クール便で、お願いします。

ほげらっ ほげらっ。
Posted by 藤原 at 2020年01月12日 21:21
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